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2013年09月05日 イイね!

「大失敗」 の家族旅行(その②);レンタカーのマークX 250Gが、自分を窮地に陥れたのです・・・・(苦笑)



 (現在は「お友達限定記事」に移管済みの)前回ブログの続きです・・・・


 今回の家族旅行、何が「大失敗」 だったのかというと・・・・








 ご想像の通り、この車です。

 マークⅡ、もといマークX の標準グレード「250G」(OPのナビ付き)、昨年のマイチェン後のモデル(約9000km 走行)なのですが、その完成度とバリューの高さには日産党の自分もシャッポを脱ぎました・・・。






 メカ的には特別目新しさのない、2.5LのGRエンジン+アイシン6AT、シャシーもゼロクラ以来の10年選手なのですが、それだけに十分に熟成された感があり、パワートレーン系のスムーズネス(とくにアイドル振動の少なさ)、シュアなステアリングフィール、クセがなくてバランスが良く、雨の山道でも安心して飛ばせるハンドリングは、ちょっとした驚きでした。


 また自分の走り方くらいでは十分な印象のボディ剛性感で、なんでも昨年のマイチェンでは、

 http://response.jp/article/2012/11/26/185798.html

 http://response.jp/article/2012/09/15/181391.html

 などを読むに、通常の日本車のマイチェンではあり得ないボディのスポット溶接の追加まで行われたそうです。





 同じく、自分の走り方くらいでは十分な容量のブレーキ(かつ、停止寸前のマナーも良好)であり、タイヤサイズと銘柄のチョイス(DNA dB 215/60R16)も適切。その走行性能はお世辞抜きに「200万円台のクルマとは思えない」レベルだと感じました。これには本当におみそれしました・・・












 室内も、プラや布地の素材質感こそかつてのGX81 あたりには及びませんが、全体のデザインやメッキパーツ、木目調パネルの使い方の巧みさにより、少なくともパッと見には、これまたとても200万円台のクルマとは思えないレベルのものでした。





 現車はオプションのベージュ内装だった事もあり(とはいっても、250G でこの内装色を選べるのは白か銀だけという寂しさですが・・・)、広く明るい雰囲気で、フロントシート(パワー式)の座面サイズや座り心地もまずまず。またリヤシートには手動ながらリクライニング機構も付き、妻子とも「広いね~」「楽ちんだね~」を連発しておりました。






 エクステリアデザインは人それぞれの好みがありましょうが、昨年のマイチェンは

 http://www.carsensor.net/contents/testdrive/_20646.html

 によれば、ボンネットやフェンダーを変えることなく、ライトユニットとバンパー/グリルの変更のみで大きく印象を変えるのに成功しており、このあたりも流石にトヨタらしい秀逸さです。




 ・・・あまりホメ過ぎるとmeganet らしくないので(苦笑)、気になった点をいくつか。





① Aピラーは太く傾斜が強いため、自分のドラポジでは右コーナーでの視界がいまいちでした。

② エンジンノイズの遮断は秀逸ですが、遮音材にグレード間格差があるのでしょう、ロードノイズの遮断はそれほどでもありませんでした。
 でもこれは、購入後にアンダーコートの追加塗布やオトナシートの貼付などのDIYを行う楽しみがあるという事でもあります(笑)。

③ ダンパーも、コスト要件のためか微小振動の吸収性が今一歩のように思われました。
 ただし、そういうのが気になる人は「Frequency Adaptive Damping ショックアブソーバー」付きの上級グレード「プレミアム」を買えばいいし、DIY 好きな人はアフターパーツで改良すればいいだけの話で、普通に飛ばす分には十分な仕事をしてくれます。

④ ジグザグ式のシフトゲートは(慣れのせいもあるかもしれないが)やや使いにくい。



 ・・・という事で、上記のうち②, ③ は、最初から上級グレードを買うor 購入後に弄ることで解決できるレベルですし、とにかく「200万円台」のクルマでこれほど完成度の高いものはなかなかないと思います。


 

 
 250Gは約270万。これにOPのナビ(43~50万)その他を付け、そこから値引いて車両価格300万、という価格設定なのでしょうね・・・。




 いや~、meganet も意外なほどの大絶賛ですが、いちばんの問題はこのクルマに乗った後の家族の反応・・・・



 「ベンツアウディじゃなくてもいいから、狭苦しくてエアコンの効かないメガーヌや家族が乗れない金食い虫のレパードなんか売り払って、せめてこのクルマくらい快適なのを買ってよ!!」「このクルマいくら? 270万? メガーヌより安いじゃないの!?」


 「・・・・・・・確かに快適だけど、あんまりスムーズに楽ちんに走るから面白みがないし(言い訳)、普段の街乗りや子供の送迎にはこのクルマはちょっと大きすぎるよ。税金だって2.5L だと高くなるし・・・・」


 「アンタは何の役にも立ってないレパードに、毎年高い税金払ってるじゃない!!」


 「・・・・・ひでぶ~。。。」


 
 実にごもっともな意見だけに、もはやぐうの音も出ません・・・・



 ・・・とりあえず今後は、長距離旅行の際にはなるべくこのクラスのレンタカーを使おうよ・・・・という事で、何とか家族をなだめすかせたつもりですが・・・・


 「ア~ッ、マークX を選んだのは大失敗だった!! 世の中にはバリューが高く、もっと快適なクルマがあることを知られてしまった。。。。。」



 ・・・・という訳なんです(汗)。



 日産党の自分が言うのも何ですが、このマークXは実にバリューが高く、そしてトヨタのエンジニアリングの良心すら感じさせるクルマでした。300万円以内で何がおススメかと問われれば、今のところ自分のイチオシですね。






 ・・・・でも、これだけ誉めあげておいて言うのも何ですが、大の日産党であることを差し置いても、自分はどうしてもこのクルマを所有するという気になりません。

 
 何故なら・・・








 この「筋肉脳」 的キャッチフレーズのクサ過ぎる世界観を共有する気にならないからです。。。。



 だいたい「走り続けるオレたち」 とか、「深く研究・考察しているブ●グ」 とか、そういう表現って、自分から言うようなもんじゃないだろうって思います。

 「走り続ける=常にadvance している」 かどうか、「研究・考察内容が深い」 かどうかは、他人が評価してナンボのものですからね・・・


 自分で自分の事を「オレは休むことなく走り続けてきた」 なんて公言するヒトは(主に団●世代を中心に)自分の周囲にも複数いらっしゃいましたが、そういう御仁はえてして独善的・独裁的・攻撃的・非内省的ではた迷惑な事が多かったように思います。


 クルマはオーナーの美意識や自己表現に繋がると考える自分としては、折角のイイ車も、こういう男根主義的・独善的広告はかえってイメージダウンにしかならないと感じますね・・・・




 それに加えて、「オレたち」ってフレーズ、われわれの世代では・・・・







 どうしてもこれが頭をよぎってしまいます・・・・


 これがまだ「オレ・タチ」なら・・・・






 カッコイイとも思えるんですけどね。。。




 誤解なきよう申し添えますと、自分は決してマークX を愚弄しているのではありません。


 いやむしろ、マークX から感じられる、厳しいコスト制約の中でエンジニアや製造者が最善を尽くし、安価で良質な製品を提供しようとしたその姿勢に共感するからこそ、電痛あたりの下らんマーケティング屋がそれを「筋肉脳の直線番長ドヤ顔グルマ」のようなイメージで売りつけようとするのはナンセンスだと言いたいのです。






 少なくともこのマークX 250G は、「美しき正統」マークⅡの後継者たるに相応しい、万人向けのするイイ車だと思えました。


 そろそろトヨタも「痛い奴ら」と距離を置いて、地に足が付いた正統派のマーケティングを目指すべきだと思うんですけどね・・・。




 ・・・・って、思いっきりトヨタを応援してどうするんだ俺は(苦笑)。



 ・・・・日産もちっとは頑張らんかい!!





 ではでは。



Posted at 2013/09/05 01:29:08 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年05月17日 イイね!

希望ナンバー付き代車!?(笑)






 今回スプレンダー様のご好意でお借りした、先代ライフターボの、多分上級バージョン。


 my F31の代車という事で、希望ナンバーを用意して下さったのでしょうか!?(笑)。



 ・・・冗談はさておき、このライフターボ、小生が今まで代車で乗った軽自動車(モコ、オッティ、ステラ、先代ワゴンR、サンバーバン) の中で、一番速く、快適で、重厚感のある走りっぷりでした。型落ち、7万km以上走行の軽の中古車としては十分以上の走りで、日本の軽自動車のレベルの高さを再認識しました。






 内装の質感もまあまあ高く、オーディオの音質も、なんと my F31 よりずっと上です(笑)。

 フルオートエアコンの制御も良好、4ATもむしろ最近のCVTより秀逸なデキです。



 徳大寺風にいえば、「こいつはちょっと欲しくなるクルマだ。」 といった感じでしょうか。

 検索してみたのですが、この型のライフは「軽自動車のセルシオ」 という人もいるくらいの、ちょっとしたクルマだったようです。


 現行モデルやNシリーズは高級感やエンジン騒音・CVT制御など、かえって劣る部分もあるとの辛口の意見さえみられました。



 ただし、この個体だけの問題や経年変化なのか、それとも元々の特性なのか、電動ステアリングのフィールにやや不自然さがありました。


 そこが個体差、あるいは慣れの問題でクリアできるなら、走行性能のよい軽の中古が欲しいという方にはおすすめだと思います。

*追記;パワステの不具合は、この型のライフではよくみられる症状だそうです。URL貼り付けが何故かうまくできないので「ライフ(JB5)セルフセンタリング不具合でクレーム修理」 のキーワードで検索してみて下さい。

 


 自分は福野氏と同じく、インテリ化した後のホンダとホンダ車には何の思い入れもない人間なので、かえって趣味的な気がねがなく道具として使い倒せるような気がして、ちょっと気に入ってしまいましたよ、このクルマ・・・




 ・・・でもやっぱり、早く my F31 と再会したいですね(笑)。




 ではでは。



Posted at 2013/05/17 05:28:42 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年04月20日 イイね!

いすゞファンにとって忘れられない人と、「あの瞬間」を記録した少年の名は・・・







 いすゞファンとしては、ベレットを中心とするモータースポーツでの活躍も忘れる事はできません。


 それとともに、「ミスターいすゞ」の浅岡氏を筆頭に、初期に活躍したスイッシャー氏や中島氏、またベレット遣いのミッキー・カーチス氏や高野氏、後期に活躍した米村氏や米山氏など、様々な名前が思い出されます。



 そして、第3回日本GPで、富士の30度バンクの事故で早逝した永井賢一氏も・・・



 トリップスやバンディーニやギュンティやヴィルヌーヴの名前を知らないティフォシがいないであろうように、氏の名前は、いすゞファンとして忘れる事はできません。






 永井氏は第1回日本GPからVWでレースに出場し、以後も各地のレースやジムカーナにベレットで出場しながら徐々に頭角を現したドライバーです。





 戦績を見ても完走率は高く、決して無茶をすることのない走りだったのだろうと思われます。






 そして、第3回日本GPの1ケ月前に開催された「ゴールデンビーチトロフィーレース(船橋)」 では、見事、初優勝を飾っていました。






 運命の日本GP でも、予選4位とフロントロウの一角を占めていました。

 それだけに、このレースに期するところも大きかったものと思われます。












 117クーペのプロトタイプが表紙を飾るCG誌の1966年6月号には、永井氏の初優勝と事故死の両者がリポートされています・・・


 あの事故自体、富士の突風に煽られて・・・というものだっただけに、氏の無念を想うと、かえすがえすも残念でなりません。






 ・・・ところで、日本GPの特集が掲載されたCG誌の1966年7月号には、あの事故の瞬間を捉えた写真が掲載されていました。


 あえて事故写真そのものは紹介しませんが・・・






 撮影者は(多分)、有名なあの方だったようです。

 wiki によると、由良氏は1951年8月生まれとのことですから、当時15歳。



 いちレースファンであった15歳の由良少年、どんな気持ちでこのシーンを見つめていたのでしょうか・・・






 * 今回も 「イイね!」 はなしでお願い申し上げます・・・・



Posted at 2013/04/20 08:10:00 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年04月19日 イイね!

謎解きは44号のあとで・・・(おむすびテールのベレGを調査せよ! 中間報告)







 予告通りいろいろと借りてきました♪。


 でも、まずは・・・






 御大、おめでとうございます!!




 ・・・さて、例のベレGなのですが、








 1963年秋の東モに参考出品された「1500GT」、すでに後の1965年式に類似したディティール(丸目2灯+内側フォグ、四角いテールランプ)を有していたことがわかります。






 不思議なのは、1964年5月号のCG誌に掲載された1600GTの発表記事。

 外観写真はこの1枚のみで、リヤビューの写真は未掲載ですし、フロントグリルは・・・







 現存車の写真と見比べると、縦桟の有無など微妙に異なるようです。



 そしてもっと変なのは、1600GTは1964年4月6日に「発表」、28日に発売されたというのが「定説」ですが、この記事を読むと・・・





 「言明した」 とあります。

 すなわち、実車を展示しての公式発表会ではなかった可能性が大きいですね・・・



 それでも、第2回の日本GPで1600GTが好成績を収めていれば実車写真も数多く残ったのでしょうが、結果は・・・





 こうでしたからね・・・



 残るは、頼みの綱の「いすゞ技報」 なのですが・・・





 肝心の記事がありそうな「44号」、図書館にはありませんでした・・・(泣)。



 
 ・・・という事で、いまのところベレGの最初期型をめぐるミステリーについては、「謎解きは44号のあとで」 という事になりそうです(汗)。




 どなたか、44号の内容をご存じの方はおられませんでしょうか?





 追伸;ベレG「言明」記事の前のページには・・・





 あのライバル車や・・・
 




 こんな車の紹介もありました。


 とくに後者の写真は、なかなか貴重でしょうね・・・・




 
 ではでは。


Posted at 2013/04/19 00:46:36 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年04月18日 イイね!

ベレット小話・・・



 予告していた、おむすびテールのベレG についてですが、数日中に up しようと思います。


 景気づけに小話を2つほど・・・








 昔は、のどかな時代だったんですね。










 有名な写真家/レースドライバーの早崎 治氏が、出たてのベレットでジムカーナに出場。

 で、この後・・・





 思いっきり横転したようです。



 しかし早崎氏って、たしかこの直近の第2回日本GPでも・・・





 ミニで思いっきり横転したような・・・



 この時代のクルマ/タイヤ、無理は禁物ですね・・・・





 ではでは。



Posted at 2013/04/18 06:39:01 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ

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