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2013年04月16日 イイね!

緊急指令! おむすびテールのベレGを調査せよ!(予告編)




 またまた新たな宿題が・・・



 先日の夜勤業務の際の話です。






 宿直室には、わたしが寄贈した●ロ本が置いてあります(爆!)

 まあ、これで興奮するのが職場に何人いるのか分かりませんが・・・(苦笑)


 昨年出版のこの雑誌、もとはといえば、かしいかえんのイベントレポートにみん友さんの某氏が写っているので、話のネタに買っておいたもの。






 で、この号には、きわめて貴重な最初期型のベレGが掲載されていました。






 ただしこの素晴らしい個体、突っ込みどころはきわめて満載なのですが、記事の掘り下げとリサーチがやや甘いように感じられ(失礼)、しばらく忘却しておりました・・・



 そんな小生のハートに火をつけたのは、








 この写真を見てから・・・








 この本によると、ベレGは1963年10月の東モに「1500GT」 として参考出品、翌1964年4月6日に「1600GT」 に排気量アップのうえ発表、4月28日に発売開始されるのですが、上記のレース写真を見ると、少なくとも翌5月2日の第2回日本グランプリの出場車はセダンのおむすびテールランプを用いていたようです。






 この動画でも、1分21秒頃の映像にちらっと写っています・・・

 またフロントグリルのデザインも1500GT→1600GTでは異なるようで、さらに発売後わずか5か月後の1964年9月には・・・






 いわゆる「1965年型」 にマイチェンされています(写真は wiki より転載)。




 このあたりの流れ、隠れいすゞファンとしては調査しなければ・・・


 で、今回は当時のCG誌に加え・・・






 こんな技報も某図書館に在庫しているようなので、該当しそうな号も予約手配しました。



 数日後には調査結果を up したいと思います。乞うご期待!





 ではでは。


Posted at 2013/04/16 06:18:29 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年04月11日 イイね!

隠れいすゞファンとして、忘れられないクルマ・・・




 このところずっと、1960~70年代の古書籍からの引用記事が続いておりました。


 これは大変勉強になるのですが、やはり何かこう、息苦しい気分になる事もあります・・・



 という訳で、今日は一気に新しく・・・








 このクルマの話で(爆!)


 いすゞが、あの名車117クーペの後継車として発表したこのクルマ、残念ながら117 ほどの人気車にはなれませんでしたが、私はかなり好きなクルマです。



 このクルマについては、みん友の44loveさんの過去愛車でもあり、またチョーレル様のカタログ解説記事

 https://minkara.carview.co.jp/userid/232669/blog/23447305/

 や、オーナーの方のHP

 http://www.sabitori.com/jreast/yearbook.html


 などに詳しいので、私が口を差し挟むほどの事もありませんが・・・








 この初期型の、革を貼りこんだようなインパネの質感、そして上品な内装色が凄く良かったですね・・・






 またシートバックの薄さが、スペースユーティリティに貢献しています。

 マイオピニオンとして、シート座面はなるべく厚く、シートバックは(座り心地と衝突安全性を確保する範囲内で)可能な限り薄くあるべし、なのですが、流石ジウジアーロ・デザインですね!



 ・・・残念ながら、マイチェンの度にこの美点は失われていきましたが・・・



 初期型ピアッツァの内装として注目されるサテライトスイッチやデジパネですが、私としてはこれらのテクノ感より、上質な室内空間演出の方に、よりそそられます。






 またATも、当時の日産がロックアップすら付かない3ATの時代、アイシンから提供された4ATを装備し、DOHC エンジンも搭載・・・となれば、このクルマの成功を疑う者など、当時は誰もいなかったものですが・・・




 しかし1980年代のニホン自動車業界というのは恐ろしいところでして、たった数年でターボ→ツインカム6気筒→ ツインカム24バルブ/ツインカムターボ/V6ターボ→ツインカム24バルブターボ・・・といったパワー&スペック狂騒が席巻し、2バルブのG型エンジン&リヤ固定軸のピアッツァはあっという間に地味な存在に・・・


 エンジン換装、マイチェンなどで必死のテコ入れを図るも奏効せず、1990年代はじめに消えていきました。




 でピアッツァ、私の永遠の憧れは前期XEなのですが、完成度・耐久性・防錆性などかなり厳しいそうで、今の時代に乗ろうと思えば最終型のHBLがいいんでしょうが・・・



 前期のヨーロピアンでシンプルなオリジナリティの高さか、後期の完成度かで悩むところは・・・






 われらが C31 にも、相通ずるものがあります(笑)。



 私の理想形は、前期XEと後期HBLを2コイチにして、XEの内外装、HBLの車体&メカをもったシルバーの1台をこしらえるというものですが・・・スーパーカーをレストアするより、今となっては大変かもしれません(苦笑)。









 ではでは。


 
Posted at 2013/04/11 00:17:15 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年04月02日 イイね!

往年のJapanese VIP(?) cars その⑤;3台100万・・・







 この伝説のフェラーリ特集号!!

 しかし、フェラーリの記事をろくすっぽ読まずに・・・






 このクルマの方に目が行ってしまうのは、何故なんでしょうか・・・(苦笑)



 ベレルについては既にネット上でも、

 wikipedia ; http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%99%E3%82%9E%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AC%E3%83%AB

 webCG; http://www.webcg.net/WEBCG/essays/e0000017403.html


 また、みん友のnanbu 様も、

 https://minkara.carview.co.jp/userid/949539/blog/24658189/

 にまとめられているなど、情報量は比較的多いクルマです。



 さてこのクルマでよく指摘されるのが、「前ドア窓が後ドア窓よりはるかに小さいアンバランスさ」、そして「初期型のつくりの悪さ」 ですね。


 前者については、発売される前からすでに・・・








 かの古典的名著「マイ・カー -よい車わるい車を見破る法- 」 に、既に指摘されています。

 






 インテリアも、この粗い写真を見ただけでも高級車らしさに乏しい・・・そう、トラックみたいな(苦笑)内装です・・・






 よく見かける、雨漏り云々という情報がどこから流布されたものかはよく知りませんが、工作精度・品質管理がかなり悪かったことだけは、よくわかります・・・



 デザインの煮詰め不足、初期モデルの悪評、またライバル車が1962年に一斉にFMC(クラウン、グロリア)、大規模MC(セド)を行った結果、丸2灯ランプのベレルが急速に古びて見えるようになった事などもあり・・・





 ベレルはあっという間に不人気車に。





 途中でスペシャルDXやディーゼル車種の追加、マイチェンなどのテコ入れをはかるも、焼け石に水・・・のまま、その生涯を終える事となりました。








 よく見る 「3台100万」のネタ元は、この本だろうと思います・・・


 しかし紹介記事で、これほどまでに「お粗末」 という言葉が頻発するクルマ、小生は他に知りません。



 ・・・おそ松くんならずとも、思わず 「シェー!」 と叫びたくなります(爆!)。









 例えば同月のCG誌で紹介されていた、みん友のyamada25tm2 様のお父上の愛車でもあったというフォード・ゾディアックあたりとは、比較にもならないクルマだったでしょうね・・・



 という事で、あまり良い評判のないベレルではありますが、小生は根っからのマイナー車好きなものですから、大好きです!!(爆)



 なお下記URLにベレルが大活躍する動画が掲載されていますので、興味のある方はご覧下さいませ♪





 ではでは。





 追伸;




 東モの紹介記事。

 ベレルに「エクスプレス」というバンがあったのは知っておりますが、現存する個体はあるのでしょうか? 

 またこの記事には、「伊藤忠でもエステート・ワゴンを改造して売っていた」とのくだりがありますが、どのような形だったのでしょうか?


 ご存じの方がおられましたら、ご教唆頂ければ幸いです・・・


Posted at 2013/04/02 06:55:40 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年03月31日 イイね!

往年のJapanese VIP cars その④;デボネア(量産試作車?極初期型?)







 新しい仕込みも終わっておりますが、以前の予告記事すらまだ終わっていないうえ、新しい発見に基づいて過去記事を修正したりと、なかなか思うようにははかどりません。。。

 まあ、ぼちぼち頑張って続けていきます。



 今日は・・・





 この本から・・・






 そう、あのデボネアのインプレ記事です♪

 個人的にデボネア、とくに最初期型の丸三菱マーク付きは、小生の中でツチノコ並みの幻の存在です。

 
 小学生の時から(笑)気をつけて廃車体などをチェックしているのですが、残念ながら実車にお目にかかった事がありません・・・



 以前に拙ブログ

 https://minkara.carview.co.jp/userid/549571/blog/24535801/

 に記したように、デボネアは当初・・・






 縦4灯ライトとしてデザインされていたものを、最終段階で急遽横4灯式にデザイン変更されたり・・・








 最初期型のみ白ハンドル仕様が存在した事などは、ここに常連のディープな方々であれば既にご存じかと思います。

 最初期型の内装って、こんなんだったんですね・・・




 が、上記のインプレ記事のため使用された、量産試作車もしくは極初期型・・・





 を、例えば、同じく初期型のこの写真





 と見比べると・・・

 そう、ホイールキャップが違います!!






 ちなみに、1963年の東モに参考出品されていた予告モデルも、明るいボディカラーのせいで分かりにくいかもしれませんが、ボディ同色仕上げのホイールキャップだったようです。


 かの小林彰太郎氏も、このホイールキャップについて「斬新な感覚」と褒めております♪


 
 ・・・が、肝心の走りっぷりについては・・・





 など、残念ながらあまり高い評価が当時から与えられていなかったようですね・・・



 しかし今回、デボネアに関する先達のHP (下記URLご参照下さい) を見直すと、すでにホイールキャップの件はチェック済みであった模様・・・


 いやはや、流石ですね・・・




 ではでは。



Posted at 2013/03/31 09:02:30 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ
2013年03月28日 イイね!

いよいよ「アルファ」 登場か!?




 アルファロメオを紹介すると見せかけて、実は国産車ネタに持ち込むという必殺プレイ(笑)

 
 今度こそ、「アルファ」 が登場しますよお客さん!!






 ・・という事で、この雑誌から(アレ?) 紹介するのは・・・






 「 アルファー1500 スポーツ クーペ 」 ♪

 この車、かの太田祐一氏のアルファーモータースが、オースチンA50 のシャシーを改造して製作したカスタムカーです。


 あるいは、日産からの要求により作られた試作車の一種だったのかもしれません・・・


 デザイン的にはやや生硬な感じですが、工作精度や木目を使用したインパネの質感などは高かったようです。



 しかしwiki によれば(下記URL参照)、太田氏はこのクルマを発表して間もなく、1962年にアルファーモータースを閉鎖、日産自動車に入社し、試作部付として1967年までプロトタイプの設計・試作・レース出場車の軽量化やチューニングを担当した後、晩年は伊豆に隠棲して仏像彫刻に没頭し、1998年に逝去された、と書かれています。



 このクルマがどのようないきさつで作られ、そしてどうなったのか・・・


 謎の多い車ですね。




 ではでは。

 

Posted at 2013/03/28 12:24:41 | その他のクルマたち;国産車 | クルマ

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