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2013年01月11日 イイね!

1970年代の、忘れ去られたクルマ達 その⑤ 番外編;モパーV8 は好きだけれど、派手なのは・・・というどこかの御仁にピッタリの(?) 1台













・・・それが、以前に拙ブログ(下記URL)でも取り上げたインターセプター。

クライスラーの6276cc(=383 cu in.) エンジン+トルクフライトATを搭載する豪華GTです。


当時のCG誌でも、かの小林編集長「絶賛」の1台でした。曰く、


・路面ノイズは窓さえ閉めてあればほとんど気にならない

・強力なエアコンディショナーが標準装備・・・どんな気候条件でも窓を閉めたままでいられる

・驚いたことに、5000まで回してもエンジン・ノイズはほとんど室内では気にならぬ

・メーカーによる性能は、トップスピード220km/h, 0-100km/h 7秒、0-1km 27.7秒で、これは
 マセラティー インディ、AC428 とほぼ互角であり・・・最も運転の容易な高性能車である
 ことは事実である

・直進性は文字通り矢のようにすぐれ、風切り音も低いのでモーターウェイ超特急として
 これほど楽な車も少ない

・モーターウェイでジェンセンに追従できる車は本物のスポーツカーでも少ないのは当然と
 しても、箱根のようなワインディング・ロードでさえも、スポーツカー並みに飛ばせるのは
 驚異であった

・ラック・アンド・ピニオン・ステアリングは…非常に正確かつクイック

・ブレーキは全輪ベンチレーテッド・ディスク・・・これまた2トンの重量車で箱根のような峠を
 可能な限り飛ばすのに充分以上の性能を有している・・・急制動時の姿勢変化も少ない

・街なかの低速では硬いサスペンションも、スピードを上げるにつれてスムーズになる

・ダンピングは非常によく、決してあおらない

・バネの硬さはすばらしいシートによって多分に柔らげられ、長距離、高速旅行は一向に
 苦にならぬ (註;内装は牛6頭分の革によるコノリー・レザー張り)

・ステアリング、ペダルの相対的な位置関係もよい

・ボディのつくりは超一流

・後席への出入りはちょっと厄介だが、一旦座席につけば前席に劣らず楽な姿勢がとれ
 ・・・サイド・ウィンドーも広く、前席越しの前方視界もよいので、クーペの後席にありがち
 な閉所恐怖症的雰囲気はない

・優秀な4スピーカー付きAM/FMラジオ・・・前後のバランスをうまく調節すると・・・神の声
 のように後ろの天井から降ってくる


そして、こうまとめています。

「アメリカ製V8のパワー、トルコンによるイージーな運転、生粋のスポーツカーに匹敵するハンドリング、伝統的な英国高級車の室内、目立たないが趣味のよいイタリアン・デザイン、これらすべてを巧みに総合したのがジェンセンなのである。車に980万を投ずることのできる人にとって、ジェンセンはひとつの回答を与えるかもしれぬ。」








もう 1この本でも、「フェラーリ365GTB4 に1500万円投じるより、はるかに実用的である。筆者も70歳くらいになったらこういう車に乗りたいものだと思う。」 と書かれています。



・・・これを「ベタ誉め」といわずして何といいましょうか・・・



こんな高評価でしたし、コーンズが扱っていたという事もあって、インターセプターは当時日本にもそこそこの台数が輸入されたようです。

しかし1976年にジェンセンが倒産・廃業したこともあり、実動する個体はわずかな模様・・・




しかし・・・





調べた限り、日本でも1台だけ、しかもコーンズ物の、中古車があるようですね。。。。


小生が大金持ちなら、誰でも乗ってるベ●ツフェ●ーリより何よりまず、このクルマを買ってフルレストアして乗りたいと思います。


知る人ぞ知る名車・・・コダワリのあるクルマ好きであれば、そういうのに惹かれない人はいないでしょう。


・・・本当は教えたくないクルマです。




ではでは。


Posted at 2013/01/11 19:14:06 | その他のクルマたち;外国車 | クルマ
2013年01月08日 イイね!

今朝が寝不足でつらく、コメント返信も遅れてしまったのは・・・



 最近忙しいのもありますが・・・・







 たまたまつけた夜のCS放送で、こんなのをやってたからです・・・


 しかしこのプロデューサー、アメ車の使い方が上手でしたね♪









 ヴァリアントが惜し気もなく破壊されるオープニング映像に、懐かしい想いを感じる方も多いでしょう。










 ところで沖雅也の駆る'76カマロ、当時まだ3年落ちくらいの「人気高級外車」だった割には、写真のようにダート走行したり、段ボールに突っ込んだり、230セドにコッツンコしたりと、かなり荒っぽい使われ方でした。

 でもそれがいかにも「らしい」感じで、今に至るもこの赤/白の76カマロ、小生の欲しいアメ車の5本の指に入っております。



 ちなみに、ほかの4台を挙げるならば・・・'67クーガー、コンチのマークⅢ、'76カトラス、'70クライスラー300、ですかね・・・


 いまの自分の収入と地位では、往年のアメ車を手にするなど遠い夢の存在ですが・・・


 しかし、「運が悪けりゃ、死ぬだけさ~」な人生、最期くらいはでっかいキャディかタウンカーか、はたまたパッカードかの改造霊柩車に乗せて欲しいものです・・・




 あ、いいオチだった(笑)。




 ではでは。


Posted at 2013/01/08 22:39:58 | その他のクルマたち;外国車 | クルマ
2012年12月27日 イイね!

ワンオーナー車の誘惑 ; その③ 外国車編

ワンオーナー車の誘惑 ; その③ 外国車編
 ・・・さすがに日産オースチン・サマーセットサルーンのワンオーナー車って、ありえないですよね・・・・


 さて最後は外国車編。

 さすがに飽きてきたので(苦笑)、ざっくりと簡単に。




 




 ベンツのワンオーナー車ってそこそこ流通しているのですが、小輩の憧れである R107 の SLC、鉄ホイール、そして当時物オーディオそのままというのは、大変貴重だと思われます。






 キャピタル物の初代サンク♪。

 もはや何の論評もいりませんね・・・






 いまは亡きサーブ、900 の、しかも 2ドアというのが凄いですね・・・


 
 最後は、みん友の●の●さまに紹介するこの2台・・・





 ディーラー物かどうかの記載がありませんが、たとえ並行物だとしても、いい感じの個体です。

 ただし小生としては、同じショップから出ているディーラー物・3オーナーの・・・





 これの方が、より好みですが・・・

 
 跳ね馬と老婆の予備に、どちらか如何ですか?(笑)




 さて、「次回予告」 は・・・





 これらの本からインスパイアされての小ネタ集をお届けします。お楽しみに。




 ・・・・しかしその前に、





 いいかげん、これを書いて出さないとな・・・・(滝汗)




 
 ではでは。


Posted at 2012/12/27 23:38:28 | その他のクルマたち;外国車 | クルマ
2012年12月07日 イイね!

魅惑の80年代欧州製サルーン・・・

魅惑の80年代欧州製サルーン・・・
 休止前に予告していた記事をば・・・

 
 1985年頃、すなわち、ベンツの190EやBMWのE30 3シリーズ、「赤い」アウディ80が日本でもポピュラーとなり、CG誌がCG TVとともに「俗化」し、(西武自動車ではなく) ARJ が 205 をヒットさせた事によりプジョーが日本でも市民権を得るまでは、「欧州製サルーン」 は裕福なコニサー(目利き)の乗るクルマというイメージがありました。

 通っていた小学校でも、(全学年あわせて)父兄の乗る欧州製サルーンは、ベンツ(W123)が1台、フォード・コルチナが1台、初代アウディ100が1台くらいしか記憶がありません・・・。



 しかしながら、小生がCG誌の熱心な愛読者であった1984~87年頃の日本市場は、欧州製サルーンがレアでマイナーな存在から徐々にポピュラーになりつつある移行期にあたり、少年時代の自分から見てもなかなか魅力的なクルマが目白押しでしたね。とくにドイツ車以外で・・・







 CG誌も「非ドイツ車系」欧州製サルーンの比較インプレを定期的に特集していました。
 (上;84年11月号、下;87年7月号)






 イタ車では当時、「速度計とタコメーターが逆に回転する」ジュリエッタに憧れましたが、成人してからはもっと落ち着いた車が好みとなりました。





 そういう点でランチア・テーマの初期型は憧れでしたが、その世界には小生など及びもつかぬスーパーマニアの「紺の豚」さまがおられますので、余計な論評はさし控えさせて頂きます・・・・






 という事でイタ車では、小生はフィアット・アルジェンタに清き一票を(笑)。


 その昔、大分自動車道が開通する前のR210、とくに休日の日田~湯布院間は、九州各地からやまなみハイウェイ・湯布院・別府に向かう車の列で混雑し、けっこう珍しい車を見かける機会がありました。





 そういえば、みん友の yamada 様のお父上のこのお車も、おぼろげに見た記憶があるようなないような・・・・記憶違いかもしれませんが。


 さて、このアルジェンタも同ルートにて対向車線を走行しているのを1回だけ見た記憶があり、妙に興奮したのを覚えております。

 
 今、国内に現存する個体はあるのでしょうか・・・




 続いてはフランス車。

 以前にも記事にしたプジョーの505 も好みですが・・・





 以前にも書いたように、ルノー25 の初期型、あのシートに腰をうずめて、フランス語のボイスコントロールを聴くことができたら最高です♪。

 ATが鬼門のようですが・・・・




 最後は英国車。





 レジェンドの兄弟車ということで、当時はけっこう売れたローバー・スターリング(写真はwiki より拝借)。





 内装もロールス/ジャガーのクラシック一辺倒ではなく、妙にカクカクしているところもあって、それがなかなか乙な感じです♪。


 しかし今では後期型も含め、とんと見かけませんね・・・

 小生としては「いかにも」なフロントグリルの後期型より、グリルレスの初期型の方が好みです。
 (もち、Q45 も前期派です♪)





 しかしながら後期型には、必殺のクーペボディもございます♪。

 極上の個体があれば考えたいですね~(何を?)。




 しかし、アルジェンタにせよルノー25初期型にせよローバーにせよ、Goo-net でもカーセンサーでも1台も引っかからないような珍車に心惹かれてしまうとは、困った病気ですね・・・




 ではでは。

Posted at 2012/12/07 18:07:29 | その他のクルマたち;外国車 | クルマ
2012年07月24日 イイね!

私の妄想の中で、一気に現実的となった'67クーガー・・・

私の妄想の中で、一気に現実的となった'67クーガー・・・
 my F31、いまだ帰ってくる気配がありませんので(泣)、またまた別の話題で・・・。

 この雑誌、最近は数年前、例えば2000GT のボンドカーを特集した時に感じたような、雑誌全体の「勢い」や「ワクワク感」がどうにも薄れたように思え、あまり買わずにきたのですが、いくつか気になる記事があったので久しぶりに購入しました。


 福野氏の特集記事の中では、アルファの2600スプリント、ディーラー車の出物がササりました。






 現車は自分好みでない容姿をしているので、この写真を添付。

 自分が乗るなら、色は淡いグリーンのメタリックを、ラッカー塗装でいきたいですね・・・。



 しかし個人的に1番「ためになった」のは、憧れの初代クーガーについて・・・





 これの車体サイズが1810mmと、コンチネンタルやモパー各車より大分幅狭(=日本でも扱い易い)という情報を入手できた事でした。

 このクルマ、以前カムシンの前期型をレストア販売しひそかに注目していた某ショップ社長の「もう一度乗りたい車」だったとは! Eタイプのシリーズ I といいダットラといい、センスの良い社長さんですね♪。


 街行くクルマが軒並み肥大化してしまった現代において、この初代クーガー、ほかの米国車(コンチにせよモパー各車にせよ、車幅がゆうに1.9~2m はあるからなぁ・・・) より小生にとってかなり現実的な選択肢に思えてきました。


 自分が乗るならこの写真と同様、サイドマーカーランプのない1967年式、白、レザートップなしの仕様がいいですね♪。 しかし流石Aカーズの姉妹紙、イイ写真をお持ちで・・・・


 
 福野氏の編集後記を読むと、この雑誌の今後が心配ではありますが、どうか頑張って頂きたいものです・・・皆様も福野氏と編集スタッフへのエール代りに、是非本誌を購入して下さいませ。ではでは。


Posted at 2012/07/24 06:23:39 | その他のクルマたち;外国車 | クルマ

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