• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

meganetのブログ一覧

2013年04月04日 イイね!

あの試作車を追え!




<object width="425" height="355"><embed width="425" height="355" src="src" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent"></object>


 本当は「あの試走車を狙え」の予告動画の方がタイトルによりマッチするのですが、You Tube に掲載されていないし、ルノー乗りとしてはキャラベルが活躍するこの映画も乙なものですからね・・・


 中学生の時にTVの深夜映画でこれを見た時のインパクトは、なかなかでした。。。



alt

alt

alt

alt


 さて次は、1950~60年代にモーターショー等を賑わせた試作車/ショーモデルの数々を古書より選出し解説しようか・・・と思ったのですが、昨日お話しした某チョ~様から、



alt


 近年刊行のこの本に、これらのクルマはまとめて掲載・解説されていると教えて頂きました。

 
 ・・・という事で、興味のある方はこの書籍を探してみて下さい(笑)。




 今回は、どうしても触れておきたい「あのクルマ」 についてだけひと言・・・




alt


 近年、社外委託試験車の発掘などが話題となったコスモ・スポーツ。

 コスモ・スポーツには、大別すると3種の試作モデルがあった事が知られております。


alt

alt

alt


 まずは1963年の先行試作モデル。

 おそらく、上記3つの写真はナンバー等から同一車と考えられます。


 「すでに数台が試作されテスト中」とありますが、これと同型車が複数台製作されたのか、あるいは次に述べる2次試作車の事を意味しているのかは不明です・・・



 *追記;

 http://blogs.yahoo.co.jp/haction_dai_mario/11229552.html  


 https://carcareplus.jp/article/img/2017/06/10/2331/15449.html


 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20170515002249.html


 に、貴重な写真を発見しました。

 上記の「32-85」 車とは別ナンバーの「57-35」 車があったようですから、やはり複数台作成されたことは間違いないようですね・・・

 後の2次試作車と同様、センターピラーがロールバー風の処理をされていますが、2次試作車とはリヤデザイン以外にも、3角窓の有無、サイドルーバーのデザインなどで判別できます。
 



alt

alt

 
 次が、1964年の東モで初公開された2次試作車。


 *2013. 4. 10 追記&修正;


alt

alt


 1964年11月号のCG誌の東モ紹介記事の写真を見ると、センターピラーのロールバー風デザイン、ホイールキャップデザインなどは先行試作車と類似していますが、リヤデザインは市販型と同型のものとなり、3角窓が装備され、またサイドルーバーは先行試作車とも量産試作車とも異なるデザインであるのがお分かり頂けるかと思います。

 

alt


 カタログ写真を見ると、このタイプも複数台が製作されたようです。



alt


 そして1965-66年の、例の「社外委託試験車」60台を含む量産試作車。

 市販車との差異はOT誌などに既出なので割愛しますが、2次試作車にみられたセンターピラーのロールバー風処理、サイドルーバーのメッキなどがなくなり、よりシンプルなデザインに改められています。


 しかし最近驚いたのは、OT誌90号によると、現存する個体はマツダ所有車(No. 1035)、国立科学博物館寄贈車(詳細不詳)、そしてOT誌に掲載された個人所有者(No. 1050、元 広島工業大学) の3台かと思われたのですが、みんカラユーザーのご所有車にも、上記の他に生存する個体(No. 1034 or 1036?) があるんですね・・・・


 また量産試作車は銀/白ツートンが有名ですが、


alt


 1966年の東モ展示車のように、白1色の車両もあったようです。
 



 なお、他のサイト

 http://blogs.yahoo.co.jp/otokiti_18ban/64405243.html

 にも、これは試作車ではないか? という個体の紹介がありましたが、これは5ケタのナンバリング、サイドマーカー等から生産型の極初期モデルと思われます。


 しかし、これだって十分凄い個体ですが・・・・




 やはり高級スポーツカー、日本自動車史に残るエポックメイキングな存在の車だけに、生存する個体は多いようですね。




 
 ではでは。



alt

 *なお本ブログは、これらの書籍を参照させて頂きました。

Posted at 2013/04/04 00:37:31 | クルマにまつわるエトセトラ | クルマ
2013年03月29日 イイね!

往年のカー・イラストレーション その①;あの「巨匠」の初期作品・・・







 先日読んだこの本から・・・



 


 この特集号にはところどころに小イラストが添えられています。

 故・熊沢俊彦画伯の作風にも似ているような、いかにも1960年代風のイラスト・・・








 よく見ると、あの見慣れたサインの原型が・・・






 そう、今や押しも押されぬ巨匠である、あのお方の作品でした!!

 
 ご本人のHP(下記URL参照)を拝見するに、氏は1946年生まれとの事ですから、おそらく22歳頃、きわめて初期の作品という事になりそうです。



 どういういきさつで、20代前半の「若者」 がCG誌にイラストを書く機会に恵まれたのか、また若い頃の作風に対する感想など、聞いてみたい気もいたしますね・・・





 ではでは。




関連情報URL : http://bybow.jp/
Posted at 2013/03/29 17:59:53 | クルマにまつわるエトセトラ | クルマ
2013年03月25日 イイね!

Seaside a Go ! Go !






 Vip Car シリーズを続ける前に、150 プレジのインプレ記事が載っていたこのCG誌から・・・






 船橋サーキットのレース記事を紹介します。






 故・浮谷東次郎の伝説のレースなどで知られる船橋サーキット。


 そのマイナーレースの記事中に、興味深い名前を発見しました・・・。






 これまた伝説の「シーサイドモーター」社長の松沢氏、当時はレースにも出場されておられたようですね。






 上記レースでは14位と成績は振わなかったものの・・・






 1966年1月に、同じく船橋サーキットで開催された「東京200マイル自動車レース大会」では6位と、なかなかの好成績だったようで、この2レースが氏の戦歴となります。







 レースにはボブ・ハサウェイ氏もエリートで出場、のんびりとレースを楽しまれたようです。


 また興味深いのは、ほぼノーマルの 911 の出場。







 ドライバーの木倉氏は本邦における最初期のポルシェ遣いのようで、JAF検索から推定するに、1965年8月の「船橋サーキット スピードフェスティバル」 という大会が、日本におけるポルシェ911の初レースであったと考えられます。



 それからもう、50年近くが経つんですね・・・・





 ではでは。




 *44love 様、動画を追加してみました♪








Posted at 2013/03/25 16:44:11 | クルマにまつわるエトセトラ | クルマ
2013年03月23日 イイね!

往年のあのレーサーを偲んで・・・




 1960年代、「ジャズミュージシャン」 「カーレーサー」 「外車のスポーツカー乗り」 は、ヒップな人間の代名詞といっていい存在で、皆の羨望の的であったことは想像に難くありません。


 で、その1960年代、ヒトもうらやむこの3拍子をあわせ持ち、初期の日本のレースシーンで活躍したドライバーに「三保 敬太郎氏」 がおられます。



 作曲家、編曲家、ジャズピアニスト、レーシングドライバー、俳優、映画監督と多彩な才能を有する、本物のマルチタレントでしたが 残念ながら1986年に51歳で早逝されました。

 最期の愛車はディーノ246GT だったように記憶しています。






 ジャズミュージシャンとしても華やかに活動されておられたそうですが・・・


 

 音楽家としての代表曲は、皆様ご存じのこれ。

 なお再生時には、くれぐれも音量にご注意下さいませ・・・(苦笑)







 ワタシなんぞはこの曲をきくと、氏とは直接関係はないけども、このCMもパブロフ的に脳内再生されてしまいます・・・(爆)







 もひとつ おまけに、wiki で氏の業績を検索すると・・・






 あの「Mr. アンスロモービル」 西田氏のテーマソング「てってってー てってっててー♪」 も、氏の作品のようですね・・・


 なお、西田氏をご存じない方は、下記URLにてこの抱腹絶倒ムービーをご覧下さいませ♪





 ・・・閑話休題。私にとっては以前、三保氏は趣味でカーレースをやっていた人、くらいの認識でしたし、






 例のJAF リザルトで検索しても、公認レースへの出場回数12回、優勝なし、と、それほど華々しい戦歴には見えなかったのですが・・・






 第一回日本GP、決勝こそ振わなかったものの予選は4位と、けっこう速かったようです。








 またヒルクライム大会では、スカイライン2000GTの生沢徹、コロナの浮谷東次郎などといった名だたる強豪を押さえての優勝歴もあり・・・






 ジムカーナ大会でも好成績を収め・・・






 エンジントラブルで早期にリタイヤしたものの、1965年にはマカオGPにも出場するなど、レーサーとしてもなかなか華やかな現役生活だったようで、認識を新たにしました。





 最後は、三保氏と、彼の親友であったというあのドライバーを偲んで・・・








 ではでは。

 



*一見ふざけて書いていますが、拙ブログはあくまで故人の遺徳を顕彰するのが目的ですので、皆様そこのところ、悪しからずご了承下されば幸いです・・・




Posted at 2013/03/23 22:30:31 | クルマにまつわるエトセトラ | クルマ
2013年03月19日 イイね!

初期のリヤシートヘッドレスト付き国産車、の巻




 皆様、大ヤマは超えたといっても、なかなか更新も訪問もできず失礼しております・・・(汗)


 週末にブログを書き溜める予定だったのですが・・・






 娘にプリキュアの映画に連れていくようせがまれたりと、なかなか思うようにはいきません・・。


 しかし、この映画には泣けましたね・・・何故って、つい2ケ月前まで「無敵の最強キャラ」だったスマイルプリキュア、新シリーズのドキドキプリキュアが主役になった途端、呆気なく「やられキャラ」 に格下げされるという・・・(泣)。

 まあ、後でちゃんと復活するのですが・・・

 
 新型が出た途端、旧型が粗末に扱われるという・・・まるで自動車業界のようです(苦笑)。






 さて今日の本題は、国産車における後部座席のヘッドレストは、一体いつ頃から装備されるようになったか・・・という話です。


 ざっくり言うと、トヨタではクラウンクラスで1970年代後半から、マークⅡクラスで1980年代中頃から、コロナクラスで1990年代から、そして2000年以降ではほぼ全車種に標準装備、日産はじめ他社はトヨタの動向を数年遅れで追従(苦笑)、といった感じかと思います。



 しかしそんな中、1960年代から後部座席のヘッドレストを装備していた先進的な国産車もありました!



 まずは、当時から欧州車を強く意識したクルマ作りをしていたいすゞ。






 117クーペの後席ヘッドレストは有名(?)ですが・・・・






 何と、フローリアンのスーパーDX にもヘッドレストが標準装備でした!

 その他、クーラー、後席のラジオ調整ツマミなども標準装備されるなど、ベレルに代わるいすゞの最高級車としての性格が強かったようです。




 続いては、われらが日産。






 日産は、150プレジも・・・





 130 セドも、後席はハイバックタイプのシートではありますが、ヘッドレストの設定はありません。


 しかし流石!! プリンスの血を継ぐグロリアでは・・・





 PA30 のスーパーDX、埋め込み式ヘッドレストが装備されていたようです。



 最後は、安全をセールスポイントとしてアピールするのが上手なトヨタ。

 ただし私はトヨタ党ではないので(苦笑)、詳しいことは正直よくわかりません。






 初代センチュリーはプレジと同様、ヘッドレストのないハイバックタイプのシートのようです。






 また MS50 クラウンのスーパーDX、標準では後部座席のヘッドレストはありません。


 しかし、最近検索した中古車 (下記URL) には・・・






 シートと同色のヘッドレストが付いています!

 メーカーOP での設定があったのでしょうか?


 詳しい方、ご教唆頂ければ幸いです・・・




 私もようやく、今夜の小イベントで大体のヤマは超えるはずなので、週末からは予告記事を徐々に up していきます。暫時お待ち下さいませ。ではでは。



Posted at 2013/03/19 18:30:57 | クルマにまつわるエトセトラ | クルマ

プロフィール

「昨日は某市の夏祭り。普段は路線バスなど走らない(狭い)道路を迂回路として次々とバスが駆けぬける様も、いとをかし。」
何シテル?   08/05 08:20
ファーストカーであるメガーヌ・ツーリングワゴン1.6(2009年購入、ph. 2.5) に加え、2011年に縁あってF31レパード・アルティマターボを購入し、2...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

トヨタしか作れないクルマがある-40年目のクラウン誕生物語 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/08 20:12:14
クルマと子育て 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/02/24 00:41:58
ボンネットフードロックのお手入れ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/11/29 20:28:02

愛車一覧

ルノー メガーヌ ツーリングワゴン ルノー メガーヌ ツーリングワゴン
2009年よりわが家のアシ車となっているメガーヌワゴン1.6(ph 2.5)です。 簡 ...
日産 レパード 日産 レパード
2011年春に縁あって購入した、1990年式 F31アルティマターボ(希少色の#4G6、 ...
日産 ローレル 日産 ローレル
小生の初の愛車、1984年式 C31 ローレルの4HT 2000グランドエクストラ。 ...
日産 グロリアセダン 日産 グロリアセダン
大昔の愛車、1984年式 Y30 グロリアセダン(V20E SGL、ベンコラ)。 簡単 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation