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2016年11月19日 イイね!

前回ブログの続き;お上/メーカー/ディーラーとも、そろそろ「Mind Shift」 すればいいのにね!






 F31について、わたしが大好きなシチュエーションがこれ。

 屋根付き立体駐車場を、軽くエンジンを吹かしながら登っていく時、VG30DETのくぐもったサウンドが反響して聞こえてくると、ゾクゾクしますわ・・・




 さて、先日の拙ブログへの沢山のイイね! やコメント、誠にありがとうございました m(_ _)m 。

 ということで、今回はその続きです・・・




 日本の旧車に対する政策は基本、古い車はとっととスクラップにして新車を買え! 買わないとペナルティーをいっぱい付けちゃうぜ!! というものであることは、皆様よくご存じのことと思います。

 で、その本音が実はエコロジカルなものではなく経済的側面=メーカーやディーラーや国庫収入を儲けさせよう、というものであることも。


 それに対して、旧車乗りや何やが「古い物を大切にしろ!」 といった「道徳的・情緒的」反論を叫んでも、高度資本主義社会の世の中、ほぼ一顧にもされない状況が続いています。




 でもよく考えると、われわれ趣味で旧車に乗る人たちって、実は「フツーの車に乗る」人たちの平均より、ずっと社会に対し「経済的貢献」を果たしていますよね!! すなわち、

 ・高い税金も(文句を言いつつ)ちゃんと納め

 ・新しい車に比べると故障もよくおこし(=修理代金を払うことで、ディーラーや修理工場の「経済活動」への高い貢献)

 ・純正部品についても、最近の車種よりずっと高い金額をメーカー/ディーラーに払い

 ・新しい車に比べると「弄る余地」が沢山あり、また多くの人が「弄り好き」で(=改造、カーケア、アフターパーツ、中古部品販売、オークションなどの業界にも高い経済的貢献)

 ・総じてわれわれ旧車オーナーは、愛車の維持、保管、修理整備、改造、洗車、アフターパーツ業界への資金投入など、なけなしのお金も愛車のためなら惜しみなく投じており

 ・また多くの人が「アシ車」として新しい車も持っていますので、旧車乗りがむやみに排気ガス排出やガソリンの大量消費をしているとは限らないだけでなく、複数台所有というますますの経済的貢献をも果たしており

 ・さらにはツーリングやMTG、最近では町おこし的イベントなどへの参加による各種の「経済効果」も生み出している


 等々、高度資本主義社会にどっぷり漬かりきった「支配階級」の連中にもうまくアピールすれば、「こいつらを多少は優遇することで、より大きな『マーケット』になる=カネになる」と思わせられるのではないかと、思ったりもする訳です・・・



 かく言うわたしですら、レパードとメガーヌワゴンという 「どうにもリッター10km走らないコンビ(苦笑)」 状況にはいささかの疲れを覚えるだけに、もし何らかの優遇的措置があれば・・・・




 コレなんかいいかもな~と、思ったりしております(いや結構マジで。だって「すべて本」を買うなんて何年かぶりですもの)。



 
 さて、現状の「体制」を改善させられるとすれば、それはもう個人や小規模業者レベルではなく「自動車メーカー」を巻き込んだ方が良いかと思われます。


 また「お役人」の習性として、現状の「変革」=過去の施策の否定=(彼等が最も嫌う)みずからの無誤謬性の否定、と考え猛反対することが容易に想像できるだけに、旧車に対する現在の税体系の大きな変革をあえて要求せず、あくまで「追加的優遇措置」を希望するのが得策と考えます。

 以下、あくまで私見的草案ですが・・・・


 ・製造から26年以上* が経過し(*増税措置が13年以上なので、分かりやすくその倍数で)

 ・おおむね趣味的な所有・使用に限定して用いられていると判断され(=初期設定としてはひとまず乗用車に限り、また年間走行距離を3000km以内とする)

 ・また、当該車種が趣味的・文化的側面をもって適切に管理・使用されていると認められた場合(=不法改造を禁じ、またディーラー系整備工場など「特定整備工場」における6ケ月毎の定期点検や走行距離確認を義務付けることで、節税のためだけのポンコツ車所有やメーター戻しを阻止するとともに、特定整備工場への経済的メリットを促す)

 ・(「当該旧車に対する」 税制的優遇処置を主とするのではなく)、メイン使用車が現代のエコカーであれば、その車に対する減税処置を施すこととする(=新車メーカーへの優遇)

 ・また当該条件を満たす旧車を3台以上所有する場合に限り、3台目の車=30%減税  4代目=40%減税  5台目以降=50%減税  とする


 といった「文化遺産的自動車所有に関する法案」みたいなものを、メーカー系団体主導で立法化してもらうか、それが困難であれば自動車メーカーが各々自発的に、

 ・自社が過去に製造した、上記条件に該当する車を所有し
  (全車種を認定するのが難しければ、残存率の高いような特定車種、例えばハコスカや初代Z、R32 GTRやユーノスロードスターなどから制度をスタートさせても良いかもしれません)

 ・ディーラー系整備工場で定期点検や修理を行っている旧車のオーナーを「ヘリテッジ・ユーザー」と認定し

 ・「旧車を整備しているのと同一のディーラーで」 新車・エコカーを購入する場合、大幅な割引き措置を講ずる


 みたいな事を考え実行したら、特に日産なんかはメーカー、メーカー系ディーラー、ユーザーともメリットがあるのではないか・・・なんて思ったりもします。



 だって、新型セレナとノートe-POWERが出る前の日産ディーラーなんてどこもかなり経営的に苦しかったでしょうし、それなりに壊れ部品代も高い旧車の整備を引き受けることはディーラーにとって大変かもしれませんが、見方を変えれば「おいしい収入源」になりうる訳ですし、R32 GT-Rを持ってる人の普段乗り車がプリウスだったりするのを食い止め、自社ユーザーの「囲い込み」に繋がるかもしれないですし、旧車ユーザーにとっても整備や部品供給の面の安心感が増えますし・・・・







 そろそろ是非、お上/メーカー/ディーラーとも 「Mind Shift」 すればいいのに・・・と、わたしは強く思っております。



 あるいは、国・メーカーとも重い腰を上げないようであれば地方自治体が「旧車乗りに優しいタウン」宣言をして上記に類似した行政処置を講じるとともに、旧車関連産業の誘致に努めれば、町おこしの一環につながるかもしれません。





 ・・・とまあ、あくまで私見ではありますが、皆様、いかが思われますでしょうか?


 ご意見・反論などコメントを広くお受けしたいところではありますが、今日からしばらく多忙となりますので、皆様是非 「イイね!」 付けにとどめて頂きますよう(笑)、宜しくお願いいたします m(_ _)m 。ではでは・・・

 

Posted at 2016/11/19 08:56:32 | トラックバック(0) | 日々雑感 | 日記

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