220クラウンのボンネット飛び石補修 裏技 綺麗に仕上げよう
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
皆さん、高速での飛び石
嫌ですよね
自分も、かなりやられました
それも煽り、割り込み車両に(-ω-)/
ボンネットとフェンダーはアルミなので錆びませんが、飛び石を放置してると塗装がはがれてしまう二次被害に発展する場合もあるので、早めに対処しましょう。
また汚れが傷に入り込み、削るなどの手間が多くなるので洗車時に見つけたらなるべくはやめに補修しましょう
2
で、修理です
用意するもの
1.ラッカー薄め液(刷毛やディテールラ
イン洗浄用)
2.燃料用アルコール(余分な塗装落と
し)
3.シリコンオフ
4.虫眼鏡!!←必須
5.最終兵器の
大塚刷毛製造 クリアカッター 小
楽天で15,000円とお高いですが
6.手袋(メチルアルコール使うので必
須。メチルは潜伏期間を経て失明など
の原因になる場合があります)
7.防毒マスク
8.ショップタオルもしくはオートバック
スのロールタオル
3
タッチペンは(ホワイトパールクリスタルシャイン)
1.ホルツ下塗り カラー番号06
2.上塗り(パール+薄い下地色) 番号10
3.クリアの3本
そして最終兵器の
ディテールライン
これは便利です!!0.5mmの穴から表面張力で塗料を吸い出し対象に塗料を盛ることが出来ます。小さな傷も埋められる便利道具なので爪楊枝よりお勧め
4
これは、参考として下塗り完了時に撮影したものです
この状態でも明るい日中なら目立ちません。
その前にカラー番号を間違えてやり直しました(乾く前なら燃料アルコールで簡単に除去出来ます)
ホワイトパールクリスタルシャインって2種類あるのね(-ω-)/
上塗り塗ったら???
金色になってました。間違って購入確定(笑
では施工方法を記載します。
失敗しても完全乾燥前なら燃料アルコールでタッチアップ塗料は除去できます。
納得できるまで施工が出来ますので、試して下さい(^^)/
【素人でも綺麗に出来る仕上げ方法】
1.シリコンオフで清掃してからショップタオルに燃料アルコールをつけて脱脂。
汚れが入ってる場合は極力アルコールで洗浄するかリューターで削り落とす
失敗の原因1↓
脱脂しないため剥がれる
汚れを落としてないためタッチアップに変な色が浮かび上がる
※メタノールが20%入ってますので、必ず有機溶剤マスク+手袋必須です。直接手で拭こうものなら有害まメチルアルコールが体内に吸収されます。また火気厳禁です
2.塗装が盛り上がってるならクリアカッターで浮き上がった部分を削る
失敗の原因2↓
大抵は削らずに補修するのでアバタもしくはクレーター状になります。仕上がりが、「いかにもタッチアップしたな」になるので、これを防止するためクリアカッターで石がヒットして盛り上がった部分を「やさしく、やさしく」ルーペで拡大して観察しながら削ります
※曲面は削るとき力をいれると関係ない部分も削れるので注意。練習してから削るのをお勧めします
※良くネットやYouTubeで見られる、マスキングしてから水ペーパー研磨は、関係ない部分まで傷が入るのと、補修範囲が広がり、クリアに傷が入るのでお勧めしません
※カッターも代用出来ますがプロでなければやめたほうがいいです
3.下塗り塗料をディテールラインに入れる。この道具を使うと綺麗に剥げた部分に塗料を入れることが出来ます
※完全に下地まで削れてるなら必要ですがパール層だけが削れてるだけなら、ここは不要です。
※入れ終わったら、ラッカーシンナーでディテールラインに入ってる塗料を良く洗浄しておく。でないとディテールラインが簡単につまります
※下塗りをやりすぎると、厚盛りになってパールを入れられなくなります
※マスキングしてもいいですが、完全乾燥前なら燃料アルコールで簡単にふき取れます
4.乾くのを待つ(10分くらい)
5.生乾きの状態で燃料アルコールで関係ない部分に付いた塗料をふき取る。
注意!!ラッカーシンナーで拭くと純正塗装が溶けます!
※完全乾燥すると取れなくなります。半渇きなら純正塗装部は溶けませんがタッチアップ塗料は少しずつ溶けます
※洗車ネンドでも代用出来ますが乾かすのが面倒なのと傷に水が入り込む可能性があります
6.上塗りパールをディテールラインで入れる
※盛りすぎるとクリアを入れられなくなるのでほどほどに。あと塗料を入れると時間とともに窪むので、そこは考えて量を決めて下さい
7.ここは、なるべく乾燥させて燃料アルコールでふき取るかクリアカッターで膨らんでる部分を落とす
尚、念入りにふき取ると、パールが無くなります
8.クリアを入れて十分乾燥後にクリアカッターで平らにならしてコンパウンドで仕上げる
※クリアは柔らかいのでクリアカッターで削るのは乾燥させてからが良いです。でないと失敗します
以上で綺麗に仕上がります
コツは塗料を入れたら、どの程度塗装が瘦せるのかを計算しながら施工することです
塗料を入れて直ぐは凸になりますが、10分もすれば凹状態になります。
小さな凹や線状の傷は表面張力で塗装が入らない場合があるので、その場合は爪楊枝を使います
5
右がクリスタルシャインのホルツ065
で真ん中が新型クラウンのクリスタルシャインのホルツ062です。
ホルツの上塗りは薄い白にクリアとパールが入ってるので傷が浅く、下塗りが残ってる場合には重宝すると思います
左のべたーっと塗ってあるのがsoft99の下塗り、上塗りのパールが一緒に入ってるタイプです
磨きが大変そうです
ホルツの下塗A11とA10(220クラウンベースカラー)
に見た目は違いがないのですが、上塗りで色が変わるそうです
右側は金ラメみたいです
違いすぎます。これ使ってしまいましたが燃料アルコールで落としました
点々とついてるのがデイテールラインで塗ったものです。
小さな傷も綺麗に埋めることが出来ます
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【余談】
飛び石は自己防衛で避けることも出来ます
以下は教訓というか経験談(笑
その1
高速ではプリウスやアクアなどの「エコタイヤ」を使用している車両の真後ろにつかない。
必ず100%飛び石被害にあいます
とくに、へたくそがおおいので追い越して至近距離で前に割り込み「バチーン」とやられます
エコタイヤほど石が飛んできます
さらに春先の東北道はスタッドレスを5月まで履いてるので攻撃されやすいです
その2
トラックは必ず飛んでくるものと思え
極力、トラックの後ろには入らない
この攻撃は最強です。フロントガラスを蜘蛛の巣状にまで破壊する場合があります
その3
うぬわ~kmの速度領域でトラックを追い抜かない
その4
高速で制限速度をキッチリ守ってエコ走行を意識していると、追い越し車両が目の前に割り込みバチバチと攻撃される。
※センターライン1本先位の距離に入られると危険(ラインを見てると、来るなとわかるのでブ、自分はブレーキを軽く踏んで後ろに下がります)
特にへたくそ35GTR海苔が目の前に割り込まれると、あのタイヤからの攻撃は最強(笑
フロントガラスまでやられます
逆に車を理解している方(35GTRもですよん)、首都圏ナンバーポルシェやBMは覆面かどうかを並走しながらガン見、それから距離をとって前に入って来ますので関心してしまいます。
車のことわかってるんでしょうね
その5
車間距離をとる
その6
煽られて振り切るために速度をあげない
前に割り込まれると、結局飛び石攻撃にあう場合があります
その7
スタッドレスタイヤは必ず飛んできます
特に高速では至近距離で前に割り込まれると100%やられます。
冬、春の東北道、秋田道、磐越道は路面が荒れて、スタッドレスの溝に石が入り込み、春先はエコタイヤほど後続車両にまき散らします
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