24か月定期点検整備 その３

ダイハツ共販で新品ロワアームを購入しました。
レス無し定価です。

ナットとクリップは各２個ずつ予備で買っておきました。
しぶとく4年後もタントを維持している可能性は十分あります。

ブーツは先日ストックを左ロワアームの作業で使ってしまったので、また1個予備を買い足しておきました。

念のため塩ビ管も買ってきましたが、今回はブーツ交換ではなくアームASSY交換のため塩ビ管の出番はありません。
これも4年後の万が一に備えて用意しておきました。

それでは交換作業に取り掛かります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/555476/car/2927568/5750994/note.aspx

4年前にもDIYで交換しましたが、今回は助っ人がおらず且つ深夜作業となるので、事前に動画を見てある程度予習しておきました。

運転席側は一人でも簡単に交換できました。
ボールジョイントのナットを緩める前に、
各ボルトにラスペネを吹いておきます。

画像のナットを緩める際は、なるべく薄いメガネレンチ（17mm×19mm）を用意してください。
モンキーレンチやオープンスパナでもなんとかなりますが、固着が酷いとナットがナメるリスクが増大します。

各ボルト、ナットが緩んだらタイロッドエンドプーラーでボールジョイントを切り離します。

右側交換完了。
着地後に本締めするため、ブッシュのあるアーム側は仮締め状態です。
ボールジョイント側は本締めまで完了しています。

厄介なのが左側。
赤丸で囲っているボルトがATFのオイルパンに干渉して絶対に引き抜けません。

画像の作業手順が前後しますが、こちらのメンバーボルトを緩めた後に、ジャッキスタンドから再び宙に浮く直前までトランスミッションを支点にジャッキアップします。

ボルトがオイルパンに干渉し、逃げのスペースを確保できない場合は赤丸で囲ったボルト（14mm）を緩めてみるのも有効ですが、ボルトは完全に引き抜かないようご注意ください。

ロワアーム組付けの際、橙丸で囲った車体側のネジ穴にボルトが噛まなくなる可能性があります。

私はメンバーのボルトが錆びているのが気になり取り外して清掃していたら、ボルトを戻す頃には盛大にメンバーの穴位置がズレて、その修正に60分以上を費やしました（笑）

穴位置の修正はアームを取り外した状態で各ボルトを挿入し少しずつ位置出しを行いました。

問題のボルトがこちらです。
新品のボルトを準備しておくことをおすすめします。

ロワアーム交換を終えた翌日、検査前にテスター屋で光軸とサイドスリップを見てもらいました。

ステアリングセンターがだいぶズレているような気がしましたが、サイドスリップは基準値に収まっていました。

安心して検査コースに入れるよう、マスキングテープで直進位置をマーキングしておきました（笑）

この後継続検査も無事に合格しています。


■車検費用
部品（修理）：26,015円（税込）
光軸調整、サイドスリップ測定：1,980円
自賠責更新：17,540円
継続検査手数料：2,200円
重量税：8,200円

ODO：67,012km