あの時から１年

今日は東日本大震災が起きてまる１年ですね
あの日から生活は一変してしまいました
恐ろしい地鳴りとともに地面が揺れ建物が壊れ道路が歪み電線が切れ　塀が崩れ　水道管が破裂・・・
それから津波がきて　原発事故と今考えても恐怖と不安が思い出されます
うちは幸い停電にもならず井戸だったので少し濁りましたが生活用水には困りませんでした
しかし外壁の破損や水道管の破損、飲み水の確保などに困り、何よりガソリンがないのは本当に困りました。
たった１０Ｌもらうのに朝の３時ごろからスタンドの長い行列に並びまだ寒かったので毛布と湯たんぽ持たされて待ったりしました
原発事故で訳もわからず一時会津に逃げその後子供を東京や静岡に非難させました
起きたばかりの頃は自分の人生はどうなるんだろうと余震が続く中不安に押しつぶされそうになりながら過ごしたことを思い出します
うちのあたりは地盤がいいせいか比較的地震の被害が少なかったのですがやはり１番の困りごとは放射性物質が飛んできていること　ホットスポットよりはましですが少なからずあることは確か
農家の息子のわりに農業もまともにしてませんが　米や野菜など多少やってました
昨年はさすがに作る気にならず　それでなくても農業したくないのにまいっちゃいます
これが専業農家の方ならどうでしょう
どれだけ困っているか都市で働いている方にはわからないでしょうが　同世代や若い営農者は仕事を奪われたようなもの　それこそ人生の生きがいを取られ感じだと思います
津波で家や家財を無くし、身内を無くし、その上、原発で戻れない方々のお気持ちは被害が少ない内陸部の人には想像もつかない精神的ダメージですよね
復興へ向かっているはいるのですが　まだまだです　そして長い戦いになると
お亡くなりになられた方々のご冥福を祈るとともにご家族の今後のご健康をお祈りいたします
応援していただいた皆様、あの時は大変助かりました　皆さんの応援を無駄にすることなく地元の復興のため、また元気な日本のため頑張って生きたいと思いますので　これからも応援どうぞ宜しくお願い致します。