シフトロッド作製
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
整備手帳「レバー・ペダル確認・調整」で触れましたが、5D7前期のシフトはリンクを介すタイプです。
それに気が付いてから、後期に前期のシフトが着くかどうか試したくてしょうがなかったんです。
なので、思わず中古品を買ってしまいました。(笑)
仮付してみると干渉することもなく、付きそうな感じです。
折角の機会なので、シフトペダルの高さを調整できるよう、長さの調整ができるシフトロッドを作ることにしました。
<シフトリンク廻り1>
ロッド長
まず、シフトリンク廻りの寸法を確かめ、使えそうな部品を検討・購入します。
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<シフトリンク廻り2>
ロッド取付部
購入した部品は11項に記載しました。
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それでは、作業に取り掛かります。
<丸棒>
φ6×300mmの丸棒を準備しました。
R125のロッドの長さは、他の車種と比べても長いようです。
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<丸棒切断>
グラインダーを使って、丸棒を250mmに切ります。
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次に丸棒の両端にねじを加工します。
<ハンドルとダイス>
両端を左ねじ・右ねじで加工すれば、車体に取り付けた状態で、長さを調整できるようになります。
なので、今回、レアな左ねじ用のダイスも購入しました。
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<ねじ加工>
ダイスをハンドルに固定し、丸棒にねじを切っていきます。
切削オイルを付けながら、ハンドルを回していきます。
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<加工したねじ>
20mm程ねじを切りました。
写真では分かりづらいかもしれませんが、軸がぶれています。
なので、ロッドエンドを締め込むと、途中で止まってしまいます。
仕方がないので、ダイスを複数回通してねじ山を無理矢理削って、修正しました。
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<足付け>
丸棒の表面をそのままにすると錆びてしまうので、塗装をします。
800番の耐水ぺーパーで軽く削ります。
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<塗装>
純正部品が黒だったので、同じように黒く塗りました。
ダンボール箱を使った簡易塗装ブース、結構、気に入っています。
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<塗装後>
こんな感じで仕上がりました。
ねじは難ありですが、見た目はきれいです。
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<準備した部品>
シフトロッドに付ける部品を準備しました。
左から、
-六角穴付きボルト(M6長さ25mm)
-ロッドエンド
-スペーサー(厚さ3mm)
-フランジナット(M6)
-(上側の)ナット(M6)
ナットとロッドエンドは、右ねじ用と左ねじ用をそれぞれ準備しました。
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<仮組した状態>
こんな感じに仕上がりました。
長さの調整はすこぶるやりにくいのですが、自分が作ったものとしては上出来です。
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作業日を2021年9月26日としましたが、数日間に分けて作りました。
実はここまで作ったら満足してしまったのか、2022年2月現在、車体に取り付けていなかったりします。(笑)
今回の費用:
鉄丸棒 泰豊トレーディング / 208円
ステンレス六角穴付きボルト M6長さ25mm / 2個 132円
ステンレスフランジナット M6 / 2個 104円
ロッドエンド THK / NHS6T 769円
ロッドエンド THK / NHS6TL 769円
スペーサー POSH M6厚さ3mm / 106306 439円
M6ナット左ねじ 八幡ねじ / 802 165円
ダイスハンドル SKC / 582円
ダイスM6×1.0 / 549円
ダイスM6×1.0左ねじ / 295円
(その他の工具・材料はあるものを使用)
合計:4,012円
やはり工具の代金が入ると、結構高くなってしまいますね。
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<使用した材料・工具等>
左から、
-グラインダー
-ハンドル
-ダイス(M6右ねじ・左ねじ)
-切削油
-塗料
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