ガソリンタンクの取外し・取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
整備手帳「ドライブレコーダー取付3」にて触れた、ガソリンタンクの取外し・取付についてまとめます。
ガソリンタンクを外すと、
○エアクリーナーフィルターの清掃・交換
○スロットルボディの清掃
○イグニッションコイルの交換
等が、できるようになります。
<ガソリンタンクカバーを外した状態>
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それでは作業を始めます。
まず、フューエルホースを外します。
<フューエルホースコネクターカバー外し>
フューエルホースコネクターを押さえるフューエルホースコネクターカバーを外します。
1. 爪の部分を押して
2. 上に持ち上げます
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<フューエルホースコネクター外し1>
燃料ホースコネクタープライヤーで、
1. フューエルホースコネクターの爪の部分(2ヶ所)を押して
2. 少し持ち上げます
このプライヤーはボタンの付いたコネクターを外すための工具ですが、今回、たまたま使うことができました。
なお、指の力で外せるのならば、それがベストだと思います。
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<フューエルホースコネクター外し2>
あとは、コネクターを持ち上げます。
Oリングの締め代があるため、少し硬いです。
コネクターを外した時に、ガソリンが飛び散ることはありませんでした。
前日からイグニッションスイッチをONにしていなかった(フューエルポンプに通電していなかった)ので、燃圧が下がっていたのかもしれません。
なお、車体の右側にガソリンタンクと同じ位の高さの台を準備できるのならば、フューエルホースを外さなくても、ガソリンタンクを動かすことはできると思います。
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<フューエルホース外し>
ガソリンタンクの右側から、フューエルホースのグロメットを外します。
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<フューエルポンプコネクター外し>
左: 燃料計のコネクター
右: フューエルポンプのコネクター
を外します。
1. レバーを押してロックを解除し
2. コネクターを引っ張って外します
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<フューエルオーバーフローホース外し>
ガソリンタンク左側から、フューエルオーバーフローホースを外します。
1. クリップをラジオペンチ等で押し下げ
2. ホースプライヤーで、ホースをガソリンタンクから外します
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<オーバーフローホースと配線外し>
ガソリンタンクから、
1. フューエルオーバーフローホースのグロメット
2. 燃料計・フューエルポンプの配線
を外します。
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<盗難警報機のブザー配線外し>
私のバイクには、ガソリンタンクの上に盗難警報機のブザーを付けているため、その配線も外します。
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次に、ガソリンタンク本体の取外しに取り掛かります。
ガソリンタンクは前方のシャフト(1ヶ所)と後方のボルト(2ヶ所)で固定されています。
<ワッシャー外し>
前方のシャフトに付いているワッシャーを取り外します。
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<シャフト外し1>
ソケット(13mm)を付けたTバーハンドルで、シャフトを外します。
シャフトの先端がソケットの内側に当たるので、少しディープぎみのソケットの方が良いです。
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<シャフト外し2>
シャフトを持ち上げる時、その下に付いているワッシャーも忘れずに外します。
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<ボルト外し>
ヘキサゴンソケット(5mm)を付けたTバーハンドルで、後方のボルト(2ヶ所)を外します。
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<ブラケット外し>
ボルト・ワッシャー・カラーを落とさないよう、ブラケットを持ち上げます。
カラーはグロメットに残る場合があるので、紛失に注意します。
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<ガソリンタンク取外し>
あとは、ガソリンタンクを持ち上げて、外します。
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<外したガソリンタンク1>
前方から
樹脂製のタンクだと錆が発生しないし、鉄製のタンクよりも取り扱いに気を遣いません。
オークションに出品されているR125の説明で、「タンク内に錆無」と書かれていると、確かに錆びはないなと思ったりします。(笑)
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<外したガソリンタンク2>
後方から
形のせいか、重心のせいか確かめませんでしたが、左側に傾きます。
もしかして、サイドスタンドのある左側に意図的に重心を寄せている?
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<ガソリンタンクを外した状態>
この状態ならば、エアークリーナーボックスやスロットルボディの整備も簡単にできます。
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それでは、取り付けに取り掛かります。
<スリーブ取付>
ガソリンタンクをフレームに乗せ、後方のグロメットの中に予めスリーブを入れておきます。
私の車体は、スリーブは前寄りに付いていました。
そして、前方のワッシャー・シャフトを仮締めします。
(詳しくは12項をご覧ください。)
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<ブラケット締付>
後方のブラケットを仮締め後、ヘキサゴンソケット(5mm)を付けたトルクレンチで、ボルト(2ヶ所)を締め付けます。(10N・m)
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<ボルト締付>
ソケット(13mm)を付けたトルクレンチで、前方のシャフトを締め付けます。(10N・m)
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<ホース他取付>
左側:
1. フューエルオーバーフローホース
2. 燃料計・フューエルポンプの配線
をタンクに固定し、タンク及びコネクターにつなぎます。
右側:
3. フューエルホース
をタンクに固定し、フューエルホースコネクターを差し込みます。
真ん中:
4. 盗難警報機のブザーの配線
をつなぎます。
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<フューエルホースコネクターカバー取付>
最後に、フューエルホースコネクターカバーをフューエルホースコネクターに差し込み終了です。
あっ、写真に指が写ってますね。(笑)
思ったよりもガソリンがこぼれなかったので、心穏やかに作業できました。
ただし、何度も作業すると、フューエルホースコネクターの爪が壊れそうで、少し心配です。
今回の費用:0円
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<使用した材料・工具等>
左から、
-燃料ホースコネクタープライヤー
-ラジオペンチ
-ホースプライヤー
-ソケット(10mm)+Tバーハンドル
-ヘキサゴンソケット(5mm)
-トルクレンチ
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