パワーウィンドウ(右前)閉まらず(2回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
<パワーウィンドウ閉まらず>
右後と右前は本当に仲が良いですね。
運命を感じます。
右後に続き、またもや右前が動かなくなりました。
症状としてはウィンドウが閉まる10cmほど前で「ビー」と激しく音を出しながら、止まってしまいます。
そこから少し手でウィンドウを下げてあげると、下げ側・上げ側とも動きます。
感覚的には前回と同じで何かに負担がかかり、止まってしまっているような感じです。
2
<ウィンドウレギュレーターのスプール1>
いつものように内装を外します。
手なれたものです。
(詳しくは整備手帳「パワーウィンドウ外れ(右前)1,2」をご覧下さい。)
前回緩んでいたスプールをとめているカバーのボルトに問題はありませんでした。
根が深そう…
3
<ウィンドウレギュレータークリップ外し1>
パワーウィンドウレギュレーターを外してどこが壊れているのか確かめることにしました。
ウィンドウレギュレータークリップを外すために、ウィンドウを下げます。
どうやらクリップの形が右後とは違うようです。
以前、ショップにてウィンドウレギュレーターを交換してもらったことから、新しい部品が付いているようです。
外し方が分からずあれこれと悩みましたが、ウィンドウクリップの先に黒の四角いプラスチックが付いていて、それを45度ほど反時計回りに回したら外せました。
<ウィンドウレギュレータークリップ外し2>
その後、ガラスを奥へ押しこみ、クリップを外します。
どうやらウィンドウブッシュの形も右後と違うようです。
ガラスはそのままではじゃまになりますので、上へ持ち上げ、ご用達のつっぱり棒で固定です。
(詳しくは整備手帳「パワーウィンドウ(右後)閉まらず(2回目)」をご覧ください。)
4
<ウィンドウレギュレーター外し>
パワーウィンドウレギュレーターをとめているボルト(3本)をドライバーで外し、レールをとめているボルト(10mm, 2本)を外します。
ドアの内側にぶつけないよう注意しながら、レギュレーターを取り出します。
<ウィンドウレギュレーターのレール>
レール部分を見ましたが、何かに引っかかっているわけではないようです。
5
<ウィンドウレギュレーターの分解1>
次にモーター部分を確かめてみます。
以前よりコネクターの内側に水が入っていたので、中の状態が心配です。
モーターのケースをとめるねじ(3本)をプラスドライバーで外します。
<ウィンドウレギュレーターのモーター1>
水が入ったあともなく、大丈夫なようです。
なお、コイル側はコネクタを壊さなければ外れないようでしたので、やめておきました。
6
<ウィンドウレギュレーターのモーター2>
一方、シャフト先端部分を見てみると、ギヤにグリスとプラスチックの粉のようなものが付いていました。
これはなんだろう…
<ウィンドウレギュレーターの分解2>
さて、最後はスプールの内部です。
スプールカバーをとめている3本のねじをソケットレンチ(トルクスT20)で外します。
7
<ウィンドウレギュレーターのスプール2>
スプールカバーを外しましたが、ウィンドウレギュレーター本体(写真の右側)の中を開けることができませんでした。(残念!!)
<ウィンドウレギュレーターの右後の場合>
写真は右後のウィンドウレギュレーター本体を分解したものです。
想像になるのですが、6項のプラスチックの粉は写真の白いプラスチックの歯車の一部がかけたものではないでしょうか。
なので、あるところまで動き(歯車が大丈夫)、あるところから空回り(歯車がかけている)となるのでしょう。
8
壊れた歯車と同じものをどこからか見つけてきて交換することは難しそうです。
どうやらウィンドウレギュレーターを買って、交換するしかないようです。
それにしても何で歯車が壊れるほど負担がかかったのだろうか…ドアのガラスのガイドがゆがんでいる?
運転席側のパワーウィンドウはよく使うので、そこらへんも考えて、中古品にするか新品にするか決めます。
「は~(ため息)。新品ならば4万円コースか…」
今回の費用:0円
(他の工具・材料は持っているものを使用)
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