フロント・リヤブレーキ点検・清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車検を控え、フロントとリヤブレーキの点検・清掃をしました。
具体的にはパッドの残量点検とスライドピンのグリスアップ、全体的な清掃です。
今回新たに気がついた点や、やってみたことをまとめました。
(詳しい手順は整備手帳「フロントブレーキパッド交換1,2及びリヤブレーキパッド交換1,2」をご覧下さい。)
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
今のところ問題は発生しておりませんが、ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
<左側フロントのブレーキキャリパー1>
下側のボルト(スライドピン)を外し、キャリパーを持ち上げるときに気がつきました。
ブレーキホースが思いきり伸びています。
持ち上げる前に、ブレーキホースのクランプを外したほうが良いですね。
(でも何度も外すと、クランプがもげそうですが…)
2
<左側フロントのブレーキキャリパー2>
次にブレーキキャリパー本体をキャリパーブラケットから外します。
が、硬くてなかなかぬくことができない…
前回、シリコングリスをたっぷり付けたのですが、スライドピンの表面がさびています。
外から水が入ったというよりも、洗ったときにキャリパーブラケットの穴に残っていた水が悪さしたのかも…
3
<フロントブレーキパッドの厚さ>
ブレーキパッドの厚さを確かめました。
前回、内側・外側を比較すると外側の片べりがひどかったのですが、パッドを換えてからは思ったよりも進んでいない様子。
パッドを換える前から右の外側は減りが早いので、これはこの車のくせのようです。
スライドピンのさびが少なからず影響しているのだろうか…
前回点検したとき(2012年10月27日)の記録から、パッドの磨耗は
一番早いところで、約5,505kmで1mm
一番遅いところで、約9,813kmで1mm
計算上、2年後には交換しなければならないようです。
さらに今度はブレーキローターも交換せねばなりません。
4
<左側フロントのブレーキキャリパー3>
前回の反省をふまえ、スライドピンの穴の中に水が残らないよう、エアブローをしました。
<グリスの塗布>
前回は上下のスライドピンともシリコングリスを塗りましたが、今回は
上側: リチウムグリス
下側: ラバーグリス
にしました。
上側のサビを防ぎたかったのと、下側はゴム部品が穴の中に触れているようなのでゴムのグリスを使ってみました。
次回の整備時にどうなっているか、楽しみです。
5
<左側フロントのブレーキ>
点検・清掃前後の写真です。
上側:前
下側:後
取り付け取り外しは両方合わせても30分くらいでできてしまうかもしれません。
やはり、一番時間がかかるのは清掃です。
中性洗剤で根気よく洗うのですが、ブレーキパッドの汚れはひどいのでとても大変。
1ヶ所30分でフロント・リヤ合わせて4ヶ所で2時間かかります。
でも、きれいになると気持ちいいです。
6
<リヤブレーキパッドの厚さ>
リヤはフロントと違い作業がシンプルで、順調に進みます。
ブレーキパッドの厚さを確かめました。
こちらも多少の片べりはありますが、フロントほどではありません。
前回交換したとき(2013年3月17日)の記録から、パッドの磨耗は
一番早いところで、約10,549kmで1mm
一番遅いところで、約19,926kmで1mm
フロントの2倍はもちそうです。交換は4年後くらいでしょうか。
こちらも今度はブレーキローターも交換せねばなりません。
7
<左側リヤのブレーキ>
点検・清掃前後の写真です。
左側:前
右側:後
なお、リヤ側はブレーキパッドにスリット(縦溝)が入っていますので、そこにかすがたまります。
かすが硬くなっていたので、針金で取り除きました。
8
最後にブレーキペダルを数回踏んで、ピストンをブレーキパッドにしっかり押し付けて完了です。
本当はブレーキフルードの交換もやりたかったのですが、日が沈んだので明日にします。
今回の費用:0円 (他の材料・工具は持っているものを使用)
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