水温センサーの点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2014年3月にマップセンサーを交換しましたが、残念ながらなおりませんでした。
(詳しくは整備手帳「マップセンサーの点検・交換」をご覧ください。)
相変わらず始動時の調子が悪く、少し走ってからエンジンをかけなおすとなおるということをくり返しています。
とある日、インターネットをはいかいしていると、始動時は水温センサーの信号をもとに燃料の噴射量を決めているという記事を見つけました。
これだ!ということで、水温センサーを確かめることにします。
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
また、エンジンを動かした後は水温センサー周りが熱くなりますので、やけどにご注意下さい。
まず、エアクリーナーボックスを外します。
(詳しくは整備手帳「エアクリーナーボックス清掃1,2」をご覧ください。)
<エンジンの正面>
水温センサーはサーモスタットの横になんと3個も付いています。
2
<水温センサー>
上から順に
水色…インスツルメントパネルの警告灯につながっている
茶色…ファンモーターのコンピューターにつながっている模様(他の方の記事から)
緑色…エンジンのコンピューターにつながっている
と言うことで、ガソリンの噴射量を見ているのは、一番下にある緑色の水温センサーです。
注意!
写真から気付かれた方もいるかもしれませんが、茶色のコネクターのロックがはり金になっています。
このロックだけ他の2つと構造が異なり、クリップを一度外す必要があります。
実は外すとき、クリップをどこかへすっ飛ばしてしまいました。
取り外し注意です。
(飛ばすのは私くらいでしょうか…)
3
<水温センサーの規格>
Eマニュアルより規格を調べてみました。
抵抗値が茶色と青色の線の間にあればOKとなります。
50~100℃の間は規格がなかったのですが、おぎなってみてください。
水温が上がると抵抗値が下がります。
4
<コネクター外し>
クリップを押しながら、コネクターを引っぱると、外すことができます。
5
<測定>
水温センサーの端子に測定用のハーネスとテスターをつなげ、抵抗値を測りました。
一度エンジンが温まるとなおってしまうことから、エンジンをかける前に測りました。(合計3回)
6
<結果>
大体規格に入っているようです。
水温ではなく気温で測っているので、あくまでも参考ですが…
7
でも1点、気になることがありました。
テスターを端子にあてると、
0.005kΩ→0.234kΩ→2.344kΩ
という風に1秒ほどたってから表示されるのです。
エンジン始動時にコンピューターは瞬時に抵抗値を判断し、適切な燃料の噴射量を指示します。
この瞬時にというのが味噌で、すぐに抵抗値がでないと正しく動かないのではと。
比べるため、真ん中の茶色のコネクターの水温センサーの抵抗値を調べてみました。
結果、0.004kΩ→0.183kΩ→1.833kΩ
同じだ…
どうやらテスター自体の測定の関係でそのように表示されているみたいです。
(2つの水温センサーが壊れていたりして。)
8
残念ながら、今回もこれといった故障は見つかりませんでした。
でも、今回の調べ方が正しいのか分からないので、交換したほうが安心かもしれませんね。
水温センサーは値段もお手ごろのようなので…
今回の費用: 0円
(テスター他は持っているものを使用)
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