ハブナットの取り外し方法検討
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ドライブシャフトのブーツを交換したいと考えています。
そのためにはハブナットを取り外す必要があります。
ハブナットはサイズ(二面幅)が大きく高いトルクで締まっているので、それなりの工具が必要となるようです。
なので、必要な工具や取り外しの方法を検討してみました。
なお、ハブナットが外せると、
1. ドライブシャフトを外せる(ブーツ交換ができる)
2. エンジンマウント(下側)が交換できる(ドライブシャフト(右)が貫通しているので)
3. フロントホイールベアリングが交換できる
4. クラッチ交換ができる
等、整備の幅が広がります。(自分でできるかどうかは置といて)
<フロント左ハブ>
まず、フロントホイールを外します。
2
<Rピン外し>
ハブナットの抜け止めであるRピンをラジオペンチで外します。
容赦なく硬いので、外れた勢いで手をどこかにぶつけないよう注意します。
3
<カバー外し>
ハブナットを押さえるカバーを外します。
手で簡単に外れます。
4
<ハブナットのサイズ>
ノギスで測ると、なんと35mm。大きいですね。
錆びたドライブシャフトの先端が11mm程飛び出しています。
締め付けトルクも325N・mと未知の領域なので、ソケットの差込角3/4(19mm)の工具を準備することにします。
ソケットはディープソケットでなくても、問題ないでしょう。
5
ハブナットを外すとき長いハンドルを振るスペースを考えなければなりません。
ハブナットに近すぎるとハンドルが車体に当たってしまいます。
<ハブナットからの距離>
ハブナットから15cm位あれば、ハンドルは車体に当たらなそうです。
6
さて、ハブナットを外す時、ハブを固定しないと空回りしてしまいます。
クランクプーリーを外す時にフライホイールを固定するのと同じように、回り止めが必要となります。
他の方の記事や雑誌を調べると、いくつか方法があるようです。
1. ホイールキャップを外して、ホイール・タイヤを接地させる+ブレーキを掛けて置く<上の写真>
2. ディスクローターへプライバー等を差し込み、ディスクキャリパーへ引っ掛ける<下の写真>
3. ハブロックレンチで固定する
今後のことも考え、3で準備してみます。
7
ハブロックレンチを自作することにします。
2本もしくは1本の棒に穴だけあければ、回り止めになりそうなので。
<ハブロックレンチの検討>
ハブ周りの寸法を確かめて、紙で2本の棒を作ってみました。
回りにぶつからないので、寸法関係は大丈夫そうです。
8
良い鋼材を見つけなければ…
果たしてうまくいくのか?
今回の費用: 0円
(工具は持っているものを使用)
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