ヘッドライトLow側LEDバルブ取り付け2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
整備手帳「ヘッドライトLow側LEDバルブ取り付け1」の続きです。
ヘッドライトユニットの加工から始めます。
整備手帳「ヘッドライトLEDバルブ取り付け検討」にて書きましたが、バルブスプリングとそのフックがLEDバルブのヒートシンクに当たります。
なので、フックの先端を短くし、かつ、折り曲げます。
<バルブスプリングホルダー外し>
バルブスプリングホルダーを固定するねじ(2ヶ所)をトルクスドライバー(T10)で外します。
<ロックの先端切断>
ロックの先端をニッパーで切ります。
ギリギリまで切るので、集中します。
さらに、切るだけでは不十分だったので、上側に折り曲げます。
2
<加工したバルブスプリングホルダー>
こんな感じで加工します。
<取付イメージ>
実はこれでもLEDバルブを取り付ける時にヒートシンクに当たります(赤○)。
さらにバルブスプリングの先端も当たっているようですが、何とか付くので、こちらは無視します(青○)。
3
次にヘッドライトユニットの本体を加工します。
<ヘッドライトユニットの加工>
LEDバルブに当たる部分をはんだカッターで切り取ります。
やけどに注意です。
(今でもこの時の火傷の痕が親指にあったりします。)
<切断範囲>
水平を0度とすると、20度位切り取りました。
右側はこの対照となります。
4
LEDバルブは全長が長くヘッドライトユニットには収まらないので、エクステンションリングを作ります。
たいしたものではないですが、かっこいい名前を付けてみました。
<エクステンションリングの材料>
左から
○ (今や希少となった?)OHPシート(297×210mm, t=0.1mm)
○ ポロンスポンジロール(50mm×1m, t=1.5mm)
○ 天然ゴムスポンジロール(30mm×1m, t=5mm)
○ ナイロンプッシュリベット(φ5×5.5mm)
ポロンやスポンジゴムはその材料が必要だったわけではなく、単にサイズから選んだものです。
スポンジロールでは形が整わないと思い、OHPシートを骨格に使いました。
ナイロンプッシュリベットはエクステンションリングとライト裏側のカバーを固定するためのものです。
これらを加工すると…
<エクステンションリング>
こんな感じになります。
と、簡単に書きましたが、これに至るまで、試行錯誤でいくつか作っています。
5
<エクステンションリング断面>
○ヘッドライトユニットの溝(5mm)に差し込むこと
○ヘッドライトユニット裏側のカバーの径(118mm)に合わせること
を意識して作りました。
長さは20mmとしました。
20mm以下にすると、裏側のカバーがLEDバルブの背面に当たります。
30mm以上にすると、
○車両に付いた状態で、カバーを外せなくなる
○ウィンドウウォッシャーノズルを外せなくなる
ご参考まで。
6
エクステンションリングを20mmにしたので、LEDバルブの背面がすれすれの位置にあります。
カバーの内側にはロック等の出っ張りがあるため、これを避けて付ける必要があります。
<ヘッドライトユニット裏側のカバーの内側>
赤枠の部分にはロック等が無く、LEDバルブの配線を含めてうまく収まります。
<ヘッドライトユニット裏側のカバーの位置>
上記を考慮して、写真の位置で車両に組み付けます。
7
<ヘッドライトユニット裏側のカバーの加工1>
LEDバルブの配線を通すため、φ14の穴を2ヶ所ホットナイフで開けます。
HIDの配線に重ならない位置にします。
<ヘッドライトユニット裏側のカバーの加工2>
次に、カバーの側面にエクステンションリングと固定するためのφ5の穴を1ヶ所開けます。
位置はエクステンションリングに仮組みしてから、決めました。
8
<加工したヘッドライトユニット裏側のカバー>
左右非対照となります。
穴だらけですね。
最初からいくつか穴を開けるつもりだったら、HID用の穴を真ん中に開けなかった…
穴の位置を簡単に書いておきます。
<グロメットの加工>
裏側のカバーにLEDバルブの配線を通す時に使うグロメット4個を加工します。
ポンチを使ってグロメットの中心にφ6の穴を開けて、スリットを入れます。
整備手帳「ヘッドライトLow側LEDバルブ取り付け3」へ続く。
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