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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2019年1月2日

ドライブシャフトブーツ(左)グリス漏れ(3回目)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
ドライブシャフトのインボードブーツからのグリス漏れが収まらないため、2018年10月20日にブーツバンドをもう一度交換しました。
ブーツバンドを強く締め付けたら、バンドが「ブチブチ」切れて、予備が無くなり焦ったのですが、何とか締めました。

左側: バンド2重巻…弱めのスピンナハンドル締め
右側: バンド1巻…強めのスピンナハンドル締め

しかし、残念ながら両方ともグリスが漏れてきました。(エンドレスだ…涙)

<漏れたグリスの状態>
上: 左側…グリスが多量に飛散 (本当に悲惨だ!!)
下: 右側…わずかに漏れが有

右側の漏れが少ないことから、やはり、強く締める方法は効果があるようです。
漏れは今のところわずかですが、夏場や劣化でグリスが軟らかくなると、漏れが多くなるかもしれません。

今回、かしめタイプのバンドを手配したので、漏れの酷い左側を試しに交換することにします。

!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。

(ドライブシャフトの外し方は、整備手帳「ドライブシャフト取り外し1・2」他をご覧ください。)
2
ドライブシャフトを抜くとトランスミッションオイルがこぼれるので、今まではドレンプラグよりオイルを抜いてから作業を始めました。
今回はオイルを抜かずにドライブシャフトを抜いて、直後にプラグを差し込むことにします。
抜いたオイルをもう一度入れるのが、とても面倒だったので…

<ミッションオイル受けの準備>
ドライブシャフトを抜いた時にこぼれるオイルを受けるため、漏斗を乗せたオイル缶をディファレンシャルシールの下に置いておきます。

<プラグを差した状態>
ドライブシャフトを抜いた直後に、プラグを差し込みます。
午前中で寒かったせいか、オイルは50mℓも抜けませんでした。
3
<ブーツバンドかしめ失敗例>
さて、今回、かしめタイプのブーツバンドを手配したのですが、かしめタイプには苦手意識があります。
写真のようにかしめた部分が浮いてしまうんですよね…

浮かないようにする方法はないかと思い、値段の高いKTCの工具の説明を見てみたら「かしめ部が盛り上がらないクロウ形状を採用」との説明が。
どうやらバンドのかしめ部は浮くものらしく、工夫する必要が有るようです。

そして、改めて自分の所有しているかしめタイプの工具を見てみると、何と手がしめの工具にかしめ部が盛り上がらないようにするストッパーが付いていました。

<かしめ工具>
左: ラチェットでかしめる工具
右: 手でかしめる工具…盛り上がりを防止するストッパーが付いています

なので、
1. 最初はラチェットでかしめる工具で爪を引っ掛ける部分を作り
2. 手でかしめる工具で最後までかしめる
という、作戦で行こうと思います。
4
それでは、ドライブシャフトのブーツバンドの交換に取り掛かります。

<ブーツバンド切断>
ブーツバンドカッターでブーツバンドを切ります。


<インボードジョイント>
大分飛び散っていましたが、グリスはまだ内部に残っています。
5
<グリス補充>
前回使ったのと同じグリスを補充します。(約40g)
これで予備のグリスは最後となります。

以降、もしグリスが漏れた場合は、完全にグリスを除去し、新しいグリスへ交換しないと駄目かも。

<ブーツバンドの整形>
フリーサイズのブーツバンドなので、使う大きさに合わせて形を整える必要が有ります。
しっかりと形を作らないと、かしめる時に外れたり、バンドの浮いたところからグリスが漏れるかもしれません。
6
インボードジョイントをインボードのブーツに差し込み、作戦通り、ブーツバンドをかしめていきます。

<ラチェットでのかしめ>
ラチェットを回して、バンドをかしめていきます。
やはり、浮き気味になります。
何でだろ。
しかも、左右不均等だ…

<手によるかしめ>
「ウリャー」という掛け声とともに目一杯かしめますが、殆どかしめられません。
かしめ工具の12.7mmの差込角にスピンナハンドルを付けて挟み込みましたが、あまり変わらず。

作戦失敗。
諦めて、ラチェットで最後まで締め付けて、浮いた部分をプラスチックハンマーで潰しました。
今回はバンドに掛ける爪が外れなかったので、上手くいきました。
7
<かしめたブーツバンド(かしめ部)>
かしめ部は左右不均等で、美しくないですね。
でも、締め付け加減は最高で、ブーツを手でひねる程度では全く動きませんでした。
これは、期待が持てます。


<かしめたブーツバンド(かしめ部の裏側)>
一方、かしめ部の裏側のバンドが重なる部分は少しずれてしまいました。
しょうがないですね。
表側のかしめだけで一杯一杯だったので、裏側を確かめる余裕はありませんでした。
見た目は悪いですが、役目を果たしているようです。

ブーツバンドの予備は沢山あるので、もう一度かしめ直しても良かったのですが、締め付け具合が良かったので、OKとしました。

あとは、各種部品を組み付けます。
(詳しくは整備手帳「ドライブシャフト取り付け1,2」をご覧ください。)
8
<トランスミッションオイル補充>
最後に抜けてしまったトランスミッションオイルを補充します。
150mℓ位、足しました。

実はドライブシャフトを差し込む時に結構のオイルが抜けました。
日中気温が上がったので、オイルが軟らかくなったのかもしれません。


今回の費用:
ブーツバンド J&R / MISC3 1セット(大・小各10個入り) 1,534円
ミッションオイル止めプラグ ストレート / 36-525 738円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
合計金額: 2,272円


この後8ヶ月程経ちますが、グリスは漏れていません。
ようやく、大きな問題を解消することができました。

今回、良いブーツバンドを安く手に入れることができて、ラッキーでした。
かしめタイプのブーツバンドはしっかりとかしめられればベストなのは分かっていましたが、入手し易い巻き上げタイプのバンドに流れてしまったのが、失敗だったのかもしれません。

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「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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