ドライブシャフトブーツ(左)破れ他
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
買い物に出掛けた際、突然クラッチの切れが悪くなりました。
深く踏み込まないと切れないし、つなぐ時にも引っ掛かり感があり、明らかにおかしい。
苦い経験をしたクラッチワイヤーの故障が頭に浮かびます。
しかも、買い物を終えてエンジンを始動すると、今度は2018年11月以来のエンジン回転不良。
ハンチングこそしませんでしたが、1,200回転位でアイドリングが高止まり。
再始動すると、今度はエンジンがストールして、アイドリングしない…
<クラッチ操作>
2
何とか自宅まで帰り、クラッチワイヤーを確かめました。
<クラッチワイヤーのストッパー部>
ストッパーは壊れていないようです。
ワイヤーを確かめるため、表面に触れてみると…
「げっ、グリスが手に付いた…」
<クラッチワイヤー>
バッテリーの奥をのぞいてみると、ワイヤーに飛び散ったグリスが沢山付いています。
「左側のドライブシャフトブーツが破れたんだ…」
3
急きょ、車を持ち上げて左側のドライブシャフトを確かめました。
<インボードブーツ>
ドライブシャフト(左)のインボードブーツから、激しくグリスが飛び散っていました。
<破れた部位>
谷の部分に40mm位の穴が開いていました。
「隙間」ではなく「穴」なので、相当量のグリスが飛んだと考えられます。
何気にブーツの破れは初めての経験です。
4
<ドライブシャフト(左)>
以前と同じインボードブーツからの飛散ですが、場所が違うため、汚れ方が違う気がします。
<グリス拭取り>
グリスをウエスで拭き取ります。
グリスまみれになるので、耐油性手袋を着けて拭き取りました。
5
作業を始めたのが午後で、翌日の天気予報は雨ということなので、修理は次の週末に先送りします。
まずは、残りのグリスが飛び散らないようにします。
<材料>
即席感が否めませんが、破れた部分に、
○ラップを巻き付ける
○ビニールを巻き付ける
○結束バンドで止める
ことにしました。
回転する物へ巻き付けることに抵抗がありますが、ラップやビニールであれば、どこかへ引っ掛かっても破れるだろうと考えました。
今、考えると、以前繰り返したグリス漏れの時も、飛散防止をするべきでした。
<ラップ巻付>
回転方向を考慮して、剥がれない向きに巻き付けます。
6
<巻付後>
小径側のビニールの巻き付け方が雑過ぎ…
まあ、取れなければ良いということで。
7
<ドライブシャフトブーツの亀裂>
(整備手帳「フロントブレーキホース交換(2回目)」の時に撮影。)
実はドライブシャフトのインボードブーツに亀裂があることは以前から気が付いていました。
いつか切れるだろうと覚悟しながら、現実から逃避して放置していた訳で…
ところで、ブーツが破れた原因は、
○車高を落としたことにより、ドライブシャフトの取り付け角度が変わった
○ストラットを交換したことにより、左右の車輪間が短くなり、インボードブーツの曲げに負担が掛かっていた
ことが、考えられます。
何れにせよ原因はブーツ自体の問題ではなく、ブーツに負担が掛かる状態になっていることが問題だと考えています。
ストラットを交換したら(車高を落としたら)、ドライブシャフトブーツに負担が掛かるなんて、思ってもみませんでした。
結局、インボードブーツは2年3ヶ月、27,000km程しか持たなかったことになります。
8
相次いで3つの故障が発生。
とほほな気分です。
当分、大人しく走ります。
来週の週末は晴れると良いのですが…
ところで、クラッチは深く踏み込めば切れるので、何とかなりそうです。
走行距離も14万kmを越えているので、いい加減にクラッチ交換の準備を進めなければ…
今回の費用: 0円
(材料・工具は持っているものを使用)
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