ストラット(右)付近異音点検1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
整備手帳「ドライブシャフトブーツ交換(2回目)」にてドライブシャフトを外すついでに、ストラット右付近からする「コココ」音の原因を調べます。
2019年12月にMaji Blueさんにて下廻りを見て頂いた際、ロアアームのジョイント部分に隙間があると指摘を頂きました。
(詳しくは整備手帳「下廻り点検(4回目)」をご覧ください。)
右側はロアアームを交換した際、誤ってボールジョイントの径の違うものを取り付けてしまい、ナックル側の取り付け部を変形させた苦い経験があります。
(詳しくは整備手帳「ロアアーム外れと修理2」をご覧ください。)
なので、今回改めて、ボールジョイント付近の取り付け状態を確かめることにします。
断りがなければ、以下、右側の写真となります。
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
<タイロッドエンド外し>
タイロッドエンドプーラーを使って、ボールジョイントをナックルから外します(赤○)。
その後、スタビライザーリンクを、外します(青○)。
(詳しくは整備手帳「ロアアーム交換1」をご覧ください。)
2
今回はホイールアライメントが変わると調整に手間が掛かるので、アッパーマウントは外しません。
<ピストンロッド緩め>
ピストンロッドを固定するナットを緩めます。
ピストンロッドをソケット(10mm)で押さえ、ナットをめがねレンチ(22mm)で緩めます。
次にナックル周りの部品を外します。
<ナックル周り>
赤○: ブレーキホースをブラケットから外す
青○: ABSセンサーの配線をブラケットから外す
黄○: ABSセンサーをハブから外す
3
<ブレーキキャリパー外し>
ブレーキキャリパーを固定するボルトをソケット(13mm)を使って外します。
ねじロック剤が付いているため、少し固いです。
<ブレーキキャリパー他避難>
ストラット取り付け・取り外し時に、ブレーキキャリパーとABSセンサーを引っ掛けないようにするため、ホイールハウスの奥にハンガーで引っ掛けておきます。
4
<ロアアーム外し1>
ロアアームのボールジョイントとナックルを固定するボルト・ナットを外します。
写真は左側のものですが、ボールジョイントのプロテクターが後方を向いていて、ソケットやめがねレンチが入らないため、スパナーで緩めました。
なんで、動いちゃうんだろう…
<ロアアーム外し2>
ロアアームプーラーを使ってロアアームを下げ、ロアアームのボールジョイントをナックルから外します。
5
<ドライブシャフト外し>
ロアアームプーラーでロアアームを下げながら、ドライブシャフトをハブから外します。
<ストラット・ナックルジャッキアップ>
ナックルをジャッキで持ち上げます。
6
<ストラット外し>
ピストンロッドを固定するナットを外し、その下のワッシャー・コントロールカップも外します。
ボルトを外したら、ゆっくりとジャッキを下ろし、ストラット・ナックルを車から外します。
<アッパーマウントの状態>
以前も確かめましたが、アッパーマウントに亀裂等は無いようです。
7
<外したストラット>
ブレーキパッド・キャリパーヨーク・ディスクローターを外していないため、重たいです。
<ストラットベアリング他外し>
外すといっても部品を右側へ動かすだけです。
押さえていないと、地面に落ちてしまいます。
8
<外したストラットベアリング>
ストラットベアリングを回すと、「ゴリゴリ」感やガタもなくスムーズに動きます。
<ストラットベアリングの接触部>
ストラットベアリングとスプリングシートが触れる部分を確かめましたが、傷や砂等の噛み込みはありませんでした。
わずか1mm程の幅で触れているようです。
組み合わせてもガタはありませんでした。
ストラット(右)付近異音点検2へ続く。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク