フロント・リヤブレーキ点検・清掃(4回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2
ということは、パッドの状態も…
<フロント右のブレーキパッドの状態>
キャリパーを持ち上げた状態です。
やっぱり、外側のブレーキパッドが激しく削れていますね。
でも、この減り方は以前からの傾向で、スリットの有無に関係なく、特に右前の外側のパッドが減ります。
そろそろ、本当にピストンシールを交換しなければ。
<フロント左のブレーキキャリパー>
ブレーキキャリパーを洗うため、キャリパーブラケットから外しました。
今回は外したキャリパーをラバーブロックの台の上に置きました。
キャリパーを地面に直接置くと傷が付くので。
3
<フロント右のブレーキキャリパー洗い>
ブレーキキャリパーを中性洗剤で洗います。
スリットローターを使っていることもあり、ブレーキダストが沢山ついています。
中性洗剤が泡立つ間もなく、茶色くなります。
でも、根気良く洗い続けると、ブレーキダストを大体洗い流すことができます。
同時にブレーキパッドもきれいに洗い、面取りもします。
次にフロントのブレーキパッドとブレーキローターの厚さを確かめました。
<フロントパッドとローターの厚さ>
外側の減りが早いのはいつもと同じですが、今回は右の減りが顕著です。
パッドが摩耗してくると、左右差が大きくなるようですね。
摩耗量が多いのは、スリットローターなので、仕方がないです。
前回、点検・清掃した時(2018年10月8日)からのパッドの磨耗量は、
一番早いところで、4,529kmで1mm (前回4,876kmで1mm)
一番遅いところで、8,249kmで1mm (前回6,659kmで1mm)
となりました。
外側のスリットが消え掛けているので、今後は外側の摩耗量は減るかもしれません。
でも、走行距離にもよりますが、次回の点検・清掃まで持たない気が…
一方、ローターの摩耗量は、純正ローターに比べてわずかに多い位でしょうか。
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それでは、フロントのブレーキキャリパーを取り付けます。
<フロント左のスライドピン>
スライドピンにグリスを塗ってから、キャリパーブラケットに取り付けます。
左: 上側のスライドピン→シリコングリス
右: 下側のスライドピン→ブレーキラバーグリス
<フロントブレーキパッド>
今回はブレーキパッドとブレーキキャリパーが触れる部分にも、パッドグリスを塗ってみました。
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<フロント左のブレーキ>
点検・清掃前後の写真です。
左: 前
右: 後
あまり、違いが分かりませんね。(笑)
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リヤもブレーキパッドとブレーキローターの厚さを確かめました。
<リヤパッドとローターの厚さ>
左内側の磨耗量が少ないです。
パーキングブレーキ力の左右差が出ているのと、関係があるかもしれません。
前回点検した時(2018年10月8日)から、パッドの磨耗量は
一番早いところで、25,654kmで1mm (前回20,422kmで1mm)
一番遅いところで、46,178kmで1mm (前回44,928kmで1mm)
となりました。
あと2年は持つでしょう。
ブレーキローターの厚さは測るのが難しく、値に全く自信がありません。
どの位減ったのか正直分からなかったのですが、磨耗限界の6mmまでは、まだ余裕があります。
<リヤブレーキパッド>
溝に詰まった、ブレーキダストをマイナスドライバーで取り除きます。
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リヤもブレーキキャリパーとブレーキパッドを中性洗剤で洗いました。
<リヤ左の内側のブレーキパッド1>
洗っている時に気が付いたのですが、バックプレートとの接合部分が激しく錆びていました。
塗装がはがれた後も無く、また、水が溜まる部分でないのに、何で水を吸ってしまったんだろう。
<リヤ左の内側のブレーキパッド2>
しかも、バックプレートからライニングが浮いてしまっています。
パッドが減らないことと関係しているのかな?
次回の車検までに、ブレーキローターとブレーキパッドを交換したいな。
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<リヤ左のブレーキ>
点検・清掃前後の写真です。
左: 前
右: 後
水洗いは必ずしも必要はないですが、ブーツの細かい亀裂の有無を確かめられるので、やって損はないと思います。(ただし、スライドピンのブーツ内に水が入らないように注意!)
最後にブレーキペダルを数回踏んで、ピストンをブレーキパッドにしっかり押し付けて完了です。
これを忘れると、最初の交差点で本当に止まらないです。(怖)
今回の費用:0円
(材料・工具は持っているものを使用)
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