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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2021年2月7日

スピンドル再締め付け

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
「コココ」音は相変わらず、解消していません。
今まで触れていなかったトランスミッションマウント側の影響を考えようと、2020年8月に行った整備手帳「スピンドル交換」の記事を確かめていたら…

「スピンドルのトルクが低過ぎる!」

記事を見ると25N・mで締め付けていました。
M12、しかも、トランスミッション(重量物)を固定するトルクとしては低過ぎる気がします。

改めてトルクを調べてみると、
Eマニュアル: 60N・m(N5の記載がなく、同じ構造のもの)
ヘインズ: 50N・m
とありました。
25N・mはどこからきたんだろう、何で締める時に気が付かなかったんだろう…

ということで、スピンドルを再度、締め付けることにしました。

<スピンドル>

!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
2
トランスミッションマウントはバッテリートレーとバッテリーブラケットの下にあるので、作業をするにはそれらの部品を外す必要があります。

<部品を外す前>
まず、
1. エアクリーナーボックス
2. バッテリー
3. バッテリートレー
を外します。

(詳しくは整備手帳「トランスミッションマウント交換1」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/5130840/note.aspx

<部品を外した後>
バッテリーブラケットの穴から、トランスミッションマウントが見えます。
3
<ブラケット取外し>
赤○: 配線を固定するクリップ(1ヶ所)をラジオペンチで外します。
青○: バッテリートレーのブラケットを固定するボルト(4本)をソケットレンチ(13mm)で外します。

そして、ブレーキ配管とグランド配線の下を通しながら、ブラケットを左方向へ取り外します。

<トランスミッションマウント外し1>
両端にあるナット(2ヶ所)をソケットレンチ(13mm)で外します。
4
<エンジンホルダー設置>
このままトランスミッションマウントを外してしまうと、エンジン(トランスミッション)が落ちてしまうので、エンジンホルダーを設置します。

そして、トランスミッションマウントが軽く浮くまで、エンジンを持ち上げます。

<トランスミッションマウント外し2>
真ん中にあるナットをソケットレンチ(18mm)で外し、ワッシャーも外します。
5
<トランスミッションマウント外し3>
トランスミッションマウントを手で外し、スピンドルに通してあるカラーも外します。

スピンドルにはねじロック剤が付いています。
なので、増し締めを行わず、一度取り外してから、ねじロック剤を塗り直します。

<スピンドル外し>
スピンドルをディープソケット(16mm)を使って外します。

これが固くて固くて、泣きそうになりました。
600mmのスピンナーハンドルを使って回しても固くて、トランスミッション側のめねじが駄目になるかと思いました。
幸いねじ山が固着することはなかったですが、ねじ山が破損したら…
考えたくないですね。

純正部品のねじロック剤は優秀でした。
これだけ固く止まっていれば、わざわざ外す必要は無かったですね。
いや、もしかしたら、60N・mで締め付けていたにもかかわらず、トルクを間違えて記事に書いたのかも…
6
<スピンドル清掃>
ワイヤーブラシを使って、スピンドルのねじ山に付いているねじロック剤を取り除きます。
外す時はあれだけ固かったのに、ねじロック剤は簡単にはがれました。


<ねじロック剤塗布>
スピンドルに、ねじロック剤を塗ります。
塗り過ぎると次回取り外す時に苦労するので、3.5山程しか塗りませんでした。
(購入時は5山も塗られていた!!)
7
それでは、スピンドルを締め付けます。

<スピンドル締付>
プレートを挟み、ディープソケット(16mm)を付けて、トルクレンチで締め付けます。
今度は確かに60N・mで締め付けました。

締める時は緩めた時がうその様に、簡単に締め付けできました。

<トランスミッションマウント取付>
スピンドルにカラーを通して、トランスミッションマウントをブラケットに取り付けます。
赤○: スピンドルにワッシャーを通し、ナットをトルクレンチで締め付けます(65N・m)。

そして、エンジンホルダーを外して、
青○: 両端にあるナット(2ヶ所)をトルクレンチで締め付けます(30N・m)。

(詳しくは整備手帳「エンジンマウント交換2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/5140935/note.aspx
8
そして、今回、Eマニュアルを読み直して、もう一つ気が付いたのですが、バッテリーブラケットにはしっかりと締め付けトルクが指定されていました。
単にバッテリーを支えているだけではなく、下にあるトランスミッションマウントブラケットを補強していたのですね。
強度区分の高いボルトが使われていた理由が分かりました。

<バッテリーブラケット取付>
配線を固定するクリップ(1ヶ所)を取り付けた後、ブラケットを固定するボルト(4ヶ所)をトルクレンチで締め付けます(35N・m)。

あとは、外した部品を元に戻して、終了です。

今回の作業は取越し苦労でした。
何やっているんですかね、ほんとに…


今回の費用: 0円
(工具・材料は持っているものを使用)

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プロフィール

「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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