エアコンのコンプレッサーのプーリーASSY交換3
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
エアコンのコンプレッサーのプーリーASSY交換2の続きです。
元々フィールドコイルの配線は長いため、配線がブラケットに束ねてありました。
折角の機会なので、配線の長さを適切な長さにできないかと考えました。
<新しいフィールドコイル>
コルゲートチューブを外して配線の状態を見てみると…
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<フィールドコイルの配線>
途中で切って、違う色の配線につなげられていました。
そりゃそうですよね、売れる数は限られているので、車種毎のコイルの専用品なんて作れませんよね。
なので、コイルは同じ部品を使い、配線をつなげて長さを調整しているのですね。
これで、ためらわずに配線を加工できます。(笑)
<フィールドコイル配線加工1>
配線を圧着ペンチで切断します。
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<フィールドコイル配線加工2>
配線の外覆を圧着ペンチでむきます。
<フィールドコイル配線加工3>
配線に防水タイプの熱収縮チューブを通します。
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<フィールドコイル配線加工4>
スプライスを圧着工具でかしめます。
完全に線径オーバーで、スプライスで芯線を覆えていません。
自分の車だからよしとしますが、長い目で見ると不安が残ります。
新しい配線なので、はんだ付けしても良かったですね。
<フィールドコイル配線加工5>
収縮チューブをヒーターガンで熱収縮させます。
防水タイプなので接着剤がしっかりとはみ出してきます。
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<フィールドコイル配線加工6>
コルゲートチューブを取り付けたら、配線が収まらないことが分かりました。
ショート防止も考慮し、2本の配線を同じ位置で切らなければ良かった、なんて思っても後の祭。
<フィールドコイル配線加工後>
ということで、男のPVC巻き(?)で、無理矢理巻き付けちゃいました。(笑)
少し余裕を持たせ、配線の長さをコイルの付け根から200mmとしました。
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それでは、フィールドコイルをコンプレッサー本体に取り付けます。
<フィールドコイル取付1>
フィールドコイルのポッチを、コンプレッサーの穴に合わせてみたところ…
「付いていたものとポッチの位置が少し違う!」
「しかも、配線の取り出し方が違うからその分短い!」
ああ、完全に自分の確認不足。
<フィールドコイル取付2>
とりあえず、取り付けてみます。
フィールドコイルを固定するスナップリングをスナップリングプライヤーで取り付けます。
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<フィールドコイル取付3>
配線を上へ引っ張り、配線を固定するねじを締め付けます。
プラス穴をなめていたので、始めはねじを交換しようと考えていました。
しかし、ねじと配線を止める板が一体となっていたため、仕方なく再使用しました。
<フィールドコイル取付4>
予めコンプレッサー本体に締め付けておいたブラケットに、配線を差し込みます。
ちょっと配線に負担が掛かっていますが、なんとかギリギリ届きました。
危なかったです。
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<フィールドコイル交換前後比較>
上: 交換前
下: 交換後
配線の遊びはなくなりましたが、コイル側の配線の曲げが明らかにきついです。
もうちょっと余裕のある取り回しになるはずだったのに…
エアコンのコンプレッサーのプーリーASSY交換4へ続く。
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