室温センサーのコネクターのスポンジ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
走っている時に天井から「ミィィィ…」というような高い音がするようになりました。
ルームランプのパネルを叩くと、音が止まることがあります。(笑)
とても気になるので、確かめてみることにしました。
<ルームランプ・マップランプ外し>
内装外しで、ルームランプとマップランプを外します。
そして、それぞれのコネクターを外します。
2
3
<室温センサーのコネクターの状態>
どうやら室温センサーのオレンジ色のコネクターが、ルームランプのパネルやマップランプに当たっているようです。
(写真はコネクターに巻いてあるスポンジをはがした後に撮影したものです。)
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<ルームランプのパネル外し1>
トルクスドライバー(T20)で、スクリュー(2本)を外し、ルームランプのパネルを外します。
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<ルームランプのパネル外し2>
ルームランプのパネルを天井から外すと、オレンジ色のコネクターに巻いてあるスポンジの破片が室内に散らばります。
この破片が散らばると、センターコンソールの辺りが途端に汚くなります。
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<コネクター外し>
オレンジ色のコネクターを外し、ルームランプのパネルを外します。
コネクターは引っ張るだけで外れます。
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<スポンジの状態>
本来、オレンジ色のコネクターの周りには、スポンジが巻かれ、フィルムで覆われています。
しかし、スポンジは崩壊し、ほとんどが散らばってしまいました。
これでは、防振の役目を果たせませんよね…
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スポンジがほぼなくなっていることが分かりました。
異音を解消するため、スポンジを巻き直すことにします。
まず、スポンジと粘着剤を取り除きます。
<ビニール袋設置>
と、その前に、これ以上スポンジが室内に散らばらないよう、バックミラーにビニール袋を掛けました。
これで、少しはスポンジが散らばるのを防げるでしょう。
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スポンジ・粘着剤と格闘していると、腕が上がってしまったので、コネクターを外せないか試してみました。
<コネクター外しトライ1>
端子のロックを解除すると…
「バキッ」
「また、壊しちゃった~」
天井はスポンジが崩壊する位、過酷な環境なので、プラスチックが壊れても当然?
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<コネクター外しトライ2>
しかも、15分程試行錯誤したにもかかわらず、結局、外れなかったという…
完全に、壊し損でした。(涙)
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諦めて、掃除を続けます。
<コネクター清掃>
面倒臭くなったので、パーツクリーナーを直に噴き付け、粘着剤を落とします。
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<清掃前後比較1>
清掃前
スポンジの粉が粘着剤にこびりついています。
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<清掃前後比較2>
清掃後
頑張りました。(笑)
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それでは、新しいスポンジを準備します。
今回、幅20mm・厚さ5mmの気密パッキンテープを準備しました。
<パッキンテープの長さ確認>
まず、オレンジ色のコネクターに巻き付けて、気密パッキンテープの長さを確かめます。
75mm程あれば、足りることが分かりました。
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<パッキンテープ切断>
はさみで75mmの位置を切ります。
なお、コネクターの幅は30mmあるので、20mmと20mmを半分(10mm)に切ったものを準備しました。
あとは、コネクターの周りに貼り付ければ、完成です。
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<交換前後比較1>
交換前
スポンジが散らばってしまい、フィルムだけが残っているような状態です。
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<交換前後比較2>
交換後
今風のスポンジなので、劣化しても散らばらないことを祈ります。
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これで、少なくともスポンジの粉が天井から落ちてくることはなくなりました。
異音が解消しなければ、他の部分にも気密パッキンテープを貼り付けようと思います。
今回の費用:
気密パッキンテープ モノタロウ / 59898746 345円
(工具は持っているものを使用)
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