ユーザー車検(7回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車検に向けてバタバタと作業をしてきましたが、何とか検査を受けられる状態まで持ってくることができました。
この2ヶ月程、我ながら本当によく頑張ったと思います。
大きな課題は解決し、珍しく落ち着いた気持ちで、検査に臨みます。
(とは言っても、やりたくても手が付かなかった作業も多々あり、不安はありますが…)
今回の課題は2つ。
1. 取り外して清掃したリヤブレーキは、パーキングブレーキの左右差を解消することはできたか
2. 交換したO2センサーは、排気ガス検査を合格するか
当日の朝に、以下の準備と確認をしました。
<シフトパターンの表示準備・非常信号灯確認>
1. シフトノブを変えているので、シフトパターンの表示をします
このシフトパターンは砕けた純正のシフトから外したものです
2. 非常信号灯が点くことを確かめました
発煙筒ではないので、有効期限がなくて良いですね
また、写真にはありませんが、念のため、クラクションのステッカーも持参します。
2
<デイライトヒューズ外し>
お約束のデイライトのヒューズ外し。
その他灯火類について、あれこれ言われるのは嫌なので、ヒューズを外して点かないようにします。
本来であれば、外して臨むのがベスト。
3
<パワーステアリングフルードタンクの処置>
パワーステアリングポンプへの送付側のホースからパワーステアリングフルードが漏れています。
エンジンルーム内が汚れないよう、漏れている部分にペーパータオルを巻いていましたが、一時的に外します。
4
<ドライブシャフトブーツのグリス拭き取り>
念のため、ステアリングを切って、左ドライブシャフトのアウトボードブーツの小径側からグリスの漏れを確かめました。
問題はありませんでした。
5
そう言えば、整備手帳「下廻り点検(9回目)」で、リヤブレーキキャリパーの点検を忘れていたことに気が付きました。
慌てて確かめると…
<右側パーキングブレーキケーブルのブーツ切れ>
「ケーブルのブーツが切れてる!!」
取り急ぎ、切れた部分を接着剤で付けました。
気が付いて良かった。
6
朝からパーキングケーブルのブーツ切れに心を乱されましたが、遅滞なく、検査を受けます。
まず、毎度のテスター屋さんで光軸を見てもらいます。
相変わらず、左側のLow側のカットラインが出ないのは分かっていますが、それを話したとしても、結局、確かめてもらうので、黙っています。
結果、やはり左側Lowがだめとのことで、Highで調整してもらいました。
「Low側の検査で落ちた後、High側の検査になります。」
「High側で検査する時は、バインダー等でLow側を覆ってください。」
「3コースは止めてくださいね。」
前回同様、3コースは避けた方が良さそうです。
7
それでは、申請書類を準備します。
<事前に準備・持参した書類>
1. 自動車検査証
2. 24ヶ月定期点検記録簿
3. 自賠責保険
4. 自動車税納税証明書
3については、私は当日、検査場の隣の建屋で支払いました。
8
<当日準備する書類>
5. 自動車重量税納付書
6. 継続検査申請書(OCR)
7. 自動車検査票
5, 7は検査場の隣の建屋で購入、6は車検場の事務棟受付でもらいました(無料)。
今回も、記載内容等に変更はありませんでした。
そして、OCRの押印は、本当になくなっていました。
これで、ユーザー車検に、はんこは不要になりました。(素晴らしい!)
書類を受付に提出し、不足や記載の不備も指摘されず、無事に終了。
9
それでは、車を検査コースへ移動します。
今回も、迷わず4コースを選択します。
しかし、装置の故障・人員の不足(?)でしょうか、予想外の5コース閉鎖。
コースが一つ少ないことが影響しているのか、各コースとも長蛇の列が…
思わずため息が出てしまいます。
緊張しながら20分程待っていたら、検査の順番が回ってきました。
10
いつものように、やってきた検査官に元気に挨拶します。
検査官に気持ちよく見てもらいたいので、こういうのは大切だと思います。
前回の経験を踏まえ、ボンネットを開けると同時に、「車体番号はここです」と指し示します。
○灯火類等の作動確認
→合格
検査官の指示に従い、灯火類の作動を確かめます。
ストップランプは点きますが、ウィンカーが点かない…
「どうしてこんな時に!!」 って、イグニッションキーをONにしていませんでした。 (えへっ)
今回も、
-バックフォグの点灯
-フロントのパワーウィンドウの作動
-ウィンドウフィルムの透過率
は確認しませんでした。
そして、クラクションの表示や非常信号灯も見ていない(?)ようでした。
11
今回も、素知らぬ顔で、説明員の同伴なしで検査ラインに入ります。
前に並んでいるNAロードスターの若い方もユーザー車検のようで、検査官が同伴で検査を受けています。
結構手こずっている様子。
こっちまで緊張しそうで、見ない方が良いかな…
○サイドスリップ
→合格
リヤのハブベアリングに不安を抱えていますが、影響しないのかな?
○スピードメーター(40km)
→合格
2速で速度調整しました
HIDのパッシングは認識しづらいので、今回は10回以上連打しました(笑)
○光軸・光量
→不合格
Low側左が不合格、そして、右が合格(テスター屋さんの指摘通り)
その後、直ぐにHigh側に検査へ移行するかと思いきや、ブレーキテストへ…
「あれっ、あの長蛇の列にもう一度並べってこと?(再検査?)」
○フットブレーキ
→合格
○パーキングブレーキ(駐車ブレーキ)
→合格
「よしっ」
今回も念のため、力一杯レバーを引きましたが、1発で合格しました
リヤブレーキを清掃した甲斐がありました
「4番レーンの方、そのままHighの検査をします」と、アナウンスが流れました。(ラッキー)
○光軸・光量(2回目)
→合格
Low側と同じようにhigh側も左、右の順番に検査しました
この時、車から降りて、バインダーでLow側のライトを覆いました
何とか、ここもクリア。
12
○排気ガス
→合格
前回ボタンを間違えたので、今回は「新車」で検査を受けます
いつまで経っても判定が出ずやきもき。(何かできることもなく、待つのみ。)
結果として合格しましたが、検査時間が長かった…
O2センサーを交換して効果があった?
○足廻りの検査
→合格
打音検査等の音で、検査官がどこにいるか分かります
右後ろのブレーキワイヤーのブーツの部分を凝視している気が…(気のせい?)
各種オイルの漏れは先日拭き取っておいたので、こちらも指摘なし
13
<新しい車検証とステッカー>
合格のはんこを頂き、事務棟で新しい車検証とステッカー(検査標章)をもらいました。
今回は無難に合格できましたが、何度やっても緊張しますね。
問題は残っていますが、引き続き、2年間は乗り続けることができます。
そう言えば、2023年1月から車検証が電子化されるそうで、サイズもA6になるとのこと。
今までのやり慣れた手続きが変更となり、また、1から覚え直す必要があります。
書類の準備が大幅に減れば良いのですが…
14
ところで、車検に合格し安心したのか、ステッカーを貼ることをすっかり忘れていました。
1ヶ月程、放置していたある日…
ピンポーン♪
「はい」(大蔵大臣)
「車の買取業者ですが、プジョー306、買い取りますよ。」
「乗ってます。」
「車検してないですよね。」
「車検しましたけど。」
「今、乗ってるんですか?」
「乗ってますって!」
「ん?」…
と、怪しい外国人風の方と、かみ合わない会話をしたらしい。(笑)
この1ヶ月間、お巡りさんも、誰も気付かなかったのに、こんな形で指摘されるとは…
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ということで、すっかり忘れていた新しいステッカーを貼り付けます。
<ステッカーの貼付位置>
レインセンサーの位置に合わせるため、ステッカーをはがす前に養生テープで印を付けます。
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<ステッカー剥がし>
スクレーパーでステッカーをはがします。
スクレーパーは活躍の頻度は少ないですが、定期的に使うので、持っていると重宝します。
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<ステッカー準備>
ステッカーは、前面ガラス用(クルマ)と、ナンバープレート用(バイク)で、共通となっています。
青シールと透明シールの2枚があり、前面ガラスに貼る時は、青シールの裏側に透明シールを貼り付けます。
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<ステッカー貼付>
14項で付けた印に合わせ、ステッカーを貼り付けます。
そう言えば、貼り付け位置も変更されるそうで、真ん中から右上(右ハンドルの場合)になるそうです。
目的は、
「無車検運行防止対策として、運転者が自動車検査証の有効期間を容易に確認できる状況を作ることで車検の受け忘れ等を未然に防止すること」
とのことです。(効果はいかに?)
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<貼付たステッカー>
こんな感じになりました。
この位置に貼るのも今回が最後ですね。
20
今回の車検で、大きな問題は見つかりませんでした。
ただし、
○ヘッドライトはHigh側の特例措置に甘え続けることはできるのか?
○ハブベアリングもそろそろ、交換した方が良さそう
○リヤショックアブソーバーのブッシュの交換は必須(今回、指摘されませんでしたが)
といった、問題はあります。
今回の費用:
車両調整代 1,320円(光軸調整代)
自賠責保険 20,010円(前回よりも1,540円値下がり)
重量税 37,800円
検査代 2,100円 (前回まで、400円の計上漏れがありました)
(合計) 61,230円(前回よりも1,540円の値下がり)
今回も自賠責保険の値下がりしたので、その分値段が下がりました。
次回は、
○デジタル化に伴う手数料値上げ
○自賠責保険のさらなる値下げ
となるようですが、60,000円を下回る?
少し期待。
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