エンジンオイル交換(7回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エアコンが使えないからと言って、車に乗らない訳にはいかないので、やれる時にやれる作業を進めます。
今回は、遅れに遅れたエンジンオイル交換。
エアコンの整備に時間を取られた、なんて言い訳ですが、前回のエンジンオイルの交換から9,200kmも走ってしまいました。
これだけ走っても、オイルの劣化・エンジンの不調を感じられないところが、怖いところ。
ターゲンテックスのオイルフィルターを入れているとはいえ、年数・走行距離も重ねてきているので、なるべく短いサイクルで交換した方が本当は良いんですけどね…
まず、前回交換時のオイルの量と今回のオイル量を確かめます。
<前回のオイルレベル>
2022年12月3日の交換後の量となります。
丁度、真ん中位です。
2
<今回のオイルレベル>
2023年9月17日の交換前の量となります。
衝撃のロアレベル(下限)割り。
上限・下限間のオイル量が1ℓとすると、約770mℓ減ったようです。
前回は約450mℓ減っているので、それを大幅に超えてきました。
今回は交換するまでの距離も期間も長かったし、今年の暑さも影響したのかもしれません。
3
それでは、作業に取り掛かります。
エンジンオイルが暖まっている方が抜けやすいので、いつものように、走った直後に作業を始めます。
今回も下抜きで作業します。
<オイルキャップ外し>
オイルキャップを緩めておきます。
ここを外しても、オイルが排出される勢いは、あまり変わらない気もしますが、とりあえず。
4
<ドレンボルト外し1>
メガネレンチ(21mm)を使ってドレンボルトを緩めます。
年々おなか周りが膨らんでいるのか、車の下に潜るのがとても大変。
写真を撮るのに一苦労します。
5
<ドレンボルト外し2>
オイルトレーを敷いた後、ヘキサゴンソケット(8mm)に早回しソケットを付けて、ドレンボルトを緩めます。
ソケット(21mm)に早回しを付けても良いのですが、ヘキサゴンソケットの方がドレンボルトが緩んでいく状態を確かめ易いです。
6
<オイル排出>
ドレンボルトを外すと勢いよくオイルが出てきますが、いつもながら写真を撮る頃には勢いがなくなっていて、ちょろちょろ。
30分程、放置します。
7
<外したドレンボルトとパッキン>
パッキンは1回しか使っていないので、再使用します。
パッキンの寸法: 外径21.95, 厚さ1.35mm
(新品の寸法 : 外径21.4, 厚さ2.2mm)
8
オイルフィルターはターゲンテックスのペックスを使っているので、交換する必要はありません。
清掃の頻度は10万km毎とのことなので、未だ当分外すことはないでしょう。
<オイルフィルター>
オイルが漏れていないことだけ確かめました。
9
オイルパンのシール部分を掃除し、忘れない内に、ドレンボルトを締め付けます。
<ドレンボルト締付>
トルクレンチを使って、再使用のパッキンを30N・mで締め付けます。
10
<締付けたドレンボルト>
パッキンは締め付けると結構潰されます。
11
<使用するオイル>
前回と同様に買いだめしていたカストロール エッジRS 10W-50を使います。
今回交換すると、いよいよ残り1缶になります。
ここ1、2年の物価高騰で、オイルの値上りが止まりません。
今後、このオイルを安く購入することができなければ、違うオイルを使ってみようかな。
12
<オイル缶ふた外し>
プライバーで、オイル缶のふたを開けます。
缶の角を支点にすると外し易いです。
13
オイルを注ぐ前に、恒例の新旧比較をします。
<オイル新旧比較>
上: 抜いたオイル
下: 新しいオイル
指でオイルの粘度を比べましたが、違いが分からないのはいつものこと。(笑)
14
それではオイルを注入します。
<オイル注入>
オイルキャップを外して、シンデレラフィットのじょうごを乗せ、オイルを注ぎます。
ある程度注いだら、オイルレベルゲージで量を確かめながら注ぎます。
15
<オイルの重さ測定>
抜いたオイルと注いだオイルの量を確かめるのに使っている、重さの一覧表です。
この表を埋めていくと、量り忘れを防げます。
オイルの重さ: 0.00114 ℓ/g (4ℓで3,500g)なので、表の結果を使って、オイルの量を計算しました。
抜いたオイル量: 2.85ℓ
入れたオイル量: 3.69ℓ
実は2㎏以上は0.1kg単位でしか量れないので、上記の重さはかなり怪しかったりします。(笑)
あくまでも、目安ということで。
16
<オイルキャップ周り>
今回もオイルキャップとオイル注入口の周りを清掃しました。
きれいにすると、気持ち良いです。
そして、忘れずに締め付けます。
17
エンジンを始動・停止し、いつものように5分後にオイルの量を確かめました。
<交換後のオイルレベル>
次回も7,500kmを越して走ってしまいそうな気がするので、アッパーレベル(上限)までオイルを入れておきました。
※ピンボケに気が付いたので、3週間後に再度撮影しました
交換時に飛び散った少量のエンジンオイルをパーツクリーナーで清掃して終了です。
18
あとは、オイルトレーに溜まったエンジンオイルをオイルパックに染み込ませます。
<廃油処理>
既に廃棄済みのバイク用のエンジンオイルが染み込んでいます。
今回のオイル交換で、オイルパックが一杯になったので、廃棄します。
19
<オイルトレーのキャップ>
ところで、いつも重宝しているオイルトレー。
残念ながら、排出用のキャップが割れてしまったんですよね。
割れた部分からオイルが漏れてこないよう、だましだまし使っていましたが、嬉しいことにストレートから補修部品が発売されました。
20
早速、購入しました。
<キャップ新旧比較1>
内側から
左: 外したもの
右: 付けるもの
新しいキャップは、肉抜きされて強度アップと材料削減?
柔軟性があるのか、軟らかいです。
21
<キャップ新旧比較2>
外側から
左: 外したもの
右: 付けるもの
射出成型の口が変わったようですね。
これで当分、安心してオイルトーレーを使い続けることができます。
22
次回は、もう少し早くオイル交換をしなければ…
今回の費用:
エンジンオイル カストロール エッジRS/10W-50 4ℓ 2,980円
オイルパック 298円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
(合計) 3,278円
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク