2019年07月30日

諸条件を考えるとタイミングは今だと、買い替えることを決めた。購入する車の契約はまだだが、ゴルフGTEもあることだし、F11 528i ツーリングは早めに売却することとした。
下取り査定額やネット上の買い取り相場の目安を把握して、飛び込んだ最初の買取店で、まあまあの金額を引き出せたので、その場で契約し、クルマを置いて行くことにした。
帰りがけ、買取店の柵の向こうに見える528iツーリングが寂しげだった。
その後、買取店でそのまま売りに出していた。絶版となったBMW自然吸気直列6気筒のモデルが、エンジン絶好調、不具合無し、内外装ともまあまあ綺麗の状態で、あの価格なら自分でも欲しいくらいだと思った。シルバーのモールに雨染みやクスミが一切無い車両はそうそうないそうだ。
案の定、売りに出して1~2週間で売れたようだ。

今後の使用価値の大きさを考えると、なんか勿体なかったなあ。
とうとう家のガレージからはBMWのクルマは無くなった。
Posted at 2019/08/10 21:11:27 |
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528ツーリング | クルマ
2019年07月06日
去年あたりから、カミさんとの会話では、冬は雪道を走って、雪景色を見ながら温泉に行きたいねえ、という話になっていた。例えば、酸ヶ湯温泉とか、奥飛騨温泉とか、・・・とか。
もちろん528でも慣れたドライバーがスタッドレスを履いて走るのであれば何ら問題はないだろうが、雪道になることがほぼない南関東の人間としては、雪山の急坂となると全く持って対処できる自信はない。
528ツーリングは総走行距離45000kmほどで、エンジンの吹け上りが一段と滑らかになってきた。ここから10万キロまでが最も美味しいところだし、その5万キロが使い倒す喜びを得られる時期だ。だが、10年10万キロの目標に対して、距離は半分のペースと伸びず、このペースでは10万キロ達成はさらに9~10年後になってしまう。
この先の10年、北海道から九州まで、季節を問わず、いろいろなところを車で訪れてみたいと思う。そのためには、雨や雪の道路状況であっても、安定して安全に移動ができることが必要だし、運転支援機能にも期待したい。
こうしたことを考えると、非常に残念なのだが、まだ少しは買い取り価格が付く今、次の10年のクルマに買い替えるのも合理的ではある。
どんな車が良いだろうかと考えてみると、
・運転が楽しい
・長距離移動がラク
・燃費は悪くなく、航続距離が長い
・自身の要求に対して不足のないレスポンスと動力性能がある
・車内が広く、荷物の積載量が大きい
・深夜に目的地について横になって仮眠ができる
・AWDである
・安全装備が充実している
・運転支援機能が充実している
・乗り心地は悪くない
・どこへでも乗って行けるサイズである
・内外装の質感が高い
・都市部のタワーパーキング、コインパーキングに問題なく停められる
・総合的に徹底的に実用的である
というふうに条件を挙げていくと、候補は絞られていく。
EVやPHVもいいのだが、EVは航続距離の点で無理があるし、出先で充電している時間は無い。PHVは現行モデルはエンジンが3気筒か4気筒になる。330, 528と直6NAにこだわって乗ってきた身としては、エンジンは6気筒、それも出来れば直列6気筒のクルマを選びたいというのが本音だ。
ところで、荷室の積載量はEクラス ステーションワゴンが圧倒的に大きい。6シリーズグランツーリスモという変わり種のモデルも相当に広いのだが、VDA方式で比較すると、それでもなおEクラス ステーションワゴンの方が広い。

やはり、ワゴンの王道Eクラスは外せない。S213のデビュー時には、E400が高評価だったので、とりあえず、認定中古を見に行った。

とあるサーティファイド カーセンターで黒のE400 4Matic エクスクルーシブを見てみた。黒、少し強面で、昔ながらのグリルで威厳がある。ところが、このグリルとステーションワゴンの組み合わせがどうにもしっくりこない。セダンだったらまるで小さいSクラスのようで違和感が無いのだが、ワゴンだと長い分、グリルに対して間延びした印象が強くなり、購買意欲が僅かながら削がれる。単に見慣れないだけかも知れないが。
現行のE450も、多少の仕様の変更はあるが、同様のスタイリングとなる。
さらに、E400もE450もそれぞれ3.5Lと3LのV6だ。CLSには直6が搭載されているから、Eクラスもいずれマイナーチェンジや年次改良で直6に置き換わるだろう。良くできたV6であろうから問題ないとは思うが、回転感でがっかりすることが無いともいえない。やはり直6がいい。
E400を見た帰りがけに、YANASEがあったので、立ち寄ってみたら、CLS450 4Matic スポーツの試乗車があった。ちょっと長めに試乗させてもらって、エアサスや直6がどいうものなのか確かめさせてもらった。
CLSということで、足回りは固めなのだと思うが、エアサスではあるがふわふわした乗り心地は全くなく、結構突っ張った感覚があり、意外だった。もう少しストロークがある方が好みなのだが、車名が「CLS450 4マチック スポーツ」だからこういうセッティングなのだろうか。
ゆるゆると走り出して気付くのは、車内でも結構エンジン音が響くこと。人工的な音質が、比較的近くで鳴っているようなので、スピーカーから合成音が出ているように感じた。そうだとするとここはリアルな音を作り込んで欲しかった。
頃合いを見計らって2速にシフトダウンして上まで回してみる。これが期待以上の出来だった。スピーカーからの合成音も作用しているとは思うが、とてもスッキリとした雑味の無い回り方をする。ターボではあるが、ISGのEQブーストとターボ過給の連携とつながりが良く、単純な自然吸気の6気筒が吹け上がる様相に近い。F11の528のN52だとバルブトロニックの動作で雑味を感じる部分があるのだが、CLSに載っているM256は後味の良い清涼な印象だった。
G30/31 540のB58と比較しても相対的に良いんじゃないかと思うレベルだ。X4 M40iと比較してしまうと、さすがに「M」の味付けによる本格派の度合いが上回る気がするが、いずれにしても、20年ぶりに真っさらの直6を出したことを考えると相当に出来が良いと思える。メルセデスも直列6気筒を出す以上、BMWは意識して開発しただろうから、比較に耐えうるものを造ったという自信はあるのじゃないだろうか。
直6の優位性が揺らいでしまったBMWだが、5シリーズツーリング、X3 M40d、X4 M40iと最近乗ったモデルはどれも素晴らしかった。エンジン単体で見ると、Mが付くM40d、M40iは文句のつけようがないほどのパフォーマンスと感触で、このエンジンが5シリーズのツーリングに載っていれば迷うことがなかったと思う。
だが、X3もX4も車幅や車高が都市部で乗るのには厳しいサイズになる。そして、やはり、SUVは車種として欲しいタイプのクルマではないし、デザインも好きではない。M40dはエンジンだけで八割方買いそうになったが、冷静になってみると踏み切れなかった。
もう一つ、内装のデザインや質感はBMWよりメルセデス・ベンツのほうが好みだ。現行のBMWの5シリーズを見ても、7シリーズを見ても何故かあまりいい感じを受けない。デザインが安直で、質感も高級感も不足気味と思う。
方向性が見えてきた。(7月初旬頃)
Posted at 2019/08/10 10:19:58 |
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メルセデス | クルマ
2019年06月09日
いつ書けるか分からないので、とりあえず粗い備忘録的なメモ
いろいろと気になるクルマがあったので何台か試乗した。
1. メルセデスAMG E53 4MATIC+
最も期待が大きかったのがこのクルマだ。そして今回の中で一番高いモデルでもある。
外観はいいなと思うが、ホイールが20インチで大き過ぎ。内装はBMWより良いと思うのだが、少々煌びやかで落ち着かない。直6に期待して試乗したが、直6らしさよりも、人工的に作られたエンジン音・排気音の印象が強く、街中で走る程度では期待ほどの好感触は得られなかった。BMWで言うASDかなんかで合成音が出ているのだろうか?youtubeで見ると結構いい音なのだが。
限られた試乗コースではなかなか真の実力を垣間見ることはできない。もっと性能を引き出せれば印象もよくなるのだろうと思う。
だが、435psを解き放てる道路など日本にはないのだから、街中を流した時でもいい感じで運転できることが重要だ。自分にはAMG風味が合わないのだろうか?スポーツモードで走ると、アクセルオフ時にミスファイヤリング?の演出のような爆裂音が出て、自分自身も不快だし、後席の同乗者からはクレームが出た。こういうワザとらしい演出は好みではない。
AMGではない通常のモデルの方が自分の嗜好性に合うんだと思う。Eクラスステーションワゴンに直6が載ったら是非試したみたい。
2. BMW X3 M40d
それほど期待していなかったが、この車は乗ってみてビックリ。車内ではディーゼルの音振関係の嫌な部分を感じることは皆無だった。それどころか、ガソリンの直6と比較してもいい勝負で、回転の滑らかさ、野太いエンジン音・排気音の鳴動が素晴らしい。試乗レベルでは、午前中に乗ったE53よりも遥かに本格派、直球勝負のエンジンだ。速球というより剛球と呼ぶにふさわしい骨太感だ。
低回転から69.3kg・mの怒涛のトルクでアクセルに直結したかのような加速があるので、アクセルの踏込と車速の伸びが完全に連動しているように感じる。いやあ、これはかつてE28 M535iで感動したフィーリングだと嬉しくなった。トルクの分厚さが大きな巌の塊のよう。昔のBMWのようなとても男っぽい乗り味で、試乗直後にはこれ買うっ!と思ったほど。
でも、X3の外観は好きではないのと、出先での駐車上の問題、そして5シリーズやX5より装備や質感が劣るのが気になる。ホイール21インチってのもやり過ぎでしょう。
3. BMW X5 xDrive 35d M Sports
X3 M40dに乗った後だったので、大きな、乗り心地の良いSUVという印象になってしまった。4935×2005×1770mmという大きさと、2200kg前後の重量を考えれば、十分な加速するし、快適で燃費も悪くないと思うので、普通によくできたSAV(SUV)なんだろうが、自分が欲しいと思う車ではなかった。
4. 630i グランツーリスモ Mスポーツ
車内の快適さが魅力の6シリーズ グランツーリスモも期待の一台だが、あいにく試乗車は630iのみで、ゆったりとして、乗り心地が良いのは確認できたのだが、2Lの4気筒エンジンとの組み合わせでは、ごく普通の乗り味で面白みに欠け、正直のところ特に印象は残らなかった。640iで体感できるであろう上質の乗り味は想像するしかなく、判断は保留となった。
5105×1900×1540mm 2010kgは、限られたタワーパーキングにしか入れることができない、二の足を踏む大きさ・重量だ。価格も高い。
5. BMW 540i xDrive M Sports
やはり5シリーズはしっくりくる。Comfortモードでも以前試乗した540i Mspよりも足回りががっちりしていて、昔ながらのBMWらしくなっている。年次改良で味付け変えてるのだろうか?サイズ、重量、エンジンのパワーや出力特性、快適性、装備、内外の質感が最もバランスが取れている気がする。価格は高いが。
6. BMW X4 M40i
これも期待の1台で、大きさや使い勝手の制約を我慢しても買ってもいいのではないかと思っていたモデル。やはり、試乗での印象はエンジンとその走りがメイン。一応Mが付いているので、通常のB58B30Aとは一味も二味も違う。直6としての王道のような本格派のエンジン音・排気音が鳴り響くし、その回り方は高出力で豪快という面と、とても滑らかで高い質感の面があり、そのさじ加減が絶妙だった。
このエンジンのために買ってもいいのではないかというほど。X3 M40dとの比較では、どちらも素晴らしくて甲乙つけがたいが、高回転まで気持ちよく回せて、滑らかさが上回るM40iの方が自分としては好みだ。その差は小さいので、長距離が多ければ、燃費が良くて、航続距離も伸びるM40dの方が良いだろうと思う。
曲がる時もロールが感じられず、全体的に視点が20cmくらい高い高性能スポーツカーという不思議な印象だった。
ただし、後席に乗り込むときには頭をぶつけそうになるし、X3もそうだが後席自体も小さめで、同乗者が後ろで寛いで長距離を移動する場面では、5シリーズの方が明らかに勝る。加速時に内装から軋み音が出ていたので、アメリカの工場生産というのも気にならないではない。
これも見た目重視の21インチホイール、そしてスポーツモードで爆裂音が出るのはいただけない。
今回の試乗の結論:
メルセデス・ベンツはE450ワゴンに直6+ISGが載ったら要確認
M540i ツーリング xDrive または M540d ツーリング xDrive が出たら最高
随時、加筆・修正の予定。
Posted at 2019/06/09 21:42:01 |
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2019年04月30日
E46 330 Mスポーツは3月23日に買い取り業者に持ち込み、わずかばかりの金額と引き換えに自分のクルマとしての役割を終えた。
2002年11月27日の納車だったので、17年3か月と24日の長きにわたり、178,931kmを走ってくれた。

そのほとんどが自分の運転によるものだ。
不動になること3回、最後はATの不具合により4速固定で走ることを余儀なくされた。その他にも細かい不具合がいろいろとあったが、今となってはそれも記憶に残るイベントだ。
もちろん直して乗ることもできたのだが、目標の18万キロまであとわずかであり、諦めざるを得なかった。永久保存する考えも無いではなかったが、クルマ趣味の熱意も相当低下してきていて、そこまでの気力は出てこなかった。
エンジンは最後まで絶好調だった。M54B30、3L 直列6気筒 の自然吸気のこのエンジンは、231ps/30.6kg・mのパワーとトルクの出力を有し、E46 330の小さ目の、そして今となっては軽い1,520kgのボディには十分以上の性能で、自在の加速を可能としていた。ダブルVANOSではあったが、バルブトロニック導入前で、自然吸気のシンプルな回転感覚があった。
若い時に乗って衝撃を受けたE24 635Csi やE28 M535iに搭載されていたシルキーシックスと呼ばれていた3.5LのM30が理想のエンジンであった。大きなタンクに満々と水を湛えたような豊かなトルク感と下から上まで淀みも抵抗もない回転感覚により思う通りの加速ができたのは驚きだった。2002年当時、その運転感覚に一番近いのではないかと思ったのがE46 330だった。
当時としてはM3以外の3シリーズでは最も高性能モデルの位置付けだったため、パワートレインの音作りが入念にセッティングされていた。エンジン音は、3シリーズクラスのクルマとしては異常なまでに重厚な音を奏で、排気音も、作り込まれた重低音を響かせていた。
アイドリングから6000回転超のレッドゾーンまで、自然吸気ならではの気持ち良い吹け上がりを堪能できた。M54のピュアな回転上昇がどれだけ気持ちのよいものであったことか。その耳や体への心地よさは、一種の楽器と言ってもいいほどだったと思う。本当に音色のいい楽器はロングトーンだけでも感動するものだ。出来の良いエンジンは、過剰な演出をしなくともいい音になるのだと悟った。
アクセルの踏込には即応し、痛痒感は無かった。強めの加速が必要であれば、1速落として軽く踏むだけでたいてい事足りた。街中から高速まで、日本で走る限りは、パワー不足を感じることはほとんどなかった。
だが、330を気に入って長く乗っていた一番の理由は、単純なパワーの有無ではなかった。それは、普通に走っていても内燃機関の鼓動を強く感じることができたことにあった。ボディサイズ、エンジン、排気音、ミッション、そしてそこから発生する音、振動、熱等々の全ての組み合わせによって、シリンダー内でガソリンに点火し、爆発し、後輪に伝達される様がリアルに感じ取ることができ、それを自分のアクセル操作で自在にコントロール出来るのが無上の喜びにつながっていたからだ。一般道を法定速度で走っていてもその実感が得られるので、自分で走らせているという満足感が非常に高かったのだ。
通勤に使っていたこともあり、車の潜在能力をかなり引き出せる環境にあったことも大きい。夜な夜な首都高で急いで帰るときには、本領発揮出来る場面も多かった。
当然ながらいいことばかりではなかった。一般道での燃費は5~8km/Lくらいだったろうか。高速で大人しく走れば10~11km/Lにはなったが、今のモデルからするとかなり悪い数値だろう。また、Mスポーツの乗り心地は良くなかった。足回りをKONI FSDに変えることであらかたの不満はなくなったが。
今のクルマは、技術の進化とともに、様々な機能やパーツが付加され過ぎている。BMWでいえばアクセルの学習機能に始まって、バルブトロニック、直噴ターボ、後輪操舵、走行モード、安全機能、運転支援など思いつくだけでも多岐にわたる。E24の時代を懐古する感覚からすると、そうした付加物を取り去って、単純なクルマとしての面白みを極めたモデルが欲しいと思う。
時代の要請・趨勢からして引き返すことはできないのは分かる。だが、ダウンサイズに始まり、電動化が進み、運転支援から自動運転へのフェーズに入っていくとすると、自分は今までのようにクルマに対して興味を持つこともないだろう。
恐らく自分のクルマ趣味のピークは330を走らせていた時にあったのだと思う。
そして、趣味のクルマも次で最後だろう。
Posted at 2019/07/14 22:18:59 |
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2019年03月06日

東京ビッグサイト近くを330で流していて、信号が赤に変わりそうだったので、ちょいとアクセルを踏み込んだ時にそれは起こった。2月24日の夕方だ。
ズンッ!というショックがミッションから。
久しぶりにATの警告灯が付いたか。まあエンジンを止めて、起動しなおせば直るだろ、とその時には思っていたが...
このエラーが出ると330の場合は4速固定になるので、赤信号からの発進は亀状態となる。何とか走って、通行に支障の無い路肩に停めてエンジン停止して、再度起動してみる。
うっ、直らない。
都合10回くらいやってみたが駄目。
シフトポジションセンサーの不良だろうか?AT本体だろうか?
180,000kmで区切りを付けようと思っていたが、その手前で力尽きたか?
直すか、廃車か、悩む。
走行に支障はないもののオレンジのエンジン警告灯も点いているし、極めて残念だが、そろそろ潮時かもしれない。
永久保存版にしたいところだが、そこまでの根性は無く、現実的に考えれば廃車か...
Posted at 2019/03/08 19:07:23 |
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330 | クルマ