2016年09月20日
最近ちょっと気になる新しいEクラス。
外観はよく通りがかるディーラーで何度も見てるのだが、Cクラスと並んでいても前からだと区別がつかない。これ見よがしでも困るので、これはこれで利点か。
ちょっと時間が空いたので、初めてメルセデスベンツコネクションでトライアルクルーズを申し込んでみた。ディーラーでの試乗時にありがちな営業的思惑に翻弄されないのはありがたい。試乗車はE 200 AVANTGARDE Sportsだ。
乗り込み時、始動直後だったせいか、車外で聞くエンジン音が結構盛大で、しかも粗い。実際はE200であり、2Lターボエンジンだったのだが、これはディーゼルモデルかと思ってしまったほど。ところが、乗り込んでみてまず感じたのは静粛性の高さ。F11でも静かすぎると思うのだが、それよりもさらに静かで、その差は明らかだった。感覚的に1~2段階は静粛性が上の印象だ。これは相当に手を加えて静粛性のレベルを引き上げてきている。
そのため、走り始めても大人しく走る分には4気筒を意識することはほとんどなかった。決められたコースをちょい乗りする程度だったのであらゆる状況にあてはまるわけではないが、しずしずと一般的な走りをする限りは、もはや4気筒だとか6気筒だとかの気筒数の違いにこだわるのは意味がないのかも知れない。W212のE250に乗った際は、4気筒であることを強く感じて、やはり6気筒のほうがいいよなあと感じたが、このW213では4気筒であっても密度感、高級感があり、6気筒と差を強く意識させられることがあまりなかった。エンジン単体ではなく車全体での設定のなせるわざか。
同乗してくれた担当の方に聞けば、高回転まで引っ張るとやはり4気筒であることは隠せないとのことではあったが。
そして乗り心地の良さだ。19インチのランフラットが装着されているとのことだが、そうとは思えないほど乗り心地が良かった。乗り心地はいいのだが、ふわついた感じはなく、芯がしっかりしていて、衝撃はぶ厚いゴムで吸収するかのようにいなし、ボディにはあまり伝わらない。滑らかかつしっとりとした重厚感ある動きで、試乗した限りでは文句の出ないものだった。
W205 C250(エアサス)やW212 E250よりもはるかに印象がいい。
非ランフラットの18インチのレグノを履いたF11よりも乗り心地はいい。レグノが期待したよりも固いタイヤだったというのはあるが、新しいEクラスではランフラットのネガをかなり潰してきている。これがエアサス、非ランフラットの仕様だったらどれだけ乗り心地が良くなるんだか。
ステアリングの滑らかさ、落ち着き具合、直進性、路面からのフィードバック、切込んだ時の自然さという点でも申し分なく、さすがEクラスだと思える。
自分の乗る2011年型の5シリーズからすると、高級車としての出来は一段上だなというのが正直な感想だ。ただし、5シリーズも来年フルモデルチェンジとなるので、いい勝負になるのではないかと期待している。3~4年後に徹底比較して買い替えできればベストだが、その時の懐事情次第だな。
一つだけ、E200で気になった点は、後席のシート。W212もそうだったが、なぜEクラスの後席シートは座面の前後長が小さいのか?F10/F11との比較では、座面の前後長というより、明らかにシートサイズそのものが小さい。クッションも薄い気がする。自分だけではなく、カミさんも試乗直後に言っていたので、その違いは明らかなはず。あの大きさだと、大人が身を預けて寛ぐことができない。
Eクラスでは後席は子供用と割り切ってる?日本仕様のみシートをケチってる?5シリーズがむしろ大きいだけ?他に理由が思い付かない。
これはうちでの利用を考えると結構なマイナスポイントなんだが。
Posted at 2016/09/20 20:51:06 |
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その他 | クルマ
2016年09月14日
2014年10月購入なので、はや2年。かっこいい外観だなあ、くらいに思っていたのが、試乗時の鮮烈な印象に思わず買ってしまったフィエスタ。
自分にとってはいろいろと新鮮なクルマで、気が付いたことをブログにしようと思っていたのだが、それもいつの間にか2年経過。そうこうしてる間に衝撃の「フォード、日本市場撤退!」とアナウンスされ、少々狼狽しつつも、無事サービスの引き継ぎ先が決まって安堵しているところで、今更ながら素人の感想文でもチマチマ書いてみようかと。
娘が免許取って運転するので、コンパクトカーが欲しいなと考え始めたのがきっかけだ。 候補車をピックアップしている時期に、ちょうど新型フィエスタが発売となり、その外観デザインにとても魅かれて筆頭候補に。アクアやフィットに比べてデザインの完成度ははるかに高い! フィアット500よりも実用性は断然上!などと盛り上がりつつ、試乗してみたら目からうろこが。かっこだけの車ではなかった。
一言でいうと、「なにこれ凄い!」
1L の3気筒エンジンに大人が3人乗っていても、のけぞるほど加速する!意図したよりもはるかにスピードが出過ぎて300mくらい走る間で慌ててアクセルを戻したほど。この時のインパクトが最も大きかった。
後になって考えてみれば、低回転から効く直噴ターボとかなり早開き気味のスロットル特性の影響があったのだが、6気筒の重いクルマばかり乗っていた自分にとってはとにかく衝撃的な乗り味だった。
ということで、しばらくフィエスタの感想文は続ける予定。
Posted at 2016/09/14 21:26:32 |
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フィエスタ | 日記
2016年09月10日
528ツーリングは2011年に購入し、丸5年経過したが、感覚的にはあっという間で、距離も27,000kmと、年間5千キロ程しか乗っていない。問題もほとんどなく、車検も大過なく通過するかと思いきや、サービス担当のK氏がいい意味で頑張ってくれた。
2年ほど前から、たまにステアリングにコクッ、コクッとか、クッ、クッとかいう動作音と振動が出てて、なんだろうくらいに考えていたのだが、前回の点検の時にサービスのK氏に相談したら、まずはソフトウェアのアップデートしますので様子を見てくださいとのことだった。
F10/F11ではよくある症状らしく、ある特定の条件下で、ステアリング関連部品の油圧だかモータだかが動作することにより生じる音と振動とのことだ。気にしだすと気になる症状だ。
その後、たまに症状が出るのは変わらず、一回だけ連続して発生し、これがひどくなったらまずいかなとも思ったのだが、その後おさまっていた。今回の車検時にも一応その状況は伝えたのだが、症状が現状では確認できないから、部品交換まではいかないかなと考えていたところ、見積もり段階で入れてくれてました。ステアリングギアボックスの交換。
2年分の延長保証料は無駄に終わるかと思っていたが、工賃を入れれば軽く50万以上になるであろう高額パーツの交換により完全に元が取れた。いやあ、めでたし、めでたし。これで心配なくあと数年は乗れる。
誤算だったのが、同時にアライメントも調整してくれたこと。それなら、タイヤとホイール交換時に追加料金でやってもらう必要がなかった。う~ん、残念。
ディーラーから運転して帰る際、ステアリングの操作の感触が少し変わったことに気が付いた。少しだけステアリングが重くなり、ステアリングを切っていった時の雑味がなくなったような気がする。部品が改善された仕様の新品になったせいだろうか、滑らかでしっとりして切り味がすっきりした。アクティブステアの違和感もより抑えられているような気もする。異音が消えただけではく、操舵フィールも良くなったので交換してもらえたのは非常にラッキーだった。
内外装も各所ともまだまだ綺麗なので、あと10年乗ろうと思えば乗れる。330と同様に長期保有コースに突入でもいいかもしれない。
キレイな状態が維持できているのは、やはり直射日光の当たらないガレージ保管が劣化を防いでいるからだと思う。青空駐車だとこうはいかないんじゃないだろうか?
9月に528ツーリングが車検、フィエスタが10月に点検、11月に330が点検と、まだまだ続く。
今の時期、比較的時間が取れるので、次はフィエスタについて書いてみよう。
Posted at 2016/09/10 22:30:48 |
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528ツーリング | 日記