フルパワー加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
21896キロ
タイトルはフルパワー加工
ですが、元々やってありました。
車両の状態を知る為に確認してたところ、どうもリミッターが作動していないようでしたので、早速開けて見てみます。
エアクリーナーの状態も確認したかったのでね。
2
まずはフレームサイドカバーを外して、フロントシートを外します。
それからタンク前側のボルトを抜いてタンクをリフトアップ、車載の専用ステーで支えます。(1枚目画像)
SV1000Sの国内仕様をフルパワー化するには吸排気とFIコントロールユニットの配線加工の3点変更だそうです。
・吸気
エアクリーナーボックスの吸入口の拡大
・排気
サイレンサーの交換
・FIコントロールユニット
配線加工して特性変更
これらが行われていれば海外仕様のフルパワーと言って良いでしょう。
3
まずは写真のエアクリーナーボックスの吸入口です。
ボックスを外すのにビス7本かな?
緊張の持ち上げる瞬間…
(エアクリーナーの汚れ具合は?フルパワー加工は?)
はい、ここで加工されている事がわかりました!
エアクリーナーもそこまで汚くないようでした。
エアクリーナーボックスの吸入口については、目←のような形の部分が国内仕様では半分くらい塞がっています。
よく見れば下側の切り口が荒いので切り取られているのが分かるかと。
ゴムっぽい素材なのでカッター等で簡単に切る事ができます。
(多少切り口を馴らしておきました)
4
エレメントを外したところ。
特に問題無さそうかな。
5
排気についてはアクラポビッチのスリップオンサイレンサーが付いているので、純正より抜けが良くなっているのでOKでしょう。
海外仕様の純正は、国内仕様に比べ内部がスッキリしているようで。
抜けが良いみたいです。
アクラポビッチもなかなかの音量ですので、海外仕様の純正サイレンサーがあれば手に入れたいです。
付属の純正サイレンサーは傷が大きいので普段使いにはNG…
6
そしてFIコントロール配線
エレクトロタップでパッチンしてるのが若干心配ですが、加工済みでした。
本当にありがとうございます。
(自分でやる手間が省けたw)
年式によって配線が違いますので、参考にされる方はご注意を。
純正ハーネス切って加工なんて気が引けるしねぇ。失敗したらどうなることやら
7
K5の端子配置ではこのように。
左側カプラの右下ケーブル44番(白/黒)をカット(国内仕様のサービスマニュアルには回路の記載無し ― )
車両側のカットされたケーブルは何も繋がず絶縁処理。
コントロールユニット側のカットしたケーブルにはバッテリー電源を入力という事で
右側のカプラーの左上ケーブル17番(橙/緑)を分岐させて電源を入れます。(バッテリー電源B+1)
という感じになってます。
今回自分では何も手を入れていません。
(他の作業と並行してたのでバッテリーは外しています)
繰り返しになりますが、参考にされる方はくれぐれもご注意を。
私は一切責任を取れません。
作業の内容をよく確認し、わからなければ専門の知識を持ったところへ任せましょう。
8
最後にバッテリーを繋いで始動確認(自分の場合はいじってないので問題ないが)をして
リセットされた時計を合わせて完了です。
国内規制仕様と比べると結構変わるらしいですね(94ps→120ps)
パワーの体感はもちろん、低回転側のフィーリングもなんとかかんとか…
ガソリンもレギュラーからハイオクにだとか、燃費は気にするな。みたいな。
フルパワー化されてるとも知らず、レギュラーにF1入れてまったりツーリングしましたが、20km/Lも走っていれば上等かな?
規制仕様とフルパワーの違いを体感できなかったのは少し残念かもですが、やってあって良かったねw
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