2010年12月29日
今年も残すところあと数日。12月は、師走と言う通り何故かくも忙しいのだろう。
いくつかの原因がありそうだ。
たった、一週間で、クリスマスの洋風モードから。お正月の和風モードへの切り替えをするのだから、テンポの切り替えが大変である。
そうは言っても、お正月はツリーより門松の方がしっくりくるのだ。やはり日本人だからだろう。
忙しさの二つ目の原因は、大掃除。なにもこの寒くて忙しい時期にやらなくても、気候のよい時期にやればいいと思うのだが、しかし、ピリッとあらたまった雰囲気で新年を迎えたいという気持ちの方が強く、それなりにいつもより丁寧に掃除をしてしまう。
あとは、元旦の食卓にはおせち料理が並ぶので、準備でいたしかたないか・・。
大変な年であったが、心静かにお正月を迎えたいものである。
Posted at 2010/12/29 05:35:19 | |
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2010年12月28日
この時期は、忘年会シーズンでもあるが、同級会(同窓会)の時期でもある。
今月初め、高校時代の同級会が開かれた。
戦後のベビーブーム以後に生まれた年代だ。
男のみ20人が出席した。
遠くは東京や神奈川から集まった。定年退職した人、会社が倒産したもの、一線を退き嘱託などで働く者などさまざまだ。
欠席者の中には地域の役職などで都合のつかない人もいたが出席者は元気な部類に属するのかも知れない。
酒を飲みながらの会話は近況報告から始まった。当時の思い出や恩師の消息などから、話題は自然と健康問題に移った。
年のせいか、この年代特有の聞き慣れた病名が幾つか飛び交っていた。
顧みると、わが世代は高度成長期の良き時代を体験した。
毎年賃上げがあり、豊かになるのが当然のように思ったころもあった。
多忙とはいえ、もっと社会や人間関係にゆとりや潤いがあったような気がして仕方ない。
翻って、いまは格差社会の進行など時代が激変している。
様変わりした厳しい時代だからこそ、流されていけない。
人として失ってならないものを、大切にしなければならないと思った。
Posted at 2010/12/28 05:24:21 | |
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2010年12月10日
ニュースによると、プロ野球・楽天イーグルスの田中投手が年棒2億円で来季の契約をしたようです。
「将来はプロ野球選手になりたい」。小学校の卒業文集に書いた言葉だ。1軍で活躍して1億円プレーヤーになることを思い描いている。当時は、頑張ればプロ野球選手になれると信じて疑わなかった。
いつのころかプロ野球選手とは言わなくなり、将来の夢も持たなくなってしまった。近い将来の目標はそれなりに設定していたが、極めて実現不可能な範囲内のことだった気がする。年齢を重ねるごとに夢というものがぼんやりとしてきた。
夢は壮大で漠然としていて、現実とはかけ離れたところにあり心の中で思うものー。という認識に変わってきてしまった。そう考えるようになったことで、夢を持つことの必要性が薄れてしまった。
「なれる、なれない」「できる、できない」ではなく「なりたい」「やりたい」と強く思えるものが夢でなければならない。その夢に向かって一歩一歩進むために、目標を設定して日々精進する。そんな構図が理想ではないか。
今年もあとわずかで新年を迎え、節目となる。少年時代の夢はかなわなかったけれど、久しぶりに新たな夢を掲げ、それに向かって人生を歩みたいと感じている。
Posted at 2010/12/10 04:56:21 | |
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