ビックマスターへの道_準備編②

整備手帳のアップは、昨日の今日ですが、実際には、数ヶ月探して？！、流用できそうなマスターを発見しました。

条件は、出来る限り加工は少なく、ボルトオンできるもの。。。楽したいし、リスクも減りますからね。

写真左がFD純正で右が流用するマスターです。
今回は、CT9A_エボ9マスターを使用します。(エボ７～９まで同じだとおもいますが、今回のパーツはエボ9用です）
マスターの取り付けピッチは同一。勘合部は若干違いますが、キャップ前のところにFD用のOリングを組むことでバックとの間をシールします。
マスターの側面から出ている配管の方向は同一なので、純正同様の取り回しにすることが出来ます。
蛇足ですが、BHレガシー用を使うと、ここの向きが逆になり、配管用のBRKT干渉する為、加工が必要になります。

前回課題だった、レシーバタンクは、マスターともどもエボ9のものを使います。若干（10ｍｍ程度）高さが高くなりますが、HOODとの干渉はありません。
エボ9タンクは、FD同様にクラッチの配管出口が設定されていて、そのまま差し替えることができます。（正確には、エボ9タンクのほうが径が太いのですが、許容範囲でした。）
また、前側の配管方向が横から、上向きになりますが、車体側にスペースがあるので、干渉せずにとりまわせそうです。

上のRｒ-VIEWの写真からも判りますが、タンクが車両内側へオフセットしているため、タンクの幅が太くなっていても、配管KRKTとの干渉を避けることが出来ます。
さらに。。。

マスターバック用の配管逃げまでピッタリ♪♪
FDのエンコンを見て設計したの？って言うくらいきれいに収まります。

周辺が収まりそうなことを確認したので、ショートパーツの作成です。
地味なところですが、油面センターのハーネスを二個一にします。
出来上がりの写真だと、あんまりわかりませんね（汗

肝心なのが、コレ。左から。。。
①マスター前側の配管。NB用のマスター周りの配管を曲げ加工しました。
②バンジョーボルト。エボ9マスターの配管取り付け底面は、凸のフレアナット形状ではなく、凹形状になっていますが、FD純正バンジョーでは、ねじ部が長いので3ｍｍほどカットします。
③プッシュロッドアダプター。スチールのM6長ナットをL=23mmに加工しています。その先にプッシュロッドの先端部品を組むことになります。
④M6のイモねじ。マスターバック側の先端に取り付け、③のアダプターを固定するのに使用します。（実際には長さ違いで2個使いました）

部品が出来たところで、仮組みし、干渉等を確認します。
BRKTとマスターの干渉もなく、本当に純正みたいですね。

次回、組み付け編につづく♪