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「豊田彰男が愛したテストドライバー」を読んだ。

なかなかプロレーサーと違いサラリーマンドライバーに脚光が浴びる事は少ない(機密も、あるし)
成瀬さん側の話しを中心軸に色々な人から取材して時間をかけて作った作品。
偉人ではないし歴史に埋もれて、しまいかねない人を丁寧に書いて人物像を浮かび上がらせて良作。クルマ好きならサクサク読める！
この成瀬さんが、いくら有名で実力があっても理想のクルマ作りって売上コストの高い壁に阻まれ実現出来ない事がほとんど(理解者を設計、購買や組み立て作業員から販売や整備の末端まで行き届かせないと…)
この人の最高傑作と評価したLFAニュルブルリンク パッケージに乗る機会は私は生涯無いかもしれないが、成瀬さんに影響を受けたメンバーが、いつか低価格のハンドリングカー(遅くても良い)をトヨタが出す日を期待します(現行86じゃないな。たぶん水平対抗な限り…)

一つ初版で気になる記述が
福澤幸雄のフィアンセは「小川和子」って！知子の間違いが(笑)
昔、泉麻人の昭和のテレビを語ってる新潮社文庫で「ヒットパレードで泣いてしまう小川知子の姿が忘れられない」
って内容読んだ事があるが、トヨタ7ターボでの福澤幸雄の事故での事で黒井 尚志「レーサーの死」で詳しく書かれてる。
最近になって小川知子さんがテレ東「アド街」の六本木特集で「かっこ良かったの福澤幸雄君～」と言ってて
彼女の中で永遠に生き続けるのかなと思った。
ぜひ二版から直して！

年始に山形、秋田の東北地方を走り
道も県境だと整備のギャップに気付かされます。(特に北海道だと意識してなかった)
アスファルトの補修状態から除雪の仕方。如実に自治体の資金力が見えますね。(特に長野はロケーションあれだけ良いのに…)

今回、国道347 鍋越峠が冬季通行止めが日中に限り解除され通ってきました。
過去は大変な酷道らしかったらしいですが、整備されスムーズな走行が出来ました。
防災や経済面のメリットも大きいとの事ですが北海道以外の地方での冬季通行止めの多さは自分は気になります。
「冬タイヤなら特段、通行止めにするほどの山道じゃないのにな…」とか
でもたまに
「ヤバいスタックしそうな道…引き換えそうか」とかもね(笑)特に最近の気候変化が激しくて大雪でクルマの中に缶詰めや渋滞や事故も(過去に北海道であった死亡したケースは悲しすぎる)

たぶん、これから先、右肩下がりで地方自治体経済は疲弊して道路環境は悪くなるばかりかなと。(容易に冬季通行止め？)

出来れば今回の様に少しでも冬季通行止めが無くなればと思って期待します。

上手く冬と付き合えばウィンタードライブも楽しいし貴重な観光資源にだって変わる。
もし道を管理する側に提案するなら！
コストも考え長期的にやって欲しいから

・過度な除雪までは不要？後追いでも構わないし、危機的な状況の天候の時は多少の通行止めも仕方ない
・県境や町境の連携下手による無駄な管理は努力してコスト削減に勤める。(正直
、通る人には関係ないし、観光資源が逃げるから除雪しない！とか時代錯誤)

夏にも言えるが
・トンネルや橋が旧道を駆逐するのは残念に思う。街道とか文化だし将来の耐用年数についても補修コストが不安。
短時間で移動出来るのが地元の悲願もあるだろうが
本当に迫られた時短の必要性が無いなら路側帯の整備や追い越し車線の整備に使って欲しい(経済面のメリットもあるが煽られず、ゆっくり走りたい人の権利も尊重して)
・あと追い越し車線は一般道も右側にして(遅く走る人が避けてくれる人ばかりじゃない)

たぶん自動運転が進んでも雪道とか悪天候はまだまだ人間がクルマを操縦する事に暫く変わりないはず(一番必要だが一番最後かな)
いまETC2.0で道路環境をナビに映像を映すのが容易になってきた
カメラやモニター設置も最近は楽になった。いま可能なIT技術って通行止めや天候悪化をドライバーにリアルタイムで知らせてくれ、判断をする
事ぐらいしか今はない。運転の醍醐味があると思う。

年末年始は帰省で北海道行く予定が妻の体調不良で無しに。
回復待って2泊程度のショートトリップ。

蔵王温泉の酸性のキツいのを浴び山形市スーパーホテルで一泊。
男鹿半島行きたくて一路、秋田。
冬の男鹿の荒涼とした寂しさにヤられました。(幼少期から続く夢で見た原風景ってこういう寂しさ)

道路としては起伏ある海岸沿いをクネクネ。交通量少なくて快適。
あとは公共トイレがキレイ(笑)女性には得点高い。

秋田ダイワロイネットに素泊まり一泊。
夜は「集ダイニング」(地の物食べたかったが行きたい居酒屋休みで。出てくるのは遅いが一生懸命、料理に向き合って出してました)
朝は市内、ナガハマコーヒーでモーニング。(最近ホテル朝食あえて付けず、こういう地元モーニングも良い)

写真無いのが痛いよな(T-T)反省

帰りは秋田海沿いから南下して
山形から宮城の鍋越峠347号線が今年から冬季閉鎖が無いという事で行ってみました。ん～北海道感覚だと大したことない道(笑)県境だと良くあるが…東北地方は改善望む。(峠について後述します。)
三本木スマートIC で東北道で帰宅しました。



国見SAで一枚。なぜ？
夕日と福島平野がキレイで(も有るが)それより…
乗り心地とロール感に不満の無い脚と純正ホイールより内側に5mmだけ入ったスタッドレスのホイールが峠や高速をガンガン走っても
疲労が少なくタイヤとのグリップ感の対話に集中出来て高揚感だけ残るクルマ旅に感動してパチリ。
内面から溢れる実力が外観をカッコよく逞しく見えて。(みんカラ皆さんの嫌いな拳が入る車高と内側に入ったタイヤです)
純正だと、そんな事は思え無かった。

外観より内面を磨くクルマイジリに。
まだまだ俗世の欲望から離れられないがね(笑)悟りの道はまだまだです。

あ、そうだ(笑)雪！無かったわ。あんまり秋田も山形も