
仕上がりは自分的にどうなのか?
話題の熱も冷めかけた
Mazda3に試乗したくなり叶いました。
発表後すぐ乗りたくないのは
ある程度走行距離重ねた車両に乗りたい。(馴染んだ)
短時間じゃなく試乗時間に余裕欲しいから。
で色々思う所が出来て長文になってしまった。
(PCで書いてるし)
結論
最近のマツダのマイチェンの仕上がりみて不安だったが
新しい世代のMAZDA3
ハードの方向性と出来は良かった。共感出来る。
ソフト面でのブラッシュアップした方がいい部分がいくつか有る。
で試乗車のグレードは
ファストバッグ15Sツーリング2WD
1.5ガソリンの6AT
これがTHIS IS 売れ筋!借りた販売店ではね。
これは2000kmの個体でした。(あと5000km走っていて欲しかったが)
タイヤは
TURANZA18インチ
この試乗店は空気圧あまり外さないが
一応予約時に「空気圧宜しく」とだけ伝えて…
たしか前後共に指定250kPa。ディーゼルだと前が260kPaになる。
セールスの説明簡単に早々走り出す。
(ナビが使えない個体で運転に集中しました)
DJデミオからの乗り換えに違和感なし。
で「おっ」と一人声が出る。
車両を動かすのに操作量が多い。ブレーキ以外ね。
ウィンカーなりスイッチ類の操作系には節度と統一感出て
ミスを減らしストレス減らしたい意図を感じたし。
EPSのアシストは減り・重い操舵力のステアリング(個人的に好み)
そしてステアリングのギアレシオは明らかにスローになった。
替わりにキャスターが先代アクセラから約2°ほど起きて4°半ばという所。
試乗記事見ても「クイックじゃなく」「GTツアラー」「峠で熱くはさせない」
という内容見たけど
切り始めの鼻先の動き出しがキャスタートレールの
蹴り出し(倒れ出し)が少ない無いのか穏やかで
切り進めた先がチャンと一定に向きを変えてくれる。予想が付きやすい。
前のキャスター6°台の時は
切り進めると向きが徐々に変わらず
ヘアピンを曲がっていると「更に更に切り足す」という感じが今回無い。
キャスターを起こしたデメリット
・切った先のキャンバーが不足していくのは私レベルには感じず
・キャスターアクション(ステアリングの復元力)は弱い。
これにはMAZDA3のリアサスがバランス良いからか高速時は矢のように進み直進性は全く問題ないし
フロントも転舵軸の置き方が良いのか
ギャップに乗ろうが全く取られない。のだが
ステアリングの舵感が
パワステ屋さんが表現する
“フリクション感”が大きいと感じた。
これが復元力に多少影を落としている気がする。
固着感までは私レベルには感じられないが
“ステアリングを動かした時の渋さ”を感じていた。
キックバックを減らしフラツキを抑えたい。狙いだと思うが。
ステアリングの制御を路面μの変化に弾性感やダンピング感で変化と表現出来たら良いのになと。世界中それが近くまで出来てるEPSも僅かに有ったが油圧より難しいね。
ちょっと話出た、あのリアサスの話から乗り心地へ。
つづら折りの登り下りや高速インターのループでも
トーションビームは黒子に徹し
そっと旋回を手助けしている。
きついカーブに対して
“無理やりなコーナリングかも”と思っていて
苦もせず曲がっているのを体感すると。
だが決してリア頑張って曲げてはいない。
ドライバー中心のバランス。だから黒子。
車幅は本当にワイドで
見切りも良くないのも有るが
ガードレールに気を使うのが
直進時が多かった。
横Gをかけた時のライントレースはキレイで
直進時のボディを大きく感じさせるのは
タイヤのウォールのタワミが中立だと多いから?
答えはMAZDA3で他銘柄のタイヤに乗った時に。
乗り心地は
嫌なピッチングが無く良路でのフラット感と
一発凸凹の乗り越し感は良い。
このゴムの薄さから想像していた
衝撃の身構えから何度も肩透かしを食らった。ボディも良いと思う。
多少内装から低級なビビり音は消して欲しいが
ボディを新規で作ってこの完成度は良い。
でも満点と行かないのが連続する補修された道での身のこなしが快適では無い。
嫌な揺すられ方。
16インチに試したいけどね。
クルーズ走行中で良路でのフラット感(落ち着き)と
連続した悪路の揺れ方を上手くバランスしてくれないかな。
音の侵入経路をイナシたいゴムマウントが原因で縦にダンパーが仕事をさせてない部分があるように思う。
反応の遅れの遅れの次は落とされ感みたいな。
このドライブトレーン1.5ガソリンと6ATの組み合わせは
先代から散々乗っていた。
他の試乗記の「力足りない」「反応が遅い」って
実際には、おとなしく走る人には充分なのは分かった。
シャシーなりボディーの余裕な分、動力が足りなく感じるのか。
明らかに違うのはエンジンノイズ
騒音の侵入が少ないし音質も変わった。
だからだと思うのがエンジンの頑張って回ってる感が
先代アクセラから減ったように思う。
3000~4000rpmの加速感が気持ちいい。
ATはロックアップ領域も広がっているのかな。
それが良いことばかりじゃなく
アクセル開度が多い時にショックが大きい瞬間がたまに。
一般公道で他の車両に絡みながらリアルでマップ見直すしかない。
静かになった影響で開度が大きく早く開けがちにユーザーの乗り方も変わる事も有る。
車両重量が増えた分やタイヤの影響か
アクセル開けがちなせいで
燃費が期待より自分の走りだと伸びない。(14.8km/l)
自分の多様する速度域の実燃費と
追い越し性能には
ディーゼルか2.0ガソリンのほうだろうし
クルマに詳しくない人が
Dレンジ入れっぱなしの運転する人にも
2.0ガソリンの方かな。
6ATの1.5ガソリンはSPORTモード入れたりマニュアルモード入れれる
玄人好みかMT向き。現状だと。
今後これにパドルシフトが付くか
(このモデルは無し。咄嗟にシフトダウン出来ると良い)
マップ少し見直して欲しい。
7時間乗って途中30分×二回くらいしか休憩しなかったが
・シートは良かった(乗り始めランバー無くてガッカリしたのだが)
特にシートクッションの角度がダイヤルで変えれてGOOD
(おススメは一番前下がり。横隔膜が楽になる)
見切りの悪さからくる
・車線変更のしやすさ
→全く問題なし。自分は後ろばっかり見てるほうだが
・駐車のしやすさ
→4回位の駐車じゃまだ慣れない。難しいのは事実かな。
最後に長くなったがMAZDA3のブレーキの感想でオシマイ。
理想の踏力と制動力のバランス。リアの利かせ方も上手い。
「効かない、効かない」という試乗記の人は
自分のクルマのブレーキが微少に効かせたい時に
どれだけ足を浮かせて戻しに気を使っているか意識した方が良い。
MAZDA3走りこんでも簡単にはフィール変わらないし
特にペダル戻し側の再現性が絶妙なのは感心した。
私“だけ”が気になったであろうパーツを写真で

見難いがカップホルダーの押し付ける
プラスティックのギミック。これは初めてみた

フロントのインフェン前側のエアカーテン穴が無い。
実はマツダもCX-30には付けた。

リアのストレーキがサイドシルガーニッシュ終わりで
堰き止めてる形になっているのはマツダだけ?
CX-30にも見られる。マツダの空力のトレンドか?
Posted at 2019/11/10 01:42:36 | |
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