U&1のブログ一覧

前回ブログではタイヤのオフセットを
スペーサーを使って
フロント側で変化を見た。
リア側より操舵のきっかけになる
フロント側が挙動変化分かりやすい。

今度はリア側オフセットを調整してみた。
キッカケは運転していて気になる
シチュエーションがあった。

・ドライバー1人乗り(右荷重)
・交差点左折(90°旋回)
・慌て気味の急な操舵で特に顕著
・タイヤ交換後から
(タイヤの剛性が下がってから)

事象は
ステアを切った時や直後じゃなく止めた後
ステア戻す時や徐々に加速しだす時に
“ギクシャク感”を出て加速に躊躇してた。
(前と後ろの繋がり。加速への連携が悪い)
ステア動作としては慌ただしく戻す動きになる。


仮定は
リア側のロール剛性が低いのが
悪さをしてる。
として対策。
リアにスペーサー5mmを左右に入れ
トレッドを10mm拡大した。

結果は◎当たり
交差点の左折がスムーズに
加速に移行出来る。

考察。
ステア切り始め鼻先の動きばかり
意識するが、まだ続きが有る。
フロント荷重がピーク過ぎ
(※ブレーキ離すかアクセル維持)
リアがロールの耐性無いと
→リアのアウト側が沈み方向。
→対角のフロントイン側の接地圧
が落ちる(浮き方向)

で、たった5mmのスペーサーで
効果あるのか？
外に5mmスペーサーを入れる事で
スプリングが縮む方向に
悪化しそうですが
それよりスタビとしての
リアトーションビームの捩れに
左右10mm広げたの事が
大きいのか。
リアのロールに抵抗し
滑らかに旋回脱出出来る。
ステア戻しもリズム掴めるように。


私の個人的感想として
デミオの標準トレッドを
狭めたり広げたり…
まぁ忙しく落ち着きのない奴(笑)
だけど…

だからこそ分かった収穫が多い。
一方的にトレッド広げるだけじゃ
気付けなかったかも。
その際(キワ)を見極めてたから
体感出来た。

そのサジ加減で盛る量は
(今回のオフセット量)
・乗り方
・クルマの状態
に応じ最低限で済むに越した事はない。
転舵の中心から大幅に外れた位置でタイヤを振り回した所でノタウチ回るだけ。

また自動車メーカーみたく不特定多数に対し平均的な安全パイのマージンまで取る必要もない。のはクルマいじりの醍醐味か。

次は
ハブボルトをスペーサー分長くし
恒久仕様にしたり
FRだと変化どうかな
ロードスターの脚をもう１つ煮詰めたいが。