頑張って嫁さん説得して買いました。
平成9年登録総走行距離33万kmのシルビアS14 K's から乗換です。
トライトンは
目標20年30万km 目指せ!30年50万kmです。
俺はタイに行ったとき見てしまったんだ、
その国はピックアップトラックだらけで、日本で軽自動車を見る感じでタイではピックアップトラックが走っている。
生活の中にピックアップトラックがある環境に衝撃をうけ、ひときわ心ときめいたのが2代目後期ダイナミックシールドとなったトライトンだった。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsroom/newsrelease/2018/20181109_1.html
初代は日本でも一度見たことがあったが、
丸っこい見た目で小さく見えて好きじゃなかった。
しかし、タイで見たトライトンはカッコよかった。
帰国後調べるとやはり日本では販売していない。
輸入代行業者はみつけたものの、イギリス仕向けを日本に輸入することとなるため、
総額800万近い価格となってしまう。中古車の流通もない。正直諦めた。
その後結婚やらマイホーム購入やらで数年、エンジンは毎日60km走っているため問題なかったけど、
25年を超え過走行なシルビアは、大事に乗ってきたからきれいな方だとおもうけど、
細々と気になるところもやっぱりある。
フルレストアするにはまだ奇麗すぎるし、気になるところすべてを修理したら結構な金額が必要だった。
実行してしまえば向こう10年は乗れるだろう、でもその先は?
純正部品にしたって10年前から比べると2倍近く価格が上がってしまっているし、
出ない部品も多くなってきてる。
乗り換えの検討を始めて数年、次はもっと耐久性のある車に乗ろうと思う。
条件はディーゼルエンジン・ラダーフレームがいいな。
やはりピックアップトラックだ。
日本で買えるとなると、ハイラックスの一択。
正直ハイラックスは好きじゃなかった。鼻先が細いのが気に入らない尖って見える。
後期型が出て顔に迫力が増してカッコよくなった。
自分はハイラックスが好きなんだとYouTubeを見まくって自身に暗示を掛ける。
トヨタディーラーに電話すると、現在試乗車も展示車も置いてないとの事だった。
しかし、営業マンがわざわざ別の店舗の展示車のZグレード オキサイドブロンズメタリック フルオプションのハイラックスを借りてきて頂いて、試乗は出来ないけれど見ることは出来るようにして下さった。
妻と一緒にハイラックスの実車の確認と見積を取りに行った。
妻の反応は、まあまあ上々「かっこいい」「おっきい」「後席も十分座れる」。でも「デカすぎない?」あと「430万は値段高すぎ」「馬鹿じゃないの?」。
手強い。
ハイラックスは当時受注停止となっており、受注再開時期は未定、再開しても納期不明な状況だった。シルビアだってまだ乗れる。納期2年だって大丈夫と営業マンに言って受注再開したら連絡くださいと話をしていた。
とはいえ、妻の説得が必要だった。
ピックアップトラックなんて日本では実用性皆無。しかも価格が高い。
ハイラックス乗ってるみんなはどうやって嫁さんの説得をしたのだろう?不思議である。
しかし俺が今乗っている車は27年前のスポーツカー。シルビアはドアは2枚しかないし、4人乗れるとはいえ実質2人乗り。
荷物だってほぼ乗らない。燃料はハイオクだし、保険も高い、爆音マフラーはうるさくて仕方ない。
車検代だって交換部品代が高くなってきた。自動車税増額だってカンスト。
その点、ハイラックスだとドアは4枚5人乗り、荷物だって500kg積める(雨に濡れるけど)
燃料は軽油でハイオクと比べればL当たり30円安い!、燃費だってシルビアより走る。
自動車税に至っては15000円くらい、このデカさで半分以下。案外欠点ないな(笑)
あとは金策。この先20年以上乗る予定だから残価ローンは無し、金利高すぎ。
ちなみにトヨタではシルビアの下取り査定0円でした。古すぎるそうです。
なので、一旦WEBで簡単一括査定に出してみた結果。定番のBIG MOTOR 100万、ネクステージ 100万、そしてジャック 130万 あと ガリバー 40万(笑)でした。
うーん。。。33万km27年落ちのシルビアとしてはいいのかな?全損事故有のフレーム修正車だしな。
独身時代の貯金とシルビアの売価を合わせて。あとはローンかな。
そんな中、三菱が新型トライトンをタイで発表するとのニュースが入った。
しかし、昨今の三菱がピックアップトラックを日本に入れる訳がないのでどうでもよかった。
ただあの一目惚れしたトライトンがもうモデルチェンジなのかと思いながらワールドプレミアの動画を見た。
そこで発表された新型トライトン、デカい、イカつい、かっこええやん!。
しかも新社長からトライトンの日本導入の発言まであった。マジで!?
いや、まだ騙されない。
社長が口を滑らせただけ、まだ未決定。
結局日本導入はなかった事にって言うパターンに違いない。
俺は、シルビアの新型発表か?ってニュースで鍛えられたのだ。
そのころハイラックスの受注は止まったままだった。
トライトンはまずはタイにて販売開始とのことだった。その日から毎日タイ三菱や日本三菱、果てはオーストラリアやフィリピンのHPのチェックや、タイ語や英語のYouTubeを多分すべて見てた。タイ語は自動翻訳も働かないし、なんて言ってるか分からないけど、でも何となくわかる。
しばらくして日本三菱のHPにトライトンがTOPを飾った。カッコええやん。しかし情報はなにもない。タイのHPの方が100倍情報があった。
トライトン日本導入、これは本当にあるのか?
あったとしてもいつ導入になるか分からない。昨今の自動車メーカーは海外で2・3年売ってから日本導入へ導入する車種も多い。
それに、結局日本導入なしになるかもしれないのだ。納期が見えていれば待てるが、なにも分からない今の状況では待ってなんかいられない。ハイラックスだってモデル末期、長く乗るなら最終型の今が買いだし、モデルチェンジで生産終了、結局新車が買えず、お高い中古車を買う羽目になる可能性だってある。
そんな時、トヨタからハイラックス受注再開の連絡がきた。俺の気持ちが逸る。
いつもの様に日本三菱のHPを確認すると。
ついに「トライトン日本上陸!」の公式発表!
すぐに三菱ディーラーに電話するが、まだ何も情報を持っていないという。
とはいえ情報が入り次第連絡が欲しい。購入の旨を伝える。
急にトライトン購入の可能性が現実を帯びた、俺は何としてもトライトンに乗る!決めた。
ネットニュースではハイラックスと同じくらいの価格になるみたい、だからトライトンでもいいよねって妻を説得。
そもそも、元々トライトン欲しいて言ってたんだし。
トライトン乗れないんだったら、シルビアに200万かけてフルレストアする。そしてもう20年乗ることになるからな!って言って強引に説得。
一応トヨタに行くと、ハイラックスは今契約したら納期がなぜか2か月程度の12月か1月の納車になる。とか言うわけが分からないスケジュールが提示された。
これは完全にトライトン対策をトヨタが打ってきたんだと思う。今のうちに顧客を奪っておこうということだろう。
営業マンへは一応妻と相談します。と言ってやんわりとお断りした。
三菱ディーラーから11月末に価格と大まかな情報が分かったとのことで三菱へ行った。
三菱では撮影禁止の資料としてハイラックスとのスペック比較表やトライトンの優れているポイント等をまとめた資料を見せて頂いた。
6ATのみだがエンジンは最強の2.4Lツインターボが日本に入るらしい。ええやん!。
三菱でのシルビアの下取り査定は、納期はまだ先だけど、今後事故とかしなければ価格は80万円で決定します。と言って頂いた。ディーラー下取りでは結構高い?昔日産に34Zの見積もりに行ったときは10万だったからね。
トライトンの仮見積を頂くが、価格が問題だった。
GSRが540万!?GLSで500万!?GRハイラックスよりも100万以上高い。もう高級車じゃん、ほとんどの日本車が買えるんじゃ?。。。
マズい、妻がOKしないかも。。。
金策だってやり直し。10年ローンなら何とか?
こんなに高額ローンの審査は通るのか?
誰だ、ハイラックスと同じくらいの価格なんて言いふらした馬鹿は。
数社でローン審査を行ったが一応審査に通ったので何とか購入の見通しはついたが。。
しかし、10年ローン。。。
10年落ちシルビアに5年フルローンだったことを考えれば何とかなるかな。17年乗れたんだし。
今後20年以上乗るつもりだ、俺は覚悟を決めた。妻も俺の熱意に了承してくれた。パートまで始めてくれるそうだ。
12月にパンフレットの配布が始まり、詳細が見えたところでオーダーを確定。
ボディーカラーはワイヤモンドホワイトがよかったけど、妻はヤマブキオレンジメタリックじゃないと商用車みたいだからダメ、と言うのでしかたなくオレンジになった。ここで揉めても面倒なので。
これまでの妻へのプレゼンでCMカラーのオレンジが気に入ってしまったようだ。
もちろん当時は試乗車もなければ展示車だってない状態だったけど関係ない。注文だ!
シルビアも試乗も現車も見ずに購入したけど
一切の不満はなかった大丈夫。
めでたく24年5月11日に納車となった。
これから、20年、通勤も子育ても旅行も全てトライトンでやっていきます。