等速ジョイントシャフト（ペラシャ）交換

さて、始めに作業したのがペラシャの交換。
ここを覗く方は、細かい説明は不要でしょうね(^^ゞ

まずは、マフラーを外します。
当然ながら、内部にペラシャが隠れていますから・・・

でも、完全に外すまでには至らず。
エキマニとの接続部、マフラーを吊している部分を
外していき、馬で受けてます。

次にATを受けているマウント部分をBKTごと外します。
このときも、AT本体を馬で受けておきます。

コレだけでも、色々と治具が必要なのですね〜
羨ましい〜(^^)
そのままの状態で始めました。

ペラシャとATとの接続部を外していきます。
なかなか狭いですが、なんとかアクセス出来るレベル。

次に、後方デフ側のボルトを外します。
写真は外した後ですが
外している作業の写真は、撮りわすれました(^^ゞ

そして、センター部を固定しているネジを外せば
ペラシャが外れます。

ペラシャの中央に有るジョイント部分。
ブーツがボロボロの状態です
このジョイント部が弱っていたので
取り付けられた状態では、ジョイント部は
少々垂れ下がった状態になっていました。

まあ、約２０万㎞も使い込んできたのですから
当然でしょうね〜

あと、AT側のジョイント部
ここもガタが有ったので
ATシフトチェンジ等、カクンっと音が出るのも
これが原因だったのだろう・・

そして、この部分にもグリスを封印するための
シールが施されていますが。
それも完全OUT！グリースはシャフトの回転力で
グリスが吹き飛んでボディーに付着してました。

さて、新しいペラシャを装着します。
始めに、センター部を仮止め状態にします。

AT側から取付始めます。

次に,デフ側の取付です。

ここまでは、特に気をつけるような部分は
見当たりませんでしたが・・・

最後に残していた、センター部分の取付部。
ボルトは2点止め
車体側にはネジックレールが施されています。
(オネジがレール上に設置され位置を自由に変えられる機構)
師匠は、ここに時間を要した。

スケールを用いて、左右のバランス
そしてブッシュ部分のたわみを見ながら
前後に調整している。

これは経験を要する部分で有り
正に、匠の技である。

以上で取付完了。

そして外していたマフラーを取り付けて
この部分は終了。