ATオイル冷却循環ホース改良! 液漏れ完治
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
さて、ようやくこの日が訪れました。(^^)v
ATオイル冷却ホースから、以前よりATFが漏れていた
さほど圧力がかかっていないので、とりわけATに負担の
かからないように走っている分には漏れることが無いが
ひと踏みすると、たちどころにATFが漏れてくる。
漏れているヶ所は、カシメ部分からで有る。
交換するには、少々道具が必要であったが
買うにもなかなか・・・・(^_^;
そうこうしているうちに、大きな整備が訪れ
これを逃す手はないとばかりに
道具を借りて実施することができました。
2
まず、ATオイル冷却循環ホースとは?
画像を参考に
右上あたりのブルーのライン側はATミッションに
繋がっており、それ以降から赤枠の問題の部分まで
これだけクネクネしているのだが、
何故か一体ものになっているのです。
その間、カシメを施し
部分的にゴムホースが付いているのだ。
これを交換すると、パーツ代はもとより
かなり難儀な整備となる。
わが師匠の話によると、ATFが潤滑するとはいえ
それほど圧がかかっているわけではない。
カシメを使うほどのものでは無いようです。
何故カシメで止めているのか?
多分、製造上パーツを簡略化するために
一体ものにしたのではないかと・・私の想像ですが(^^ゞ
3
さて、早速交換にとりかかる。
ちょうど師匠が祭の寄り合いがあって
出かける間、ピットをお借りすることが出来た。
借りる工具はリューター
エアーを使っているのでパワーは十二分に有る。
こういう工具を使ってピットで作業とは
夢のような気分で有る。
話が脱線したが(^^ゞ
そのリューターを使って、カシメ部分を削り落とす作戦
カシメは柔い金属で出来ているので
容易に削ることが出来るのだが
場所が狭いだけに、こういった工具がないと
なかなか出来るものではない。
削る時間はそう時間はかからない
切れ目が入ったら、細いマイナスドライバーを
突っ込んで、こじって広げるだけ
後は、ホースを引っこ抜けば完了で有る。(^^)v
削り取るカシメは、ホース2本の両端の4ヶ所。
4
さて、ようやく2本のホースを取り除くことに成功!
外す時、特にATFを抜いたわけでは無いのだが
それほど、沢山溢れるほど出てくることは無かった。
少々、拍子抜けの感じがしたのだが・・・
ところで、何故?
いきなり容易に切断出来たか。
金属ホースの先端がテーパー状で、ホースの抜け防止の
突起物が付いているのだが
これが無いと、ホースをバンドで止めても抜けやすくなり漏れの原因にもなってしまう。
これも事前調査をしたうえでの施工なのです。
みん友でありオフミでもお友達の
yagi@M5 様から
事前に部品取り車から、肝心な部分を外して
譲って頂きました。
これを分解して形状を確認したうえで
今回の施工に繋がったわけです。
この場でお礼申し上げますm(__)m
5
早速、ホースを繋いでいきます。
接続ホースは国産B社のホースです。
ホースバンドは、スウェーデン製のバンドで
ホースを痛めない構造になっているようです。
でも、ここで
何故、短いホースが2本、にょきっと出ているのでしょう〜??
これじゃ・・・・なんてお思いでしょうが
ここで登場するのが、前回紹介したワンオフパーツ
なんて言うほどのものではないですが
実質、一品もので工場で作ってもらったパーツです。
なかなか良いのが見つからなかったので
作ることにしました
6
U字管です(^-^)/
これにブルーの液体を塗っていますが
ロールスロイス御用達、イギリス製の
魔法の液体パッキン
かなり高温まで対応。
高い粘性を保ち、高いシール性を維持してくれる。
塗らなくても大丈夫だとおもいますが
念のため。
7
いきなり飛んでしまったが
施工完了です(^^ゞ
片方だけが何故か太いと思いますが
こちらのオイルルートはゴムホースのみ。
液温は80度ぐらいまででしょうか
どちらかというとエンジンルーム内の熱気で
ゴムホースを痛めるのではないかと勝手に想像。
保護用断熱ホースを通して保護することにした
金属ホース側は、屈曲がきついし
冷却されたATFのルートでも有り
場所的にも冷えやすい場所でもあるので
とりあえず、むき出し状態にしておくことに・・・(^_^;
実は、先に保護ホースを通すつもりが・・忘れた( ̄。 ̄;)
まあ、次回ホースがダメになったときに付けることにしよう。
8
ここで宣言(^-^)/
ATFオイル漏れが完治しました。
作業後は、微量たりとも漏れは見つかりません。
これに変更したことでのメリット・・・・
ホースはバンドで止めてあるので
ダメになったときに交換が容易で有る。
これに尽きます。
また、整備費用を少しでも安くするために
にっぱちのAT車の方にはお勧めします。
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