80点か50点　人それぞれ

「シン・ゴジラ」　ワタシの中では100点満点でした。
「シン・エヴァ」　も100点満点でした。

さて
「シン・ウルトラマン」　は映画的に80点。　庵野秀明監修としては50点といったトコでしょう。



「ウルトラQ」「初代ウルトラマン」を子供の頃に原体験した、当時の小学校高学年から中学生だった人たち、今で言えば65歳以上の方が観ると、おそらく感涙にまみれる＜1000点満点の映画＞のような気がします。

それだけ当時の円谷特撮のユルさをリスペクトしています。



ただし、平成ウルトラマン大好き小・中学生くらいの子供さんが観たら「パパ〜、なんかオモンなかったな〜」「CGしょぼいな〜」と言われることは必至ですね。

人が巨大化するのは「ウルトラQ」や「初代ウルトラマン」のプロットにありましたが、今、映像化するなら裸身でいきたかったですね。
残念でした。

綾波レイのアレのように、ゴーストインザシェルのスカーレット・ヨハンソンのソレ的に映像化したかったかも知れません。だってあの俳優さんはスタイル抜群・露出オッケーのキャスティングでしょう？
しかし、折り合いが付かなかったのか、、、「もうイイや好きにやってくれ」と庵野秀明さんが言ったかどうか知りませんが、あそこで一気に世界観が薄れた気がして、庵野的ではないという感想で、50点です。

なんか「洋服の青山」のCMかと思いました。




どうせ子供さんが観てもオモンないのだから、裸身を具現化してR-15指定映画でも良かった気がします。