名監督 誕生か？

2022年11月23日は日本サッカー界の歴史に残る日となりました。

アトランタオリンピック男子がブラジルを破った「マイアミの奇跡」、1998W杯初出場を決めた男子の「ジョホールバルの歓喜」、なでしこジャパンの女子W杯優勝、オリンピック準優勝などに次ぐ、歴史的出来事でしょう。

このドイツ戦は何とネーミングされるでしょうか？



ポイチこと森保一監督。この2年間ほど、ファンをヤキモキ・モヤモヤさせて来た訳ですが、肝心のW杯初戦にドイツを破る戦術を披露しました。
今年の夏くらいには選手の間から「もっと指示をしてくれ」と直接要求された事もあり、他国や外国人監督ならその選手たちのクビを切るのがセオリーですが、ポイチはそんな性格ではありません。

前半の、おそらく通用しない4-2-3-1ポジションから、後半は早々に3バックに変化させ、交代選手を含め流動的な攻撃を展開しました。今考えればDF10人、FW6人なんです。10人で16人分の動きをしていました。
1点差を追う日本。
今まで見たことのないチームになったので、試合を観ながら混乱しました。
「いったいピッチで何が起こっているのか」
気がつけば交代選手3人／三笘・南野・堂安がからんで同点。浅野選手の全盛時を思い出させるシュートで逆転。

特にディフェンダー陣は限界まで動き、ケガ人も出たようですが、それを戦術で乗り切り、予選リーグを突破すれば名監督。さらに上に行くような事があれば日本サッカー史上の歴史的監督と冠されるでしょう。

DFは酒井、冨安はアウトっぽく、伊藤、谷口、山根、MFは遠藤を温存で柴崎、守田が間に合うか？　FWは上田がスタメンでしょう。
PKを与えた権田はその後の鬼セーブでマンオブマッチでした。。。

ミュラーやギュンドアンを温存したドイツの選手交代は日本にとってでかかったですね。

ドイツ監督　敗戦インタビュー