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パラリンピックは、パラ（平行）とオリンピックの合成語だと認識してました。「平行」とは、同じ事をするにしても、どこまで行っても健常者と交わらないスポーツ競技だと、何かモヤモヤの募る想いでした。あらたにウィキると、元々は脊椎損傷による下半身マヒ患者のスポーツ競技で、今では身体のどこかがブッタ切れてたり、脳や目や耳がダメな人も加えたスポーツの祭典という定義らしい。

しかし、脳性マヒの7人制サッカーを観ると、サッカー日本代表とトントンのプレイをしていて、あなどれない。
視覚を失ったプレイヤーがボールから発する音を頼りに試合する、ゴールボールやブラインドサッカーはスゴいし、アーチェリーなんてそのまま健常者オリンピックに出てもイイじゃんと正直思う。
例えば女子卓球団体で日本と対戦したポーランドのパルティカ選手は、片手ながら「健常者」として北京、ロンドン、リオで代表。その上「パラ」としてアテネ、北京、ロンドンと3連覇中の絶対的女王。愛ちゃん応援で見た人も少なくないと思う。

「平行」という意味が、何か「区別」されている様で不満。

日テレ恒例の「24時間」テレビ。今年は障害者の苦難に感動してね！だったが、翌・日曜夜に24時間の生放送の裏番組のNHK Eテレ生放送「バリバラ」が真っ向勝負に出た。ハッキリ言ってNHKが日テレつぶしに出た。



障害者の世界的名言「感動ポルノ」を紹介。


24時間とバリバラの両番組に、元女子柔道アメリカ代表の「大橋グレース愛喜恵」さんが
登場。「24時間」でジャニーズや芸人と喋くったのは感動なのかな？　普通に感想を。


「24時間」日テレスタッフの「ムリヤリ感動を誘導するかのような」取材現場を再構成。


お茶目なことに、「24時間」のTシャツを来て登場。その後「バリバラ」のTシャツに着替えた。


パラリンピックの基準が純粋なスポーツだとしても、ワイドショーの「感動ポルノ」はいただけない。

マンガ「リアル」を少しかじったワタシは、先天的に足の無い人、事故で足を失った人たち。そうなった経緯を考えるにつけ、正直寒気がする。骨折経験がなく、大病にかかってないワタシからすると目をそむけたい。

実際の映像や実況による「何で足がないのか」を見聞きするとチャンネルを変えたくなるけど、それでも車イスバスケは運動能力や身長差を極力フェアに出来るルールがあり、しばらくすれば寒気なしに熱く応援出来た。現在3試合を観た段階ではシュート精度の差で勝負が決まっている。日本人って・・・シュートが苦手ですな。



今回リオパラ初出場・車イスバスケの17歳・鳥海連志選手。右手4本、左手2本しかない。でも、スピード溢れるターン・ドリブル、クレバーなプレイ！めちゃくちゃカッコいい！ 鳥海のプレーに惚れました。

余談だけど、オトタケ君の結婚以降に5人とやったぜ！　海外旅行も行ったぜ！は
ナカナカワタシには真似出来ないワケです。
オマケに、どんな体位でするのかを想像してしまいます。