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NYでも爆破事件が起きました。世界の主要国でのISILが関わるテロを考えると、残るは東京ということになりますか？　しかし日本人は過激派テロの元祖であり、60〜70年代には国内はおろか世界中で事件を起こしてましたね。新左翼、◯◯赤軍などが「共産主義の実現」「革命」の名のもとに、大使館を占拠、ハイジャック、無差別銃撃、爆破、人質をとり日本の刑務所に収監されていた過激派を海外に逃亡させるなどなど、浅間山荘事件や三菱重工ビル爆破なんてのもありました。いったい何百人の方が日本人テロの犠牲に・・・ホンマ世界の皆さんゴメンなさい。（写真は三菱重工）

さて、来年2018年に映画「空飛ぶタイヤ」が公開されるようです。
2006年に発表された小説を元にしています。

「下町ロケット」「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「株価暴落」「民王」「ようこそわが家へ」「七つの会議」「ルーズヴェルトゲーム」「陸王」などなど、TVドラマには欠かせない池井戸 潤原作によるものですね。
「空飛ぶタイヤ」はその昔、WOWOWで映像化された際に観て、ショックを受けました。
半沢直樹と違って、地上波では作れないドラマでしたね。

題材は三菱自動車が1977年から23年間、リコールを恐れて「設計ミスを隠しまくりユーザーの整備ミス」だと主張し続けたために、リコールをしなかったために、ブレーキ系統の故障やハブの損傷による走行不能の事故や故障は数知れずで、多数の事故を未然に防げたのに、わざと防がなかったために担当・重役の数人が起訴されました。
当時はトラックやバス以外にもランサーやギャラン、パジェロなどなどのリコールも隠してました。
ヤバ！　と思った三菱自工がトラック・バス部門を切り離して分社化したのも、ダイムラーAGが一方的に提携を解消したのも記憶にあります。

今流行ってますが、自分が務める会社に突然「◯◯ホールディングス」ができたら要注意です。
経営的理由でクビになったり、会社を潰されたりしますからね。

リコール隠しがバレたのに、それでも社員全員で隠し続けて・・・部長さんもOLさんも隠し続けて・・・

2002年に横浜で走行中のトレーラーのハブが割れて、タイヤ140kgが脱落し、ベビーカーを引いた母子3人を襲う。
4歳、1歳の子供は幸いケガで済んだものの、29歳のお母さんは死亡。
同年にプロペラシャフトの脱落で山陽道を走行中のトラックが大破、運転手が死亡。

リコール隠しのために「本当は被害者」の運送会社の社長が「殺人犯」だと世間に責められた事実もあり、
裁判の結果は刑事で数十万、民事で数百万程度の判決だったのも・・・いつもながら日本の司法は加害者に優しい。

三菱のリコール隠しの年表を見ると、言語道断な内容で言葉にもなりません。
他社の、燃費を偽ったとか、品質検査を資格無しで行ったなんてのは「命に関わる問題ではない」ことも改めて感じますね。
プリウスが暴走しただのは「なんかアメリカ人のいいようにやられた」感じは、今でも否めない．．．

三菱は「ミスを分かっていたのに隠した」結果「人の命を奪った」企業であると。

日本人って「優しい」「奥ゆかしい」「自己主張をせず協調的」なんてイメージも海外から見れば怪しいもんです。
まぁ、身内の三菱自工を守った三菱グループは「優しい」のかも知れないけどね。

なんで？　今頃映画化？
昨年来の自動車メーカーへの疑惑が世界的に起きているからだろうか？

映画館でなくてもDVDが出たら観てください。



BMWにおいては、TAKATAエアバッグ「金属部品が飛んで顔にささっちゃうよ〜」リコールも供給が及ばず、まだ交換出来る予定が立たないそうですs　いっそ外しておこうかな。