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キモチいいですね。

つい遠回りしたくなる車です。
エンジンのフルパワーを使って乗り回せる。
それに連動した速度域では十分なブレーキ。

前のE82 135iクーペ N55 DCT （ミジンコ号）は1.5トンに306ps 40.8kgmの
ベイビーモンスターが故に、チョイ踏みで制限速度をオーバーしてしまう。
幸い事故も違反も困った故障もなく快適な愛され車だったのですが、、、
交通法規を守る以上、、、官能的なエンジンを味わう場面は、、、高速道路での一瞬くらいでした。

真逆に。。。こいつは、850kg 64psの。それこそ60km/hでキモチいい車です。

飽きのこないデザイン。
ホンダにはカブ、モンキー、シティとかビートなどなど
コンパクトなのに何か本質を突いた様な
愛でたくなるデザインがあります。
それに呼応した変態的なレイアウト & メカニズムww



普段使いでは後ろから聴こえるエンジン音は、
時には五月蝿いと感じる時もあるけども、、、
ミドシップがとても合理的なレイアウトだとも思えてしまいます。
足の先に機関がある他人感より、背中に機関をしょっている親密感があり、
ワインディングでの挙動は「え？　ウソ？」というスムーズなバランス感もありますね。何かサイボーグ的一体感。
ミジンコ号のどこかに飛んで行きそうなエクスタシー、マジンガーZ感はないですけど。

純正マフラー音は、ミジンコ号の爆音はなく「GRコペン」のような低音域の強調もなく、総じて静かです。夜中の始動に全く気を遣いません。

この車重やパワー、ホイールベースだと、足回りの変更でガラッと性格が変わりそうですね。
NEOVAが純正という変態的な設定がS660の性格を語れそうです。

荷物？　助手席でエエんちゃう？　というロンリー・ドライバーに限定されますけどね。

楽しんで乗っていきましょか。