ミルクボゥイのブログ一覧

押し入れを片付けていると
古いマウスが出て来た。

93年のプラスティックグレーのApple ADB Mouse IIから
09年のボタンを排したポリカーボネイトとアルミのMagic Mouseへの変遷は、まるでE36からVision EfficientDynamicsまで進化した感がある。

初代iMacのぶっ飛んだマウスデザインは、実用性よりも形に対する普遍性を求めすぎて大不評。社外品のアダプタを付けないとマトモに使えなかった。
Mighty Mouseでは、スクロール用ホイールは「回す際のガリガリ音」「デザインを壊す」と音のしないミニボールを使用して、これまた大不評だった。手の脂とホコリが溜まり、耐久性に難があった。

しかし、そのこだわりは、Magic Mouseでの究極のデザインと操作感に結実。
人間工学とかスペック重視で横並びのメーカーより、Appleには実際に使う人のフィーリングを重視するエモーショナルな世界観がある。BMWに触れた人なら分かると思う。

車の未来がもう始まっている〜5シリーズのCM「電球はガレージの中で発明された」はエジソンか誰か分からないが、「PCはガレージの中で開発された」はMachintosh。

マネの出来ない革新を目指すAppleへのリスペクトを感じる。

BreraやSiroccoのロングルーフ、
135iやALFA GTのキャビン強調型、
TTやPEUGEOT RCZのクーペラインも美しいが
こちらはハッチバック色の濃いシンプルなライン。

遠目に真横から見ると、張り出したフェンダーも分からず、一回り小さいHONDA CR-Zと間違えるヒトは多いだろうな。


最近の複雑な3Dラインは、実車で見ないと真髄は分かりづらい。

MTなので、本人試乗せずだが、助手席に同乗。
それにしても、Z4 E86の助手席に比べても、穏やかな乗り心地。
雨の日曜日は、試乗日和ではありませんな。

カタログ的には「シャシーカップ」となっていて
カップ仕様と同じステアリングと足回り？？　営業レディのトークとは異なる。
きっとスピードがノルと凄い！！　に違いない。

カタログは読んでないが、スロコンやラップメーター、
Gセンサーなども標準装備で、
その操作の複雑さはさておき、後付け不要でステキ。

インテリアは
SiroccoやTTなどドイツ系はそれなりに落ち着きのあるスポーティ。
フランス軍RCZもそれに準じて大人。超高級車のようなアナログ時計がイイ。
RENAULT SPORTは　子供のような大人心スポーティ車なので
で、コイツのタコメーターはイエロー。
シートやステアリングのステッチにもイエローを奢っている。

でもシートの高さや内装全体から醸し出す「走りまっせ！」感は、
やはりALFA ROMEOさんトコが一番かと。

M Sportsを日常にしていると、ぶっといステアリングや固い足回りに
慣れてしまって、他車がなんとなく心細くなってしまうのは
やはりヨクない現象。

小排気量ターボが当たり前になって、
次はしなやかながら安心感のある足回り　ということかも。

フランス車。がんばってます。

世の中大変なことになった。
偶然、3.11の同日に自分の母親が天寿を全うした。
毎年、命日を忘れないで済みそうであるし、
TVを見るたびに、我が家の悲しみなど、どこかへ飛んでしまった。


S60セーフティパッケージを試す機会があった。
XC60に初装備され、セダンにもメーカーオプションのアレである。
カタログを見ずに、体験だけで書いてみる。
試乗は1.6Lターボ。

1）前方の車や障害物の危険度に応じてダッシュボード上の赤ランプと音で知らせる。
2）時速30kmまでで、前方衝突の危険があるなら、停止する。
3）左右後方から接近する物体をドアミラーの付け根にある赤ランプで知らせる。
4）クルコンと同期して、一定の車間距離で前を走る車を追従する。
5）この追従速度は〜時速200kmまで対応可能なのでPとかFに付いて行ける。はず。
　　スバルさんとかJカーは制限速度100kmリミット。PやFには追従出来ない。
6）その他の機能は体験出来ていない。後方のパーキングセンサーがあるのか分からない。

慣れてくると、前方障害物用センサーがピーピー　ピカピカとうるさいのでスイッチOFFるだろうな。
実際に15分ほどの試乗の間で、ワタシの視界にない障害物に反応して激しくピーピー鳴った。
他のパーキングセンサー装備車でも、路肩の背の高い雑草にも反応するので、イイのかワルいのか分からないときがあった。

一番活躍しそうなのは、高速道路での渋滞のノロノロ運転。TVやDVDを見ながら、読書をしながら、隣の彼女とイチャイチャしながら、先行車に追従して減速、加速、停止する。
しかし、少しでもブレーキを踏むと機能がOFFになり、ズドン！と行く。

高速道路と書いたのは、一般道路ではよくある割り込み車両には自動的にターゲット変更しない。こいつは前の車を見失い、新たな先行車に対して手動でリセットすることになる。ターゲットが車線変更して目の前にいなくなっても同じ。
2mくらいは車間をキープするので、どんどん割り込まれる（笑）。なので、いちいちリセット（瀑）。

この機能の操作系はステアリングの左上部にあるので、日本仕様では左手をそのためにとられてイチャイチャは困難かも知れない。

追従機能を切って、障害物に対して自動ブレーキの機能に戻せば、急に割り込まれた際には、急ブレーキがかかるかも知れない。

追い越されるたびにドアミラーの赤ランプがピカピカ光るのも、注意力が散漫になる。
見なくていいタイミングでも、その物体を探してドアミラーを注視してしまう。
まぁ　前方の何かに対しては車まかせに出来るなら、それでいいのかな？

新たな運転スキルを自分の中で消化しないと使いにくいし、慣れてまって、他車に乗ると、この上なく危険なことになる。
後ろからXC60、S60が来たら、即座に道をゆずり、前方にいたら無理に追い抜かない方がイイと実感した。
だって、挙動が予測できない危険車両だから・・・。

雨の日〜〜〜　疲れてるとき〜〜〜
そのまま行っちゃう〜〜〜〜〜〜

いつもはバックで停めるのにね。

あ

でも指一本セーフ　だったり（笑）

そんな日の帰り道

とても幸せな気分になる・・・。