• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Ginaのブログ一覧

2014年12月02日 イイね!

−14.76kgの衝撃 / Aliant X8の効果

−14.76kgの衝撃 / Aliant X8の効果 ぼくが楽しみに待っていた、リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)である、Aliant batteryが、遂に11月上旬届いた。

 実は、以前よりリチウムイオンバッテリーには興味があった。それはこの記事を見たことがあったからである。にも関わらず、購入に至らなかったのは・・・

 ① ぼくが電気関係に疎いため、どれを選んで良いのか良くわからなかった ② Porsche純正リチウムイオンバッテリーがでた際には購入を考えたが・・・2499ユーロ(同約34万円)と高額

 だったから。

 “効果があるかどうか” はっきりしていないものに対して、それだけの投資をする勇気は・・・流石に持ち合わせていない。(笑)

 そんな折、サンデさんがAliant batteryを購入され、非常に好評価されているブログを拝見。追加でいろいろと話しを伺い、“これなら大丈夫そう” と判断、購入決定。

 ぼくが元々ケイマンに積んでいたのはPanasonic CAOS 75-28Hであり、その重量は18kg。Aliant batteryは一番サイズが大きいX8でも3.24kgしかないため、その差は14.76kgとなる。

 次に、Aliant X8よりも0.7kg若干軽量であるAliant X6 or 容量が大きいX8にしようか迷った。前述したように “電気が得意ではない” のだが、調べた内容を下記に記載しておく。


電気の簡易説明
電気の簡易説明 posted by (C)ginapoolholic


 (↑)の図からわかるように、アンペアが高い=“流れる電流が多い” ことを示しており、電気が仕事をする力であるW(ワット)は、電圧(V)×電流(A)で得られる。X6とX8の電圧は13.2Vで同一なので、この場合で比較するべきは電流(A)のみであり、Wが高いのはX8。

 ということで、0.7kgの重量差はあるが、それ以上の仕事量に期待して、X8を選択。

 でもって、バッテリー交換。作業自体は特に難しくないのだけれど・・・ぼくは、付属の端子を反対につけていて((+)と(−)では端子の太さが違う)・・・ “これ、何でユルユルなんだろう?” と、午前中一杯悩んだ。

 サンデさんにSOSメール、原因を聞いてみたところ、一発解決。ほんと、ありがとうございました!(笑)


Aliant Batteryに変更
Aliant Batteryに変更 posted by (C)ginapoolholic


 そんなトラブルがあったので、出発は正午近くになってしまったが、“これを試すのは、あそこしかない!” と思い、伊豆・箱根方面ヘ。

 東名→小田厚を快走し、箱根ターンパイク。ターンパイクの途中、白いi8を見たような気がするが・・・待ってるのも面倒だったので先を急いだら、コーナー2つで見えなくなってしまった。

 そのまま、大観山にも停車せず、伊豆スカイラインへ直行。

 そう、試したかった場所は “伊豆スカイライン”。先日、Nürburgringを走ったので、久々に “日本のニュル” と言われている伊豆スカイラインを走りたかった・・・という想いもあって。


伊豆スカイライン
伊豆スカイライン posted by (C)ginapoolholic


 さて、肝心の “Aliantフィーリング” はどうか?

 装着後のFirst impとして感じたのは “クルマが軽く感じる” ということ。

 その理由としては・・・

 ① トルクが増して、出足が良くなった
 ② “こぶし1→2個” ステアリングを切った際の反応が今までよりも確実に良い

 ことに起因するのだと思う。

 ロングコーナーにおいて、こぶし1個から2個へとステアリングを切り足していくとき・・・従来であれば、イン側に入ることを嫌がり、アンダーステア傾向になってしまうことがあった。

 しかし、交換後からはノーズがスッと自然に入ってくるので、“ステアリングの正確性が増した” 印象に変化。人によっては “オーバーステア気味では?” と感じる方もいるかもしれない。

 また、フロントの重量物がなくなったので、むしろ “ポンポン跳ねるのでは?” と危惧していたが・・・フィーリングとしては、以前より “路面を噛むような” 印象で、ネガティブな感じではない。もしかしたら “初期旋回の速度” が上がったので、そう感じるだけなのかも??(この理由は良くわからない(汗))


伊豆スカイラインの出口にて
伊豆スカイラインの出口にて posted by (C)ginapoolholic


 大観山でも停まらなかったもうひとつの理由は、魚磯さんでランチをとりたかったため。しかし、悲しいかな、14:30で営業準備中になってしまい、入店できず。たった5分遅れ・・・。(涙)

 周りを見渡すと、向かいにある伊豆高原ビール本店さんが目に入った。

 看板に物凄い丼飯が描いてあったので伺ってみると、看板通りの山盛り海鮮丼がメニューに記載されており、調子に乗ってスペシャルをオーダー。“そんな量、実際には出てこないでしょ?” と思っていたが・・・その圧倒的な量に1/3残してしまった。(苦笑)


 この日のランチ
この日のランチ posted by (C)ginapoolholic


 走り、食事ともに満足したので、ここで折り返し、帰宅の途へ。帰りももちろん伊豆スカイライン。この日は “ボッチツーリング” なので、やりたい放題。(笑)

 日中、木漏れ日の中を走るのも気持ちが良かったが・・・夕影に照らされて、黄、橙、緑の三色が溶け合わさったような紅葉の中を駆け抜けるのも、また気持ちが良い!


紅葉のなかをはしる
紅葉のなかをはしる posted by (C)ginapoolholic


 先程、“Frが路面を噛むような” 印象と書いたけれども、“フロントが無理なくスッと入り、リアがどっしりと安定している” この感じ、何かのフィーリングに似ているなぁ、と思っていた。帰り際、 “あれ?これってカートっぽいんじゃない?” ということにふと気づき、嬉しくなった。

 今回のBattery交換、少なくとも “ぼくのフィーリングには合う改良” だったようだ。


虎屋菓寮 御殿場店
虎屋菓寮 御殿場店 posted by (C)ginapoolholic

 
 帰りがけ、御殿場の虎屋菓寮へ。本当は目当てのcafeがあって、そこでケーキを買って帰ろうと思ったのだが、この日は生憎定休日。(涙)

 しかしまぁ、この日は・・・batteryの端子が逆転していたり、魚磯さんに5分差で入れなかったり、目当てのcafeが休日だったり、とらや工房はやっていると思ったら、冬季は1時間早仕舞いになっていたり、と・・・全てが “ボタンを掛け違えたような” 1日。

 まぁ、最後には “のんへのお土産” をちゃんと購入できたから良いか。(苦笑)


1日走行後のマフラー
1日走行後のマフラー posted by (C)ginapoolholic


 御殿場IC手前のシェルで給油をした際にマフラーをみると、いつもよりも煤が少ない。

 もしかしたら、電圧(電流?)があがったことで “点火に対しても良い影響” が出ているのかもしれない。心做しか、Engの音もいつもより調律がとれていたような気がするし。

 帰宅後、Aliant充電に推奨されたCTEK MXS5.0JPを接続。

 鉛バッテリーと比較するとリチウムイオンバッテリーの扱いは難しく、過放電で復活できなくなる特性がある。Aliantでは “放電深度20%にあたる電圧値10V” が下限値に推奨されており、この値を下回るわけにはいかない。

 これはAliantだけではなく、全てのリチウムイオンバッテリーに共通する問題で・・・購入前、Aliant広報さんに相談させていただいたところ、CTEK MXS5.0JPでの常時充電を勧められた。で、このサイトを参照させていただき、フロート充電ができるような体制に変更。


フロート充電
フロート充電 posted by (C)ginapoolholic


 最後に気になる価格の話し。

 バッテリー本体(X8)+ポルシェ用ステーで14万ほど。上述したようにバッテリーメンテナンスも必要になり、ぼくはそのためにCTEKを追加購入したので計15.5万となった。また、フロート充電ができるようにするためには、ガレージに電源が必要。(週1〜2回乗るのであれば大丈夫みたいだが、Aliant広報さんに要確認)

 このように幾つかの制約があるので、万人に勧められるモノではないかもしれないのだけれど、Aliant batteryでのドライブを一度経験してしまうと・・・

 “もう二度と “鉛バッテリーには戻したくない”

 ・・・と思っているぼくがいるのも事実である。(笑)
 
Posted at 2014/12/02 18:29:57 | コメント(10) | トラックバック(0) | porsche | 日記
2014年03月11日 イイね!

2度目のPDKトラブル

2度目のPDKトラブル とは言っても、1度目のトラブルに比べると大したトラブルではないのだけれど。(笑)

 先日、アンパネの件でPCに伺った際、丁度1年点検の時期だったので、そのまま入庫&点検をお願いした。結果、アンパネ内側にオイルが付着を認め、その原因は “PDKオイルの滲み” 。PCでは、一度清掃&ロードテストまでしてくれたものの状況は改善されないとの連絡をいただいた。

 問題のオイルが滲んでいる部分は “PDKのオイルパン” からで、想定漏れ量は500ml前後。原因としては、同部の “ガスケット” がダメになっているとのこと。修理するには、“ガスケット&オイルパン” のパーツが必要になり、パーツ代のみで¥52000との返答。

 んー、それ、ちょっと高くない・・・?(汗)

 で、ふと思ったのが “ガスケット単体でのパーツ供給はないの?” ということ。というのも、自分の持っていた “ガスケットのイメージ” は、タイトル画像のようなパーツ。なので、単体でのパーツ供給があっておかしくないのでは?と考えた。PCサイドはもう一度確認してくれたが、やはり “単体供給はない” とのこと。

 そこで、最近、PDKオイルの交換をされているクレフ水島さんにも問い合わせ。もしかしたら、PDKオイル交換の際にガスケットも交換されているかも?と考え、単体供給があるなら、そちらでお願いしようと考えたからだ。しかし、水島さんの解答も “単体供給はない” とのこと。更に、オイルパン自体が変形していることもあるので、場合によってはオイルパン毎の交換が推奨されると教えて下さった。

 PCでは既に同部のパーツを準備してくれていたので、クレフさんには申し訳なかったが、今回はそのままPCで作業をお願いすることにした。で、ケイマンを受け取りに行った際、営業さんがそのオイルパンを見せてくれた。


oil pan (PDK)
oil pan (PDK) posted by (C)ginapoolholic


 問題のガスケットは “辺縁にあるOリングのようなパーツ” 。自分のイメージでは “水道管のパッキン” に近いもので、正直、そこだけなら換えられそうな気がした。(笑)けれども、今回のように “滲みがある場合” には、水島さんから教えてもらったように “オイルパン自体が変形してしまっている可能性” が考えられるので、やっぱり全交換しておいた方が今後のためには良いのかも?・・・なんて思う。

 でもって、1年点検(4年目)の総費用は(↓)のように。

 パーツ代自体が安いとは思えないんだけれども、今回は “転ばぬ先の杖” で交換しておくことにした。PDKは精密部品であり、ここのオイル漏れを放置しておくと他に影響する可能性も考えられること、クレフさんのブログを見てから “PDKクラッチオイルは交換しておいても良いかなぁ?” なんて朧気に思っていたというのもある。まぁ、他のPDKユーザーさんのご参考までに。

 “PDKは比較的耐久性がある” と聞いているし、ネット上でもトラブルがでた話しはほとんど見かけていないけれど・・・PDKに限らず、DCT等の2ペダルモデルも、これからこういうことが起きてくる可能性があるかもね。


2014/3 1年点検&PDKオイルパン交換費用
2014/3 1年点検&PDKオイルパン交換費用 posted by (C)ginapoolholic


 受け取り後は丸の内に用事があったので、試走がてらそのまま都内へ。日中の湾岸線は混雑していたので、周りのクルマと紛れる速度でクルージング。“ゆったり速度” だけれども、アンパネ、PDKともに特に異常は感じられず。時間が早めだったので、辰巳PAで珈琲を飲んで時間調整し、のんのお祝いで土佐料理をいただいてから帰宅。


2014/3 辰巳PAまで試走
2014/3 辰巳PAまで試走 posted by (C)ginapoolholic


 うぅー、お金はすっ飛んでいったけど・・・アンパネの件も含め、これで安心して乗れるようになったから、気持ちは晴れたかな。もう少し暖かくなったら、伊豆スカでも行きたいなぁ。(笑)
 
 
Posted at 2014/03/11 17:35:03 | コメント(7) | トラックバック(0) | porsche | 日記
2014年03月06日 イイね!

一般車におけるアンダーパネルの役割

一般車におけるアンダーパネルの役割 先週末は所用があって、夜の大黒PAへ。

 ひさびさにケイマンを出したので、最短距離で大黒PAではなく、第三京浜 → 釜利谷JCT → 湾岸線のちょっと遠回りコースを選択。

 “やっぱケイマンは淀みなくEng廻るよなぁ” なんて思いつつ、ひさびさに “気持ちの良いスピード” で走行していると、床下から “ガッ・・・、ガガッ・・・” と結構な音量の異音が発生。色々と原因を確かめているうちに、どうやら “ある一定速度以上だと異音がするが、速度を落とすと鳴り止む” ことがわかった。

 で、PCに持ち込んで調べてもらった結果・・・


アンダーパネル-1
アンダーパネル-1 posted by (C)ginapoolholic


 アンダーパネルの一部に削れが認められ、パネルを留めるボルトが数ヶ所脱落していた。それで、パネルが風力で捲れて地面にこすれ、異音が生じていたのであろう。うーん、下回りをHitした覚えもないし、それらしき傷跡もなかったんだけどな。

 ちなみに、アンダーパネルのボルトはプラスチック製&特殊ピッチであり、時々脱落が見られるとのこと。ボルトは新しいものを取り付けてもらうことにし、削れていたパネルの交換も考えたが、今回は交換せず。というのも・・・

 一般車にアンダーパネルの意味ってあるの??と疑問に思っていたから。

 例えば、ラディカルのようなクルマで “グラウンド・エフェクトがー” とか言うのであればわかるけれども・・・ケイマンのように床下10cm前後もあるクルマが、そこから多大なグラウンド・エフェクトを得ているとは、どうにも考えにくかった。でも、実際にアンダーパネルは装着されている。ポルシェが意味のないことをやるとも考えにくいし・・・なんでだ?

 ということで、“一般乗用車におけるアンダーパネルの役割” を調べてみた。

 調べ物をする時にまず覗いているwikipediaには “アンダーパネル” という項目はなく、代わりに “ディフューザー” がHit。そこには・・・

『一般的な乗用車の場合、車体下面には様々な部品が露出しているため、気流の通過の妨げとなる。レーシングカーや高性能スポーツカーは車体下面を平滑なアンダーパネルで覆い、床下の気流を高速かつ低圧な状態に保つようにしている。』

 とのこと。わかったような、そうでもないような感じなので、もう少し突っ込んで検索をしていると “自動車における空力開発と取り組み動向” という論文がHit。わかりやすかったので、そこから引用させていただく。ちなみに著者はトヨタの車両技術開発部主査の方で、プリウス開発時のことを書いているように思う。

ー◇ー◇ー◇ー◇ー◇ー

【自動車における空力開発と取り組み動向】
前田和宏 日本風工学会誌 第36巻第3号(通号第128号) 平成23年7月

※前半は抜粋としたので、全文を読まれたい方はこちらへ → 全文

・最も重要な特性の一つであるCD値(Constant Drag:空気抵抗係数)は、燃費や最高速、加速性能に大きな影響を及ぼす。
・平均的な乗用車における全走行抵抗消費仕事の内、空気抵抗の占める割合は約10%~20%である。つまり、空気抵抗を10%低減すると、1%~2%の燃費低減が可能となる。
・自動車における空気抵抗低減の取り組みは、主として以下の観点、各部位について実施されている(図5)。

 (1) ボデー整流と3面流れ整合:ルーフ・側面形状
 (2) 床下整流:地上高さ管理と平滑化
 (3) タイヤ周り整流:バンパ・ホイル形状
 (4) 冷却流れ(通気)最適化:エンジンルーム流入・排出形状

・自動車の特徴的な条件としてボデーが地表面に近接しており、車体と地面の間の流れが少なく後方での上面・下面の流れが非対称となる。そこへ側面流れが合流するため、3面の流れの整合を取ることが重要となる(図3)。


アンダーパネル-3
アンダーパネル-3 posted by (C)ginapoolholic


【床下整流】
 基本的な考え方は、流れエネルギーを損失させず車両後方に流し圧力回復させることである。そのために、まず床下構造・部品の地上高管理、次にカバーによる平滑面の拡大を実施する(図8)。


アンダーパネル-4
アンダーパネル-4 posted by (C)ginapoolholic


 空力基準ラインを設定し、燃料タンク高さを上げ、リアサスペンション地上高を前方のタンクよりも高く配置し、スペアタイヤハウス面をさらに上げることで、車両後方へ切上がるラインを構成する。ホイールベース間の切り上げは約0.5°、リアフロアの切り上げは約7°とし、車両パッケージと両立の中で圧力回復を最大限に狙った。

 次に、車両構造での平滑化の難しい部分を、カバーを設置して平滑化する。エンジンアンダーカバーは、エンジンルームからの流れ吹出しも抑制し、大きな効果を発揮している。リアフロアカバーには垂直フィンを追加することでさらに整流効果を高めている。

 また、タイヤ前スポイラ(スパッツ)を設置、タイヤでの乱れを抑制し、床下流れの悪化を防いでいる。これらの床下部品は、CD低減と共に高速走行時の走行安定性にも効果を発揮している。

ー◇ー◇ー◇ー◇ー◇ー

 上記はプリウスの例だけれども、プリウスのCD値(Constant Drag:空気抵抗係数)は0.25と、ケイマンのCD値0.29より良い値をマークしている。高性能を追求したスポーツカーの場合、タイヤのグリップ力を高めるために、ある程度CD値を犠牲にすることもあるので、この値を一概に比較することはできないのだけれど、プリウスの空力はかなり研究されているといえる。燃費のためなんだろうね。

 以上より、一般車におけるアンダーパネルの役割は “CD軽減と高速走行時の走行安定性” に寄与していることがわかった。

 また、今回のアンダーパネルの削れは “気流を阻害するレベルにはない” と判断、交換せずに様子見しようと思う。元々、完全Flatのパネルじゃないしね。(汗)

 ちなみにレーシングカーのグラウンド・エフェクトも調べてみたが、アンダーパネルのみで発生する負圧はそれほど大きくないようだ。それよりも下面は凹凸を無くすことで気流を高速で流し、ディフューザーで負圧を発生させる方が効率的なのかもしれない。
 

アンダーパネル-5
アンダーパネル-5 posted by (C)ginapoolholic


 仮にケイマンのも完全Flatにしたら一定の効果が得られそうに思うんだけれど・・・上面気流と下面気流のバランスが崩れて、逆に抵抗になっちゃうんだろうか? Flatにするとパネル事態の重さとか排熱の問題、整備性の問題もあるし・・・難しいもんだなぁ。(汗)
 
Posted at 2014/03/06 11:23:23 | コメント(14) | トラックバック(0) | porsche | 日記
2014年01月08日 イイね!

Contemplation to silver.

Contemplation to silver.オプション選びには散々迷ったmy caymanだけれども、選択にほぼ迷いがなかったのは “色” 。


頭の中で購入シミュレーションしていたときから、常にsilverが筆頭にあった。有彩色も考えたんだけれど “silverへの憧れ” を揺るがすほどではあらず。


それは自分がPorscheに “機械らしさ” を求めていたからだと思う。


その気持ちを強く後押しするようになったのは、商談で伺ったPCに飾ってあったあるポスター。当時は991がデビューしてない時期なので下記写真とは異なるが、同じようなポスターが飾ってあったのを覚えている。


Porsche 911 50th anniversary-2
Porsche 911 50th anniversary-2 posted by (C)ginapoolholic


このポスター、歴代の911が全てsilverで描かれている。


“silverがPorscheのコーポレートカラーなのかな?” と思って調べてみると、silverはドイツ モータースポーツ ナショナルカラーだった。


折角 “ドイツを代表するメーカーのクルマ” に乗るのだから、その国に敬意を表して、silverを選択するのも良いな・・・と考えたのが、Arctic silverを選択したひとつめの理由。ちなみに “NC3の赤” も同様の理由だったりする。


もうひとつは “機械としての塊感” 。


良く伺っている店のディスプレイで見かけていた、このモデルカー。たかがモデルカーなんだけれど、 “鉄の塊” がギュッと凝縮しているようなその姿に、レースカーならではの “造形美” を感じた。


“あれはなんていうクルマだろう?” と思い、調べてみると1939 MERCEDES BENZ W165というクルマ。


1939 MERCEDES BENZ W165
1939 MERCEDES BENZ W165 posted by (C)ginapoolholic


1930〜40年代のGrand Prix car(当時のF1)に対して特に興味があるわけではないのだけれど・・・時折見かけるこの時代のレースカーは “何となく無骨、されども流麗さがある” ように感じており、何も知らない自分をも魅了するエクステリアデザインをもっている。


987 caymanのデザインに関しても、最先端というより “若干ノスタルジックなデザイン” と思う。特にリアクォーターガラスの部分はその印象が強く、そこが気に入っている。この手のデザインは、数年経っても飽きがこないしね。


そのデザインにsilverを重ね合わせることによって、“当時のGrand Prix carの持つ雰囲気” にちょっと近づけたいな・・・と思ったのが、Arctic silverを選択したふたつめの理由。


987 cayman S
987 cayman S posted by (C)ginapoolholic


そんな理由で、自分はこの色を選択。


ちなみにArcticは “極寒の〜.” という意味。silverのなかに若干の青が見え隠れするようなその色は “機械としての冷たさ” を表現するには的確な色だった、と未だに感じている。

 
そんなイメージを重ねながら、深夜にドライブして、某PAで自分のクルマを眺めるのも結構楽しい・・・なんて思うのは、既に病気の域か。(苦笑)
 
 
Posted at 2014/01/08 13:20:25 | コメント(12) | トラックバック(0) | porsche | 日記
2013年02月19日 イイね!

Magic hourに期待・・・!?

Magic hourに期待・・・!?連休前の金曜夕方、ポロッと時間が空いたので、ひさびさにケイマンでドライブ。とはいえ、それほど時間があるわけでもなかったので、近場の大黒PAまで珈琲を飲みに行くことに。


ガレージを開けて、ケイマンを引っ張り出す。普段はNC3でフルバケに座っているので、ケイマンのシートに座るとタイトさがなく、ある意味、解放されたような感じ。室内も若干広いのか、“このクルマ、こんなに大きかったっけ?” と感じる。


車両感覚を確かめるように、そろそろと路上へ。FRからMRにいきなり感覚をスイッチするのは難しく、シートポジションを微調整しながら、徐々にスピードアップ。PSESを解放してやると、一気に快音が轟く。


FRであるNC3と比較しちゃいけないかもしれないが、ターンイン時の接地感は薄い。それでも更に切り込んでいくと、案外アンダーもなく回頭していく。シートに体がめり込んでいくけれど、自分の目線がぶれることはない。コーナー出口が見えてきたら、一気にアクセルを踏み込む。“Engの緻密さ” はケイマンが遙かに上で、まるで精密時計のように廻る。


みなとみらいの地下トンネルをこんな感じで愉しんで、地上に出てからはゆっくりと。夕暮れ時、ベイブリッジから眺めるみなとみらいは、海とのコントラストでとても鮮やか。外国人が首都高を見せると大概驚くらしいけれど、改めて考えると確かに凄い建造物だと思う。“これって都市サーキットじゃないの?” と言われても過言じゃない。(注:速度違反は自己責任でね)


大黒PAでの休息後、丁度Magic hourに差し掛かりそうだったので・・・ちょっと遠回りを。ベイブリッジにあがり、湾岸線を横須賀方面へ。三渓園を過ぎた頃には日も暮れて、目の前には青とオレンジのグラデーション!これだけでも “来て良かった” と思えるドライブだった。


2013/2 ある日の夕暮れ-2
2013/2 ある日の夕暮れ-2 posted by (C)ginapoolholic


先程はあれだけ大きく感じられた室内も、ちょっとのドライブで自分の感覚内へ戻る。これは毎回そう感じるのだけれど、それだけ “タイヤ位置の把握がしやすい” という事なのかな?


2013/2 ある日の夕暮れ-3
2013/2 ある日の夕暮れ-3 posted by (C)ginapoolholic


冒頭に “それほど時間があるわけでもなかった” と書いたんだけれど・・・実は “初めての車検” だったんですね。


なので、このドライブの帰りにケイマンをそのまま入庫、連休明けに引き上げ。


2013/2 ケイマン車検-1
2013/2 ケイマン車検-1 posted by (C)ginapoolholic


今回の諸費用は(↓)の通り。


距離が伸びていないし、毎年1年点検を受けているのでほぼ予想範囲内で収まった。まぁ、安くはない・・・と思うけど。(苦笑)


2013/2 ケイマン車検-2
2013/2 ケイマン車検-2 posted by (C)ginapoolholic


ヤバイ、リアタイヤの溝が少なめ。これは予想外。(苦笑)


2013/2 ケイマン車検-3
2013/2 ケイマン車検-3 posted by (C)ginapoolholic


自賠責保険で先に支払った費用が6万、車検費用が17万で計23万。これに任意保険代が追加、5月には重量税もあるんでしたっけ? ガソリン価格もドンドン上がってるし・・・。


あーぁ、“財布のMagic hour” ・・・ちょこっとで良いから、きてくれないかなぁ? えっ?そんなこと言ってないで、マジメに働けって?ハイ。(^^;)
 
 
Posted at 2013/02/19 14:44:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | porsche | 日記

プロフィール

「ジフを使って幌クリーニングをした後、Keeper laboさんでミネラルオフ洗車をお願い。ピッカピカになって満足満足!😊」
何シテル?   01/31 21:53
Porsche Boxster Spyder(MY2016 LHD MT)& Mazda NCEC Roadstar NR-A(MY2012 RHD MT)乗り...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

人の信頼 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/05 10:22:19
サーキット遊びのススメ2 クルマの準備 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/07/07 17:03:24
WORLDS NEUROSES 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/03/08 17:10:32
 

愛車一覧

ポルシェ ボクスタースパイダー ポルシェ ボクスタースパイダー
Porsche Boxster Spyder(MY2016 LHD MT)。My担当さん ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
NC3 Roadster NR-A(MY2012 RHD MT)。名前はJFのSさんから ...
その他 自転車 OX-FB03 (その他 自転車)
しばさんの “東急号” に負けじとBlog up!まぁ、値段で完敗してるけどね。(爆)( ...
マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
NA8Cロードスター / We are Joyfast endurance team!( ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation