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2015年03月26日 イイね!

ぼくの “見たこと、感じたこと” / ND Roadster先行展示@東京ミッドタウン

ぼくの “見たこと、感じたこと”  / ND Roadster先行展示@東京ミッドタウン 土曜の夜、ND Roadsterの話題で盛り上がっていたら・・・ごっちゃんがミッドタウンに実車を見に行くという。

 ぼくは “Thanksday in Japan” に連れて行ってもらったので、六本木まで行かなくても良いかなぁ・・・なんて思っていたのだけれど “あれ?もしかして試座できるんじゃ・・・?” と思い、日曜夕方にクルマすっ飛ばしてミッドタウンへ急行。(笑)

 ミッドタウンには2台展示されており、サムネイル画像手前にあるソウルレッドが “S Leather package”(以下、SLP)の6AT、奥にあるセラミックホワイトが “S” の6MTだった。

 さて、ND Roadsterに関しては各種情報がでてきているが、技術面に関してはAutoProveさん、ドライビングインプレッション各グレードに関してはAutoBlogさんが良記事を掲載されているので、そちらを御一読いただければと思う。

 で、このブログには “ぼくが気になっていた細かい部分” を中心に、項目別に記載。


【インテリア】

 悲しいかな、NC3と比較しても “一気に現代的なデザインになった” というのが第一印象。まぁ、NCの基本設計はもう10年前だしなぁ。(苦笑)


ND Roadster/ S,MT 後部から
ND Roadster/ S,MT 後部から posted by (C)ginapoolholic


 ダッシュボード周りの基本的なレイアウトはNCと大きく変わらないように思うのだけれど、ぱっと目につくのはマツダコネクト((↑)(↓)の車両はSなので、マツダコネクトのかわりにラジオ)。

 今回は “これありき” でデザイン、それに伴って、ハザード、ボリュームスイッチ等の位置変更があったように感じる。個人的にステアリングスイッチは好みなので、この変更は歓迎。運転しているときに視線移動しなくて済むので、非常に楽だ。

 心配なのはマツダコネクトのユーザーインターフェイス。あまり良い評判を聞かず、アテンザからは “従来のNNG製から日本のMicwareとの共同開発したもの” に切り替わっている。Micwareを調べてみると、iOS版ナビを提供しているようだが、iTunesでの評判はイマイチ。

 引っこ抜いて1DINスペースがあるのであれば、NC同様にPROVILE メディア・マウンターを入れるのだが・・・構造的にはどうも無理そうな印象。うぬぬ。


ND Roadster/ S,MTの内装
ND Roadster/ S,MTの内装 posted by (C)ginapoolholic


 次にドアの内張り。ドア上部パネルがエクステリアと同色になった。これにより、オープン時、エクステリアとインテリアの連続性があがり、全体的にまとまりがあるように見えるようにしたのではないだろうか。(2つ(↑)の写真参照)ロードスターはオープン時を前提に考えているだろうから。

 また、ステッチがはいることで室内の高級感が格段に増した。ただ、ちょっと残念なのは “布の質がちょっと安っぽい” こと。後述するシートもそうなのだけれど “これ、引っ張ったら伸びちゃうんじゃないの?” といった感じ。


ND Roadster/ S,MT ドア内張り
ND Roadster/ S,MT ドア内張り posted by (C)ginapoolholic


 オプションでアルカンタラを選べば、もうちょっとピシっとなるかなぁ・・・? 現時点で詳細はわからないけれども、先行商談のときに情報がでてくるのだろうね。


【操作系 / ステアリング, シフト, ペダル】

 直径366mmのステアリングは、径、握りともに良好で、全く違和感がなかったので・・・感想も特になし。存在を感じさせないのは、良くできている証拠だと思う。スポーク左側に配置されたボリュームスイッチの位置も良好で、ケイマンのsport mode切り替えもここにして欲しいくらい。(苦笑)

 シフトは、ヌルっとしたNCと比較すると “カチっと” した感じ。決して渋いわけではなく、ゲートがはっきりとしているという意味。走っていないので確定的なことは言えないが、NCより軽くシフトできるような気がする。近い印象を持ったのはBRZのシフトゲート。


ND Roadster/ ステアリング&シフト
ND Roadster/ ステアリング&シフト posted by (C)ginapoolholic


 唯一、あまり印象が良くなかったのはペダル。H&Tはかなりやりにくいような気がした。吊り下げ→オルガンタイプへの変更が原因ではなく、ブレーキとアクセルの高さの差が大きいこと(ブレーキが結構手前)、アクセル側スペースが若干狭いように感じたのが理由。(NC比)

 ただ “アクセル表面を5mm盛った” という情報が出ているので、展示してあったプロトタイプと製品版では印象が変わるかもしれない。


【シート&キャビン後方】

 ND Roadsterよりシートが “構造はクッション部、シートバックともに通常のS字型の金属バネは使用せず、新たに世界初のポリエステル製ネットを採用(S-fit構造)” に変更されている。

 NC3に装着しているシートはBRIDE ZIEG3 Type-R JAPANなので、あまり比較にならないかもしれないが、今回のシートはNC3標準シートと比較しても明らかに柔らかく、ハンモックに近い印象を受けた。これにより、ロードインフォメーションが阻害されてしまうような気もするけれど、乗り心地は良いかも。

 まぁ、嫌だったらシートは変更しちゃえば良い。今のBRIDEが入れられるスペースがあるかどうか不安だけれど・・・。(笑)


ND Roadster/ シート&キャビン後方
ND Roadster/ シート&キャビン後方 posted by (C)ginapoolholic


 キャビン後方にはカップホルダーがつけられる。これ、邪魔くさい位置にあるように思う&すぐ壊れそうな気がするけれど・・・後にサードパーティ製がたくさん併売されそうなので良いか。


【ボディカラー】

 RX100で撮影しようと思っていたのだけれど、大事なときに電池切れ。なので、iPhoneで撮影してきたのだけれど、やっぱり色味は綺麗に再現できていない。(苦笑)


ND Roadster/ セラミックホワイト
ND Roadster/ セラミックホワイト posted by (C)ginapoolholic


 セラミックホワイトは、マツダ自身が表現しているように “陶器の色” という表現がピッタリ。“若干、青みがかった白ではないか” と感じたのだが、ミッドタウンはライティングが強かったので、日光下であればまた見え方が異なるかもしれない。

 そして、NC3.5からも導入されていたソウルレッドプレミアムメタリック。ぼくが選択するならこちらかな。今回用意された色の中では、一番若々しく見える色だと思う。


ND Roadster/ソウルレッドプレミアムメタリック
ND Roadster/ソウルレッドプレミアムメタリック posted by (C)ginapoolholic


 ちなみにこの2色は特別塗装色。なので、セラミックホワイトは¥32400、ソウルレッドプレミアムメタリックは¥54000の追加料金が必要。


【展示とはあまり関係ないその他諸々】

* 動力に関して

今回からかなりダウンサイジングとなった1.5リッター直噴直列4気筒(131ps/7,000rpm、最大トルク15.3kgm/4,800rpm)に不安がないといえば・・・やはり嘘になる。

 比較とできそうなのは昨年末に試乗させていただいたS3 elise NA1.6L。搭載されているToyota 1ZR-FAE Engのスペックは136ps/6800rpm、16.3kgm/4400rpmなので、ND Roadsterと近似する値だ。その際の感想としては・・・

 『街中での出力特性としては “扱いやすいEng” と感じた。これには6速ギアが貢献している可能性が高いが、16.3kg-m/4400rpmの割にはトルクが感じられ、モタモタするような事は一切なかった。ただ、前方がクリアになった際にグイっと回転を上げていくと、4000rpm付近から勇ましく廻っていくが “音量に比例した速度には至らない” ように感じた。』

 と書いている。ただし、S3 elise NA1.6Lの車重は900kgであり、ND Roadsterと比較しても100kg近く軽量であることを忘れてはならない。

 とまぁ、自分で実際に走らせてみないと何とも言えない問題なのだが・・・NC比で100kgの軽量化、5速(NC NR-A)から6速へ変わること、ミッションの伝達効率がNC比で27%上昇しているようなので・・・各社インプレッションのように “意外によく走る” と思えるのかな?(笑)


ND Eng&transmission
ND Eng&transmission posted by (C)ginapoolholic


* Sを用意したのは “1t切り” のため?

 今度のNDは “NAの再来” と思われている部分が強い。ただ、25年前と現在の技術が同じレベルであるわけがないので、現代基準でロードスターを作ると “S Special package” になるのではないか。

 ただそれでは、NAと比較してカッチリし過ぎていることに気が付いた開発陣が、“NAのようなヒラヒラ感を再現する” ために用意したのが “S” なのではないかと、個人的には思う。





(↑)の動画で河口さん(S Special package試乗)が言いたかったのは、そういう事では?


* 1t切りに関して

 どーしても1t切りたいのなら・・・NDのSSP(1010kg)なら、バッテリーをドライに変更しただけでも1t切りできるんじゃないのかな?

 NDのEngはアクセラのEngをベースにしているのだけれど、アクセラの標準バッテリーはQ85。これを調べてみると18kg。(汗)1500ccに対応するAliantバッテリーだと、X4クラスになるだろうから、重量は1.62kg。これだけでもTotal 1000kg程度にはなりそうに思う。

 ただし、i-ELOOP車両には電圧の問題があるので、Aliantを用いるのは止めた方が良いかも。(苦笑)


【会場で感じたこと】

 “ND見に来ているのなんか、どーせオッサンばっかりなんだろうなぁ” と思っていたが、意外に “女性の方からの注目度が高いんだな” 、と。六本木という土地柄もあったのかもしれないが、近所で働いているようなOLさんが “これだったら貯金すれば買えるかも・・・?” なんて声も耳にした。(頑張れー:笑)


ND Roadster @ 東京ミッドタウン
ND Roadster @ 東京ミッドタウン posted by (C)ginapoolholic


 また、見学後にミッドタウン内で食事をしたのだけれど、ND Roadsterのカタログを見たウェイトレスさんから “あの赤、良いですよね!” と言われたのにも驚いた。クルマなんて全く興味なさそう女性だったのに・・・意外とみているもんなんだね。(笑)

 この日の展示、走ってもないクルマに “ただ乗り降りするだけ” なのに・・・老若男女問わず、みんな楽しそうにNDを見つめていた。いやぁ、“この商品力は凄いな” と。





 ロードスターは、他社ライバル勢とスペックで比較をすると “完全に見劣りする” クルマ。けれども、これだけ長きにわたり、これだけ多くの方々を “笑顔できる魅力をもったクルマ” って、そうそうないんじゃないだろうか。それは “スペックに現れない部分を開発陣が真面目に造っているから” だと思うんだよね。

 人生を楽しもう ー “Joy of the Moment, Joy of Life”

 さぁーて、ぼく自身は・・・どうするべきか。(笑)
 
Posted at 2015/03/26 14:52:50 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2015年03月10日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - 遂にNordschleifeを走る -

Ich lief dem Nürburgring! - 遂にNordschleifeを走る -  前回は、Scirocco cupに乗り込むところまでを記載。今回はその続き、これからコースインしていくところを書き綴っていく。

 さて、今回レンタルしたScirocco、“カップカー” ではあるが、ノーマルシートといい、3点シートベルトといい、内装は意外と普通。後方にはロールケージが張り巡らされているが、ぼくのNC3もロールケージが入っているので、個人的には違和感をそれほど感じない。

 レンタル車両を決定する際、250PSのVW Golf 7 GTIとも迷ったのだが・・・横転した時のことを考えて、ロールケージが装着してあること、Sciroccoのエクステリアが気に入っているので(カッコは大切だよね:笑)、今回はScirocco選択とした。

 シート、ミラーポジションを気が済むまであわせ、そろそろとスタート。

 ゲート前パドックには、Porsche、Ferrari、BMW、Audi、Renault・・・各国の様々なクルマが並んでおり、否が応でも気分が駆り立てられる。Michaelさんの指示に従い、ゲートにてリングカードを接触させ、いよいよコースイン。

 Michaelさんに教えてもらいながら、1-2Lap目を周回した様子が(↓)。





 先程、ゲート前で見かけた血気盛んな常連さん達が、慣れないぼくのクルマをビュンビュン追い抜いていく。ただし、追い抜く側、追い抜かれる側にも、ちゃんとルールが決められている。それは “必ず左側から追い抜かなくてはならない” こと。これは “如何なる状況でも守らなくてはならない” と事前に説明される。

【ドイツ旅行 豆知識⑰:Nordschleifeでの追い抜きは “必ず左側から” 行わなくてはならない】

 こんな感じなので、最初の一周は “ちょっと怖いな” と思ったのが、正直なところ。そんななか、助手席のMichaelさんは、後方から急接近してくる車両の確認、“Left side、Right side、Brake、Hard Brake” の4つの言葉と身振り手振りで “走るべきライン” を案内してくれたので、比較的はやく、平常心に戻ることができたと思う。

 これがインストラクターさんをお願いした最大のメリット。異国の地にまで遊びに来て、事故を起こしたなんていったら・・・洒落にならないしね。

 それでもまぁ、2周もすると雰囲気が掴めてくる。Michaelさんもそれがわかったのか、“よーし、ひとりで走っておいでー!” と言われ、ひとりで大海原に漕ぎ出すことに。





 気分は “仮免” 状態。(笑)ただ、既に先程までの恐怖心はなく、少しずつ “Nürを攻め込んでみたい” という気分がでてきており、先程よりはペースを上げて走行。

 ちょっとペースを上げてみると・・・見えていなかったことが見えてきた。

 まず、日本と同じ距離感覚で推定したブレーキングポイントでは・・・全然、クルマが止まらない。(苦笑)おそらく、“路面表面が日本のサーキットとは大きく異なるから” ではないだろうか。兎に角、ガラスのように滑る。ざっくり分けると “日本式ドライビング=V字、欧州式ドライビング=U字” と言われているが、これは “路面の違い” も原因にあるのではないか?と感じた。

【ドイツ旅行 豆知識⑱:Nordschleifeの路面はツルツル、ブレーキングポイントは日本標準より手前に】

 もうひとつは “路面からのハーシュネスが結構強い” こと。車載において、ぼくの頭の動きを見てもらうとわかるが、上下方向への振動がかなり強い。カメラは固定されているのでわかりにくいが・・・走行中に視点が定まらないのは、ドライブしていて恐怖に繋がる。

 ここで、一瞬でも油断すると・・・おそらくこうなってしまうのだろう。やっぱり “Green Hell” だよね。(汗)


Devil's dinerにて
Devil's dinerにて posted by (C)ginapoolholic


 これで4Lapを周回、ちょっと疲れを感じたので・・・のんの所へ行き、休憩することに。ぼく達が走行中、のんが待っていてくれたのはDevil's diner。FSWでいうオリヅルみたいな場所だ。

 この日はとても暖かかったので、のんはテラス席で待っていてくれたのだが・・・ぼくとDr.Pさんがいない間、向かいの席はドイツの方が入れ替わり立ち替わりで、老若男女問わず、いろいろな方と話しをして楽しんでいたらしい。(笑)

 (↑)右下のおじさんもその1人。ジャケットに日本語が書いてあったので、“それ、どしたの?” と聞いたら、“ここで買ったんだ。これ、どういう意味なの?” と訪ねられ、“あくま=Devilって意味だよ!” と教えたら、2人とも爆笑。おそらく、Devil's dinerに由来しているのだろう。(笑)


レンタルしたVW Scirocco cup car
レンタルしたVW Scirocco cup car posted by (C)ginapoolholic


 この後、Michaelさんと5-6Lap目を周回したのだが・・・ビデオ電源が落ちてしまい、記録されておらず。(涙)ぼくの “規定周回” である6Lapはこれで消化したことになる。戻ってきたMichaelさんは、Dr.Pさんとともに再度コースイン。

 “ん?ということは、時間あるんじゃないの?” と思い、フロントと交渉して、もう1Lap追加で走らせてもらうことに。1Lap追加すると¥15000程度かかったように思うが・・・わざわざ、ここまで来て “走りたい!” という気持ちをセーブする必要はないもんね。(笑)

【ドイツ旅行 豆知識⑲:レンタル時間に余裕がある場合、Extra feeを払えば、追加でNordschleifeを周回することが可能】

 ということで、喜び勇んでコースインしていった7Lap目の車載がコレ。





 “本日の総仕上げ” の意味でコースインした7Lap目だったが、事故により2度引っかかってしまい、フルアタックはできなかった。事故時間を差し引いてみると、およそ9分半。Rが緩い高速コーナー等は敢えて無理をしなかったので、まだTimeを削れる余地はあるが、初回にしては上出来だったと思う。

 Michaelさんとの最終Lapを終えた時、彼が “外国人のあなたが、この速度の中で外国語を聞き取り、それを実行することは容易ではない。それを自分は良くわかっている。あなたは非常に良いドライバーだ。” と言ってくれたのは非常に嬉しかった。

 最後に2人で記念写真。なんかまるで “親子みたい” だ。(笑)


インストラクターのMichaelさんと
インストラクターのMichaelさんと posted by (C)ginapoolholic


 こんな感じで “Nordschleife初走行” は無事に終了!結構な諸費用がかかったけれども、本当に来て良かった!あの時の “ドキドキ感” は未だに忘れられない。

【ドイツ旅行 豆知識⑳:Nordschleifeの初走行は、鼻血がでそうなほど楽しめた(笑)】

 今話題になっているCayman GT4などの新車に目を向けるのも良いと思うのだけれど、ぼくにとっては “このような体験” に投資することも捨てがたい。こういう体験は “一生の思い出” になるから。

 まぁ、“どこにどれだけのお金をかけるか?” はその人次第。どちらも得られるのが一番良いんだろうけど・・・結局 “日々働けっ!” って結論になっちゃうのかな?(苦笑)


走行終了後 変なテンション
走行終了後 変なテンション posted by (C)ginapoolholic


 こうして時間は13時をちょっと過ぎた頃。Nordschleifeで一汗かいて、お腹もすいたので、ランチをしに移動。向かった場所は石焼ステーキで有名なRestaurant Pistenklause。ちなみにここ、“Nürburgringの女王” として知られるSabine Schmitzさんの実家でもある。

 残念だったのは、ランチタイムはバイキングのみで、肝心の石焼ステーキがオーダーできなかったのだけれど(涙)・・・ウェイトレスさんがSabineさんのヘルメットを見せてくれたり、写真を撮ってくれたりで、楽しく時間を過ごすことができた。

【ドイツ旅行 豆知識㉑:Pistenklauseの名物、石焼ステーキはDinnerのみである】

 なお、このレストランの隣にはHotel am-tiergartenという宿が併設。もし、Nürburgringにまた来られたならば、次回はここに泊まりたい!


Pistenklauseにて
Pistenklauseにて posted by (C)ginapoolholic


 お腹を満たした後、再びちょこっと移動して、Nürburgringのショッピングモールへ行き、ニュル土産を購入することに。

 そうそう。“ドイツ人は挨拶しないと凄く愛想が悪い” と至る所に書かれていたのだけれど・・・ぼくは今回の旅全体を通じて、そうは感じなかった。むしろ、話しかけると凄く親切だし、対応が丁寧。日本人の “表面的な対応” より余程良いと感じた。

【ドイツ旅行 豆知識㉒:ちょっと話しかけると、ドイツ人はとても親切かつ誠実】

 ここのショップ店員さんも、レースレンタカーの受付さんも、凄く丁寧な対応、München市内で話しかけてくれたおじいさんもそうだったし、その他にもいろいろな場所でいろいろと助けてもらった。こちらが “滅茶苦茶な英語で話しかけてくる変な外国人” にも関わらず、だ。

 誰もが “なんとかしてあげよう” としてくれる。旅行者として、これは本当にありがたかった。


Nürburgring -  shop
Nürburgring - shop posted by (C)ginapoolholic


 本当はもう少しゆっくりして、ミュージアムとか、近くのレストランとかも廻りたかったのだけれど・・・夕方には出発しないと、また夕飯が食べられなくなる事件が勃発するので、16時頃にはNürを出発。(笑)

 で、ドイツ旅行の最終目的地はStuttgart。そう、“Porsche乗りがStuttgartで観光” といえば、Porsche Museumでまず間違いない。(笑)

 ということで、最終日は “Porsche Museum” 巡りの話し。まぁ、個人的には、Porsche Museumよりも “行く前” のほうが面白かったので・・・そちらをメインに書くつもり。乞うご期待。(笑)


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2015/03/10 18:30:06 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2015年03月05日 イイね!

“美味しさ” を知るために

“美味しさ” を知るために あまり休みがとれなかった2月。先週末、最後のヤマを無事乗り越えられたので、その安堵感からか疲労がどっと押し寄せてきた今週。こういうときの疲れを癒やしてくれるのは “美味しいもの” だと、個人的には思う。

 ということで、いつもの食べログであれこれと候補を検索、一件の洋食屋さんに辿り着いた。初訪問ではあったが、写真からは “基本に忠実な雰囲気” が感じられたので、ちょっとお邪魔してみたくなった。

 注文後、程なく運ばれてきたオムライス。見た目に派手さはない。ただ、デミグラスソースには年季が入っており、熟成された味であることは一口でわかる。他にも、牛肉の赤ワイン煮、カニクリームコロッケをオーダーしてみたが、同様の印象だった。

 “当たり前を当たり前に”

 物珍しい味ではないが、余計な雑味がなく、美味しい。特にデミグラスソースは “シェフの人生が反映されたようなソース” で、相当な手間暇がかかっているように感じた。“あぁ、またこの店に来たいな” なんて思いつつ、その日は店を後にした。


Cayman GT4
Cayman GT4 posted by (C)ginapoolholic


 話しが変わるが、今度のCayman GT4。様々な噂のあったリアサスペンション形式は “Split wishbone” という形式になるらしい。

 ぼくも初めて聞く形式だったので、Googleでちょっと検索してみると・・・Split wishboneは、50年代のCadillac V8に搭載され、その後、HotRodのアイコンとして人気となったとの記載がある。

 (↓)を見ていただくとわかりやすいが、HotRodにおけるSplit wishboneの構造は “Radius Rodと呼ばれる、車軸とメインフレームを繋ぐ左右2本のアーム” を示している。

 Splitは “分割” という意味なので、その対極にはUnsplitがあり、それは3-linkという形式になる(興味がある方はこちらを参照)。Unsplitからsplitへと変更した場合、メインフレーム内にフリースペースをつくることができるため、HotRodにおいてはそれがメリットになるようだが・・・走行面におけるメリットの記載は見当たらなかった。


Split wishbone
Split wishbone posted by (C)ginapoolholic


 上記から予想すると、Cayman GT4のSplit wishboneは “ロアアーム先端からメインフレームを繋ぐコントロールアーム” が追加になるのではないか?と思う。

 ただ、カレラSと同等のEngを搭載することによりその速度域は上昇、対応のために265から295へとタイヤが幅が太くなり、 現存のストラットだと295は制御仕切れないため、補強としてアームを追加・・・というような流れは何となく予想できる。

 もし、この予想通りだとすれば・・・これは根本的な構造変更ではなく、“既存のストラットにひと味加えた” 程度の変更といえる。

 (3/9追記:“GT4のリアサスにはコントロールは追加されて無い模様” と、ジュランさんより情報提供をいただきました)


981caymanのrear suspension。青矢印はもしかしてRadius Rodに該当するもの?
981caymanのrear suspension。青矢印はもしかしてRadius Rodに該当するもの? posted by (C)ginapoolholic


 では、“マクファーソン・ストラット=ダメなサスペンション形式” なのか?

 これに関しては、ある技術者さんと思われる方が書かれたものを引用させていただき、“サスペンションの違い” というブログにまとめたことがあるので、ご一読いただければと思う。その際には、“形式” ではなく、“正しく設計されたか否か?” が一番重要なポイントと結論づけた。

 確かに、マクファーソン・ストラットは “使い古された形式” かもしれない。

 しかし、それ故に利点・欠点は明白になっており、“より正しい設計に導きやすい” とも言える。実際、“サスペンションの神様” と言われている国政さんが下したケイマン/リアサスペンションへの評価は上々だった。




 
 イメージカラーの黄色を纏い、一見、オムライスのようにみえなくもないCayman GT4は “どのような味” がするなのだろう? 想像は膨らむけれど、こればかりは実際に試食してみなければわからない。(笑)

 いずれにせよ、“造り手の努力に報いる” ためには、食事を味わう側としても “造り手の気持ちを理解できる” ようなスタンスでいられれば良いな、なんて思う。

 そのためには “その分野の知識” がある程度必要になってくるだろうけれど、“より深く理解したほうがより楽しめる” のではないかな。たとえ、少しずつでもね。(笑)
 
Posted at 2015/03/05 10:29:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

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