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イイね!
2011年11月27日

悩むという事

私は会議というものが大嫌いです。


何故か?




所詮無駄といってはなんですけど。もちろん何か良いアイディアが出たようなケースもあるのかもしれませんが。
でも、かなりの場面で「通過儀礼」としての会議ってのがすごく多いような気がします。


とりあえず集まる。

みんなで何かを考える。

みんなで決めた事。

みんなして目標に向かってがんばる



正直、大嫌いです。



とりあえず集まる。→集まって何やるの?とか。集まると何かいい事あるの?とか。

みんなで何かを考える。→事ここに至ってどうしろっていうの?

みんなで決めた事→「みんなで」って言ったって、そういう風に誘導してるじゃん。上役が思う方向・望む方向の結論を言わせられてるじゃん。

みんなして目標に向かってがんばる→「・・・・・・・。」



という感じです。
でも、とにかく「とりあえず集めたがる」傾向は強いような気がします。

もちろんこれは私のいた分野での話です。製造業であったり出版業であったり、私が経験したことのない分野においての会議では、また違う意味合いがあるのかもしれません。
テレビなどでよく「プレゼン資料がうんたら・・・」とか「企画会議が云々」とかいいますけど、私にとってはそんなん全く縁もゆかりもなかったですからね。逆にあれって「どんな世界の人の話?」って思っちゃう。




話を戻して「悩む」という事について。
営業にとって「悩む」という事は、もちろん売れなくって悩むという事もありますけど、実は悩むべき場所っていうのは「どういう営業手法で行くのか(プランニング、といってもいいのかもしれません)」という所ぐらいなもので、あとはひたすら行動あるのみです。
つまり私の解釈では「今日明日のイベントで何台やらなくちゃあいけないんだけど、どうする?」といった類の議題の会議は「今更何を言ってるんだ?」というか「チャンチャラおかしくって、へそで茶が沸くぜ」といったらいいか。

イベントの数字ってのはいわば「収穫の時期」における、既に予想されうる収穫高であるはずです。

既に「今日という日を迎えるまでに起こした過去」のアクションの積み重ねしか材料は無い以上、もちろん新規来店客からの僥倖もありますけど、それは言葉通りの僥倖であって、最初から計算に入れておくべき数字ではありません。

既に過ぎ去った日々の行動を反省・分析する事もしないで「今日の数字をどうするか」なんて会議を開いて悩んだ所でどうなるわけでもありません。
でも議題は「どうやって数字を作ろう?」に終始するんですよねえ。材料が無いのに作りようがあるわけないのに。

で結果、無謀な目標数字を言わされて、とりあえず全体目標の数字との辻褄を合わせ、やっと会議が終了したと思ったら「もうお昼じゃん」みたいな。そんなんばっかだったなあ。会議が嫌いになるわけです。





さて、逆にお客さんという立場からする「悩み」とは何なんでしょう。
もちろんトヨタの新人研修では「購買心理の7段階」とか何とかという薀蓄はさんざん聞かされましたけど、やはり最後は「車」と「お金」の2つが揃わないと車というのは売れない、という事だと今でも思います。

車が「気に入る・気に入らない」という程度の好みに関しては、おそらく皆さん一瞬で判断をされているだろうと思います。常日頃。
していないという事は興味が無いという事でしょうから、車を「買う・買わない」という問題以前という事ですね。そういう人に何を言っても無駄というものです。もちろん「たまたま」という事がないと言い切るつもりもありませんが。


でも「気に入った」程度では購買にまでは至りません。そこから強烈に「欲しい」と思えなければ大事な虎の子のお金を吐き出してまで「買う」というところまでは行かないものです。

なんといったら良いでしょうか。天地神明に誓って「俺はこの車を買っちゃうぞー」と大声で宣言して憚らない。それくらいの勢いが無いとなかなか車を買うという所までは行かないんですよねえ。こういうのって。


で、その事を人様の前で「口外できるか否か」。告白と言ってもいいのかもしれません。ここが「嬉し恥ずかし」の悩みどころでしょう。


もちろんお金の算段とかもあるのでしょうけど、そうまでしても「万難を排してまで欲しいと思えるか否か」という思いの強さが源泉ですからね。
まあ、結構な割合で「奥様」という最大の障壁が立ちはだかる事も少なくないですけど。ここを如何に潜り抜けるか、というのも悩みどころなのかもしれません。


こう考えていくと、「悩む」と言う行為は「どの程度に気持ちの強さを設定するか」という事について考える、という事になるのかな。




先ほどの「会議」というところに話を戻すと、思いの強さがきちんと先にたっているのであれば、ギリギリの所になって今更のように悩んだフリをする事になどならないはずです。
で、やるべき事をやってきていたのであれば、その結果を従容として受け入れることだって出来るはずだと思うんですけどね。

という事は、当時の上司の心の内は「俺は上役、仕事するのはお前たち。数字が出来なかったらお前どうするつもりだ?」と翻訳可能だったのかもしれません。無責任だよなあ。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2011/11/27 13:07:17

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この記事へのコメント

2011年11月27日 15:10
ご無沙汰してます。

製造業も出版業も経験がある身として言わせていただければ、どちらもあまり意味のある「会議」はなかったですね。
実務上の大事な用件は、ほぼ全て当事者同士の「打ち合わせ」で決まっていましたから。

もちろん中長期的な(およそ半年以上のスパン)行動計画などは会議で決めますけど、今日明日の話を会議の議題にした所で、もう既に結果は決まってますよ。
そんな状況で第三者があれこれ言っても、もうムダな遠吠え以外の何者でもなく、聞かされる方は「ハイハイそうですか」と右から左に受け流しているのが現状です。

クルマの購入に関しては、お金以外の障害物が無いので(苦笑)、かなり自由に決めさせていただきました。
とは言え、それなりの高額商品ですから、買う時は半年くらい悩みましたけどね。
結局購入に至った決め手は、「買わずに後悔するよりは、買って後悔した方がイイヤ」と思ったからです。
まぁコレも、独り身だから出来た決断でしかないんですけど……(^_^;)
コメントへの返答
2011年11月27日 21:17
コメントありがとうございます。

やっぱそうですよねえ。いや、私の独りよがりな経験の中から来る偏見もあるかもな?という限定条件は付けとくべきかなあ、と思って付け足した文章だったんですが。


私の場合は、先ず車を買うと結論だけが先に来る場合が多いので、悩むのは条件付けの中に於ける車種選択、というところだけで終わっちゃうのがほとんどですね。
もちろんどの個体にするか、という悩みもありますけど、その時その場で巡り会えるか否かだけです。どうせ安い車しか「買わない・買えない」ですからね。

今度は何にしようかなあ、とあんまり深く考えない車選びも楽しいものです。


2011年11月27日 16:42
1986年4月に、初めて新車を買いました。現状では唯一無二の経験です。20代半ばで大した収入もないところで車種選定は悩みました。エンジンの四弁化、四輪駆動乗用車の普及が始まった頃です。さらにAE86やA175Aランサーターボが新車で買えた時期でした。吊るしで乗るつもりは無かったので

・用品類の供給の有無
・用品類が買える余力が残せる金額
・自分の運転能力に合うボディ寸法とエンジン出力
・メーカブランドに対する信仰度合

などを1ヶ月以上悩んでいました。最終的にスバルにしたのですが、それが正しかったか否か、は「悩んだ時間の長さで自分を納得させる」という感じでした。そして自分が買ったスバル車は街中で当時からほとんど見かけず、みんカラでもコメントがほとんど無い状態。そして現在乗る車は、当時後輪駆動というだけでほとんど歯牙にも掛けなかった選択肢でした。
コメントへの返答
2011年11月27日 21:23
コメントありがとうございます。

割とよくあるのが「何で往時はそんなことで悩んでいたんだろう」とね。
もちろん今にして思えば、という事であって、当時から今が見透かせたわけでもないですから、当時は当時で必死こいて、身をよじらせて考えて、悩んでいたわけなんですが。

ただ、肩の力を抜いてみるとものすごく楽になるんですよねえ。
もっと早くからこうしときゃよかった、とも思うのですが悩んだ時期があったからこそ今もある、という事もこれまた真実であって。

なかなか茨の道は続くものです。多分これからも。
2011年11月27日 20:18
おばんです。

そういう悩みってありますよ。だって車は百万円単位の買い物ですからねぇ。

軽自動車でさえも「えい!やっ!」という感じじゃないと。

ただ、うちの場合は選定までに時間がかかりますが、実際契約となると
意外とすんなり行く方ですねw

クリッパートラックの場合は緊急措置でしたが。
コメントへの返答
2011年11月27日 21:35
コメントありがとうございます。

実際お客さんと一緒になって悩んじゃう事も多いのですが、それだと結論は何時まで経っても出ないものです。
でもそれじゃあ困るんですよねえ、営業という仕事として考えると。無情にも時は過ぎ、「今月中にあと何台」という至上命令の締め切りは刻一刻と近づいてきます。
もっとも来月という新しい月がやってくると、それはそれでまたゼロから始まるんですが。因果な商売だったなあ。


そうなると、如何にお客さんに悩ませないで結論にもって行くか、という腕やテクニックなんかもあったり。嫌な役回りですねえ。

となると、如何に各営業自身が個別の話に対して余裕のある姿勢で以って臨めるか(つまりどれだけ話のネタを抱えていられるか)、ということがお客さんの自由選択にとって必要不可欠な要素になってくるんですよねえ。


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