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2010年08月07日 イイね!

いいわけ

先日、自動車保険を解約してほしいというお話がありました。

私にとってそのお客さんは「地域が離れており」「特に面識もなく」「ただ単に業務の1つとして私に割り当てられた契約」だったということもあり、私が継続契約を引き受け続けている事に少々気後れがする契約でした。ありていに言えば、私なんかが保険手数料を貰ってもいいの?状態です。
逆に、今まで何も出来ませんでごめんなさいね、というくらいでしたので、「今までありがとうございました」と申し上げておきました。


ただ、解約の理由として「知人に車を譲ったから」という事であったので、中断証明の御案内はしておきました。車の使用を何らかの理由で止めた場合、10年間は保険の割引等級を保持できるというものです。お客さんからは「へえ、そんなことが出来るんですか」という反応。
ただ、一応念のため、本当に車を譲ったという書面での確認が欲しい、と伝えました。特に地域が離れていることもありますので、私がその場で確認も出来ませんので。つまりは、名義の変わった状態の車検証がほしいという事です。


「FAXナンバーを申し上げますので、そこまでFAXを入れてください」という辺りから、どうも怪しげな空気が漂い始めました。
「今出先でメモできない状態にいる」だとか、「今ちょっとFAXが遠い所にあるのですぐには出来ない」とか、急に歯切れの悪い、言い訳にもならない言い訳が出始めたのです。
「とにかく今日、既に知人の方で新しい保険を掛けた、という事ですので、今日付けで解約をしてください」という、最後には何やら焦りすら感じる口調で電話は切れてしまいました。まあ、同じ車で2重に保険契約は出来ませんから、それはそれで分からなくもありませんが、なにやら慌ただしい話です。まあ、その話はその場で終わったのですが。



後刻、ああそうか、と納得が行きました。

多分この人、車の代替をしたのでしょう。で、おそらくディーラーの人間に「ウチで保険に入ってほしい」くらいのことを言われたのではないでしょうか。つまりは新車への車両入替と同時の中途更改。何故か保険会社の人間がディーラーの人間に「こうすると新規保険が取れますよ」とよくそそのかす手法です。

ただ、いくつかこの手法には問題があるのですね。

今までの保険の解約日と、新しい契約の始期日が同日でなくてはならない点。つまり確実に解約業務が同じ日付で行なわれなければならないのですが、これは相手任せの話になってしまうので、少々ごたつく原因になります。

もう1つ。「解約してください」という言葉を契約者本人から、直接代理店の人間に伝えなくてはいけない点。
昔は保険会社にその旨伝えれば済んだ事なんですが、代理店側からの突き上げがあり、あくまでも代理店サイドからの解約受付でないと保険会社が解約を受理しなくなりました。

私などは、まあ、嫌われたんだから仕方がないと、さっさと忘れることにしているのですが、中には「俺の客に余計なちょっかい出しやがって、テメーはどこのどいつだ」と電話で怒鳴りつけてくる(実話)品の悪い代理店も存在します。
ですので、この中途更改という手法は「お客さんが解約申出の電話を代理店に直接掛ける事を了承してくれるか?」というハードルが結構高いことが多いです。



お客さんとしては「解約してください」と私に電話したときに至極簡単に「ああそうですか、わかりました」と言われたので、それだけでほっとしたのでしょう。
ですが、話は意外な方向に伸びて「名義の変わった車検証をFAXして欲しい」などという展開になったので焦ったのでしょうねえ。正直に話をしてくれればそれだけで済んだ話なんですが、余計な取り繕いの話をしたものだから、それが薮蛇になっちゃった。今さら本当のことも言えない。


さて。無事にどこかで保険を入れ替えたであろうそのお客さんがこの文章を読んでいらっしゃるとは思えませんから余計な一言を。

一見良い人そうに思えたであろう、ディーラーの営業も、目先の実績数字のことで頭がいっぱいで、おそらく他には何にも考えていなかったであろう痕跡があります。
それは、このお客さんの保険の満期日が10/11だったこと。つまり後2ヶ月程も無事に事故なしのまま過ごしてもらえれば、少なくとも今現在事故歴はなかった方ですので、割引等級を、ここでまた1つ上げる事が出来たはずなんですね。11等級から12等級へ。45%割引から50%割引へ。
中途更改という手続きは保険の満期日がずれるという事も意味しますから、次回割引等級が上がるのは翌年の応答日という事になります。つまり今回の場合あと2ヶ月で割引等級が上がったであろうはずのところを、10ヶ月足踏みをする羽目になったということです。

ならば今回は素直に車両入替だけで済ませておいて、満期日になったらそこのディーラーで保険継続をする、という事でいいじゃあないですか。ばかだなあ、このセールス。見た事もないけど。みすみすそこで損をさせることもないと思うんですけどねえ。そこまで考えてあげてこそ、親身になってあげる営業というものでしょう。




まあ、別にどうでもいいことなんですけどね。
Posted at 2010/08/07 12:24:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月07日 イイね!

ペットの可愛がり方

ペットの可愛がり方大昔、確か国語の試験に出題された例文だったかと思います。イギリス人あたりの論評で「日本人は犬を虐待している」という事が書かれていました。何でこんなことを思い出したか。

お客さんのところに行った時に出た話です。一ヶ月の電気代という話になり、私の家ではこの時期でも、せいぜい7千円程度という話をしました。そこにすかさず反応があったわけです。お客さんの家では5万位かかるのだとか。

「は?5万円もどうやって電気代を使うの?」

という話がそこから続くのですが、理由は簡単。エアコンを終日付けっ放しにしておくんだとか。当然私の家ではスポットでしか使いませんし、入れるとしても夕方以降です。涼しいときには夜でも窓は開け放したまま。
でもお客さんの家では「孫が暑いと言うから」とか、「犬が暑そうで可哀相」とか何とか理由をつけて1日中エアコンがフル稼働状態だというのです。そこで再び私に話題は振られました。

「だって柴田さんの所だって犬が3匹もいるんだから、暑そうにしてるでしょ?」

「んー、別にチビの2匹は嫁さんが毎日実家に連れて行ってるからウチにはいないし、柴は外にいるのが当たり前。犬小屋のところは日陰になってるから、暑いと思えば影にいるだけ。犬は犬なんだから、犬らしく扱うだけで、暑そうだとか何とか言ってわざわざエアコンの効いている部屋に入れたりなんていう特別待遇はしない。」

とお答えしたところ、「えー可哀相じゃん」と言われてしまいました。「そんな事言ってると動物愛護団体から苦情が来る」とか何とか。そうですか?



嫁さんなんかは「犬はウソつかないし、可愛がればその分応えてくれる」とかなんとか言いますが、私からすればしょせん犬は犬です。それ以上でもそれ以下でもない。種族としての強い・弱いの力関係の中で犬は人間に従属することで生きる道を見出し、その地位を獲得したわけです。つまりある程度までは人間様に従うということが、彼らの生存手段な訳で。
今のところ人間は地球上で食物連鎖の上でも最高位の存在ですから、その他の種族に生存を脅かされる地位にはありませんが、それでも現在の地球環境に特化しきってもいますので、そういう意味では地球環境に隷属しているという事は出来るでしょう。

まあ、そういう屁理屈はともかくとして。では犬達にとって、どういう状態が幸せなのか?

どこかで齧り読みした所では、野良猫なんかの平均寿命は約2年程度とも言われているようです。じゃあ、今時の飼い犬・飼い猫の平均寿命はいかほどか、を考えれば短くとも10年選手はザラでしょう。長寿を幸せの証と解釈すれば「少なくとも5倍以上は幸せ」と言えるかもしれません。
よく人間様で言えば「人間らしい生き方」とか「健康寿命」とか「大往生」とか何とか言うわけです。それを犬にあてはめて「犬らしい生き方」を考えてみるとどうか。

もちろん、可愛がられているのは犬にとっても幸せな事でしょう。ですが、過剰な干渉は迷惑なだけともいえるのでは?と思っています。服を着せてみたり、美容をしてみたり。まあ、それが彼らのお仕事と言えるのかもしれませんが。
ただ、人間と同様に扱う、という事がそのまま彼らの幸せなのか?というのは疑問です。どうも近頃の風潮を見ると、その弊害として人間並みの重病犬が目白押しであり、満足に歩かせてもらえることもなく、本質的には「生きているおもちゃ」と化しているように感じます。
おそらく冒頭の「日本人は犬を虐待している」は、犬を犬として使役し、扱ってきた歴史を持つ彼らの目からすると、日本のペットブームにおける犬達の扱いが異質に思えるからではないか?という気はします。


虐待はもちろんあってはならない事ですが、ある程度の我慢を強いることは躾でもあり、後の糧ともなる体験でもなるであろうと思っています。ただ、その匙加減は、やはりバランス感覚であろうとも考えます。やりすぎないように。でも、過少でもないように。
そうした心配りが犬に限らずペットへの接し方ではないだろうか?と考えるのですが。





とはいっても、毎日毎晩の散歩が時に面倒に感じることもあるのが正直な所ではあるんですけどね。



Posted at 2010/08/07 11:12:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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