2011年03月30日
あんまり乗り気ではないのですが、どうも近頃のガソリン代高騰を見るにつけ、移動ルートとか、予定の組み上げをついつい考えてしまいます。
元々普段の行動範囲がソコソコ広いので、なんだかんだいって距離は伸してしまいます。
そうすると思い出すのが、かつて乗っていたセルボ君です。あいつは良かったなあ。満タン法ではありましたがコンスタントにリッター20キロを叩き出してくれていましたし。このレベルまで来れば、流石にガソリン代が気にならなくなってきますからね。
と言うことで、あの位まで実燃費の引っ張れる車は?という選択をしてみると。
フィットも実燃費で20キロの声を聞くらしいですけど、あんまり好きじゃあ無いんですよね。今の型は。初代フィットは潔さがあって好きなんですが、今のフィットはヴィッツの変遷と同じく、初代がどんどんヘナチョコになっていくのと歩を同じくしているようにしか感じません。
ただ、流石に今時セルボ君を普段の足にするとみすぼらしい事この上ないので。
じゃあ、燃費のいい奴というと、ゴルフのディーゼルとかも考えたんですけどね。ゴルフ3のCLiでしたか。本当はTDiがいいんですけど見かけないんで。サクシードディーゼルもあれから見ないし、あっても高いし。じゃあ、まあいっその事2代目プリウスあたりで考えてみてもいいかな、とか。まあ、今まで散々悪口書いていて、こういう選択をするのも何なんですけどね。
初代はちょっと乗っていたことがあって、感動した車です。これがハイブリッドという奴か、という感じで。2代目は、満を持してトヨタが市場にすり合わせてきた車でしたから、まあそういう意味では手抜きはあんまりないだろうな、という印象は持っています。
また、これ以降はトヨタの慢心が透けて見えることも多いですから、まあ、このあたりが時期的にギリギリ真面目な時期かなあ、とか。
あの頃のシルバーという色だけは嫌いなので、シルバー以外の色でちょっと考えてみようかなあ。考えるだけなら安いものですしね。
そういえばプリウスEXなんていうモデルもありました。でも、もう少しお買い得感があってもいいような気もしましたね。
Posted at 2011/03/30 12:47:04 | |
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2011年03月30日
昨日、久しぶりにお客さんのところに顔を出してきました。休んでいた間の状況変化であったりとか、お仕事の具合であったりとか。チョット意外でもあったのですが、理由を考えれば至極当たり前のことではあるんですけど、今、非常に忙しいのだそうです。
数年前、まだマークⅡが現役時代の頃の話です。既にトヨタではマークⅡの生産を岩手で行っていました。それ以前ではトヨタ九州で作っていた筈でしたし、ボンネットを開けるとトヨタマークの下に「KYUSYU」の文字が入っているシールが貼り付けてあったものです。これを見て「ああ九州製なんだな」と。
ところがある時期から、今までの完成車の配送にかかっていた日数が、以前に比べ2~3日程度伸びた時がありました。私的にはそろそろ入ってくるよな、というリードタイムを元に次の予定(納車)も考えていましたから、そこから2~3日ずれるという事は週末が絡んでくる事も珍しくありません。そうすると1週間向こうに行ってしまう、という事もあるわけです。
さらに馬鹿な話ですが、静岡トヨペットの新車センター(清水にある、新車を一括して受け取り、配送までを受け持つストックヤード)では、車が入ってきてから注文書にあるディーラーオプションを発注するという、のんびりしたことを日常の業務サイクルにしていました。このため、クルマはあるけどナビがないとか、フロアマットが欠品中で納車できない、などという子供のような言い訳で「配送できません」と言ってくるのがいつもの事でした。そうすると更にそこから2~3日遅れる事も無きにしも非ずで。
で、それはそれとして新車登録だけはなんとしてでも月内に(車の世界では「契約=登録」なので、何台登録できたかが実際の契約台数実績となります)と、月末にいち早く登録だけはしてしまう(実際にクルマが生産される1日2日前になると「仮フレーム」と言われる、あらかじめメーカーが振り当てた「この車台ナンバーで生産する予定ですよ」という車台番号が知らされ、クルマはまだメーカーを出ていないけど、新車登録だけは出来てしまう、という現象が起きます)事が横行していました。多分この辺の慣習は今でも変わらないと思います。
つまり、乗ってもいないのに、自動車税だけはキッチリ払っている、という現象です。まあ、お客さんサイドでは殆ど気が付かれていないと思いますけど。つまり、登録は前の月に済ませてあるけど、クルマは来ないし、部品は揃っていないし、と理由が積み重なり、実際に納車されるのは登録後2~3週間後とか。
私はそんなことをさせませんでしたが、中には1ヶ月跨いで納車なんていうひどい営業もいました(実話)ねえ。ガス欠とか、バッテリー上がり経験車なんてものあったなあ(これも実話)。
まあ、そうしたお話はともかくとして。人件費と工場用地の安さを求めて、生産拠点がかなり以前からバラけている、というお話です。浜松の背広屋さんで、実際の仕立ては九州の下請けに出している、というところもありますしね。
もちろん中国に生産拠点を移転している、という事もありますが、中央(太平洋ベルト地帯といっても良いかもしれません)の工業生産額が横ばい、もしくは減少しているのは、東北や九州がそれになり代わって工業地帯として成長してきている事もあるわけです。ここまで日本国中に交通網や通信網が整備されてくると、必ずしも生産拠点を一極集中させる必要がない、という事なんでしょう。
もっとも、トラックによる完成部品の配送コストそのものは下請けの部品メーカーに負担させるので、本体としては計算していない、という事もあるのかもしれません。
で、今回の地震によって東北工業地帯にダメージを負ってしまった。
で、その分の生産不足分が被災地でない地域の生産拠点に集中している。
原油価格の値上げもあって、今の内に、という駆け込み需要もある。
ただねえ。これからどうなるんだろう?という心配は耳にしましたねえ。
今、そのお客さんの所は一時的にいいかもしれないけど、これから先被災地域の復興もあり、原発の後始末の事もあり、電力供給能力は明らかに減り、原油は値上りし。大震災後、2週間仕事が止まっている所だってあるやに聞きます。
停電時の給料はどうする?なんて話もありました。基本、今回の地震に絡む休業は事業主の都合による休業ではないですから、一応払わなくてもいい、という解釈にはなるらしいです。
これを気に、産業構造の新陳代謝という方向に転べば、それはそれで良い方向に向うきっかけにもなるかも知れません。ただ、特に車に関してはそういう傾向が顕著でしたけど、以前から国内市場は見放されつつあったのも事実です。
悲観する必要はありませんが、傍観しているだけでは先が見えません。ではどうしよう?
とりあえず私に出来ることとして、入院から何とか復帰もできましたので、経済活動に復帰することにします。
そういえば、浜松祭り。
どうも、凧揚げだけでもという事で、有志の面々だけで、浜名湖ガーデンパークでやろうか、という話があるようです。昔は和地山公園でやっていたわけですし、またその程度の規模だった訳で。
また、近年批判されているのは夜のお祭りのお行儀の悪さですよね。無関係な人間が飲み食いにだけ参加している事とか、参加地域が広がりすぎたことによる統制のなさ、とか。
どうせ中止にするのなら、行政も加担したこれまでの観光化に冷や水を浴びせる意味でも、いっそのこと昔からやっていた地域と有志の面々だけで再出発させるのもアリだとは思います。それこそ、あの3日間のために1年間を費やす人だって少なからず存在しますしね。
Posted at 2011/03/30 12:11:21 | |
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