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2011年08月11日 イイね!

価格ということについてあれこれ

一人で仕事をしていると、今までは他人が設定してくれてある金額のものを売っているだけで良かったものが「自分で仕入れをして、それに利潤を乗っけて、請求書を作り、その御代を回収する」というところまで一人でやることハメになりました。
そうなると、やはり気になるのが「この仕事でいくら位の請求が妥当なのか?」という他所様との値段比較というかバランスというか。高いと思われるようではいけないでしょうし、でもそれなりの利潤も付いてこないようでは私自身が干上がってしまいます。

そうなると、常に気を配るのが「どこで仕入れるか」という事。
コレは中古車であろうが、新車であろうが、タイヤやナビゲーションやらでもそうです。作業を委託する先の工場は数を絞っていますけど、品物に関しては毎回違います。もちろん作っているところはメーカーでしかありえないわけなんですが、どこを経由しているかによって仕入れ価格にかなりの変動があります。


例えば以前付き合いのあった工場などでは「うちはパイオニアの特約店だから」とか、「うちはミシュランから直接仕入れているお店」とかいう自慢話をよく聞かされました。まあ、それはそれでいいんですけど、その工場は部品持ち込みでも受けてくれたので当時の私は、直接仕入れた品物を持ち込んで取り付けだけソコにやってもらっていました。
で、毎回仕入れの金額を聞いたり聞かれたりするわけです。今度はいくらで引っ張ってきたんだ?ですとか。で、白状すると、怒るんですよね。「何で特約店のうちの価格より安く買ってこれるんだ」とか何とか。

業者向けの価格は業者向けとして、きちんとコントロールできている状態ならば、それはそれで私にとってはありがたいお話です。ただ、メーカー側もどうしたって「売らんが」為に報奨金を付けてみたり、仕切値に色をつけてみたりして、販売先によって出す金額に変化をつけてきます。
すると、いくら特約店とはいえ、月に10個程度を販売する先と、一度に(しかも月内に何度も、という可能性も)100個200個の大量仕入れをしてくれるところとでは色の付け方にかなりの差が出てきて当然とも言えます。


こういう言い方をすると申し訳ありませんが、大概の業者さんは仕入れということに対して無頓着な人が多いようです。
もちろん、メーカーサイドのアフターというかバックアップを期待してのこともあるでしょうけど、とにかく正規ルート・メーカーの直販ルートを尊重します。返品対応や補償対応のことを思えばそれも理解できなくもありません。
また、うちは業者なんだからメーカーもそれなりの対応(仕切り金額や納品の速さ等)をしてくれるのが当然、という意識もあります。しかも電話一本で品物を持ってきてくれるのでいちいち買いだしに行く煩わしさもありません。


ところが。


今はメーカーもお尻に日が付いている状況ですから、他社の追随を許さない製品群を持っているところならばともかく、そうでもないところは各地に細やかに配置していた営業所も縮小せざるを得ないような状況です。言っちゃあ悪いですけど、今やパイオニアですら浜松に営業所がありません。わざわざ静岡から浜松にまで来ている有様で。下手するとそのうち名古屋から来るようになるんじゃあないのかな?

となるとメーカー修理の対応も、そうした営業さんが品物を営業所に持ち帰るという従来の形態から、直接ユーザーがメーカーに修理依頼を掛け、修理部門に宅配便で送る、という事を推奨するようになってきている状況です。

こうなると特約店もユーザーも横一直線なんですよね。自分で動けばいい、というだけで。正直小売店の出る幕が年々縮小している気はします。となると小売店や工場で買うメリットはというと、きちんとした取り付けであったりアフターであったりなんですけど、それもねえ、というね。
ナビゲーションの出始めの頃であれば、取り付けに関しても、メーカーの側自身が試行錯誤の状態でした。確かにあの頃であればメーカー装着を選択する意味も十分にあったでしょう。

ところがナビゲーションですら登場から10数年を経ると、さすがにどんなに不器用な人がやっても失敗できないようにメーカーも手を打ってくるんですねえ。様々なトラブルシューティングが成された上の賜物でしょうけど、以前のことを思うと本当に簡単になったものです。機械本体も驚くほど軽くなってきていますから、相当にユニット化が進んでいるものと想像します。


高い値付け、という事に意味が創り出せなければ、それは淘汰される対象になってしまいますし、選んでいただくだけのプレミアムというべき物が無いようでは売る側のプライドもくそもありません。
そこをどうするかは個々の販売店次第でしょうけど、昔ながらの馴染んだ世界からなかなか抜け出せない、という事もあったりね。わりと日本人ってそういうところは、ものすごくものぐさな気がします。欧州などは、そういう「商取引」というところに関しては異様に熱心だったりするんですけどね。



もちろん昔からの馴染みから買い続けられれば一番良いのでしょうけど、それが結局はお客さんに「高い買い物を強いている」という状態になってしまうようではね。申し訳ない話ですし。



もう少し書きたいことはあったんですが、長くなっちゃったんで今日はこの辺で。








Posted at 2011/08/11 19:52:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年08月11日 イイね!

懐中電灯

懐中電灯懐中電灯が欲しいなあ、と思っています。もちろん今までも幾つかの製品は使ってみました。

小学校の時に、そろばん塾に行く際に使っていた大型の懐中電灯は明るかった記憶があります。多分電球そのものは当時一般的なハロゲン球だったでしょう。電池は単一電池か単2電池4本くらい飲み込んでいたような感じです。

という事は6Vかあ。

お次は確か中学校くらいの時だったと思います。例によってこういう変わった品物選びには兄貴が登場します。で、兄貴がやって来て言うには「コレがすごいんだ」と。

それがマグライト。

アルミボディのスリムな形態と、装備された電球は当時ものめずらしいクリプトン球。コレが明るいんだ、というわけです。しかも電球の予備が本体内に内蔵されているという親切設計を、さも自分で設計したかのごとく、というほどでもなかったかもしれませんが散々自慢されました。こういう幼少のみぎりに吹き込まれた自慢話はよく覚えているものです。
もっとも、その記憶が息を吹き返して実際に私がマグライトを買ったのは30も過ぎたおっさんになってからでしたが。


で、実は私がマグライトを買っていた頃、とある発明品が実用段階に来ていました。HIDランプですね。皆さんが大好きなキセノン、ディスチャージなどと呼ばれる放電型のライトです。
で、コレを装備した懐中電灯も開発されていました。私はその存在を知りませんでしたが。


でまた、さらに時代は下り、今度はHIDよりもさらに高輝度な光源が実用化され始めました。LEDです。



手始めに私が買ったLEDの懐中電灯はスーパーファイヤという名前のものです。中国製なのでそれほど高いわけでもなく(それでもかつての懐中電灯の感覚でいくと高いのですが)、割と明るいので、まあこれでいいか、と思って今でも使っています。

で、コレを私用と嫁さん用に一本づつ。

でもねえ。
判っちゃあいたんですけど、このスーパーファイヤ。オリジナルというか元ネタの製品があるんですよねえ。で、どうもその製品が気になって気になって仕方が無い。
それがアメリカ製の懐中電灯です。またしても軍隊および警察用途の正規納入品でもあるSUREFIREという会社で作られている製品。


当時も調べてはあったんですが、コレがまた高いんですよねえ。写真のブツで国内定価が3万3千円也ですからね。電池はカメラ用なんかによくあるリチウム電池の3Vを2本使います。

ちょっと、今日改めて思い出すことがあってこのSUREFIREを調べていたんですが、いろいろ見て回るうちにアメリカで売られている定価らしき金額を発見いたしました。

なんと189ドルだそうです。

え?ちょっと待って。さすがに円高過ぎるこのご時勢ですからまあ、一応1ドル85円で計算したとしても1万6千円少々じゃあないの。さっきの定価はいつのレートだった頃の価格なんだ?

まあ、買うなら今かもしれない、とも思うわけですけど。ずーっと探していたら、この価格なら、と思うお店も見つけました。


電池も純正品を売ってますけど、向こう定価で22.5ドルって書いてあります。しかも12個入りで。やっぱり国内価格ってサギみたいなもんだなあ、と思うのは私だけなんでしょうかね。
勿論、本国からの仕切り価格も何も無い状態だと、せっかく一個売ったら最低いくら位は欲しい、というお店の事情もわからなくもないんですけど。



まあ、現実問題からすると今の為替レートがおかしい状態であって、実情からすると本来は1ドル200円くらいが本当のところなんじゃあないの?という気はしてるんですがね。


さて、どうしようかなあ。SUREFIRE。今度こそ本物に行こうかな。
Posted at 2011/08/11 12:23:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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