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h.shibataのブログ一覧

2009年09月25日 イイね!

ロードスター ポンコツからの復活1

ロードスター ポンコツからの復活1さてさて。

お安く買ってきたロードスター君とベンツ君ですが、それでも両者の価格差は4倍近いものがあります。
ここで先に結論を書いてしまうと、年式の差はいかんともしがたいモノはあったにせよ、結局最終的にかかった(かけた)金額は同じくらいになっているのかな?という感じです。
さすが4倍近い金額がしただけあって、ベンツ君は特にこれといって文句のでる箇所はなく1年点検+オイル・オイルエレメント交換だけ済ませて、そのまま当時は仕事車として活躍してもらってました。

ロードスターは?というと、これまたさすが23万円だけあってあちこち乗りっぱなしの放置状態でしたので、見れば見るほどポンコツに見えてくるという。まあ、エンジン・車体共にほどほど健全そうに見えたので、それはそれで承知の上なんですがね。

店頭表示価格30万弱という金額は、クルマ屋的には「仕入れ(下取・買取)はせいぜい片手(5万円)」程度、オークション仕入れだとしても、いいとこ10万円も行くか?というところでしょう。
おそらく業販価格23万円ということはオークション仕入れかな?それも原価で17万前後行っちゃった感じもしないでもありません。しばらく放置というか、長期在庫車っぽい感じもしましたし。


先ずは先日のブログの通り、仮ナンバーで引き上げてから、そのまま整備業者に持ち込みまして、車検整備一式をいたしました。業者からの報告では年式相応に古びているが致命的なところは見当たらず、先ずは標準的な整備を済ませただけ、との事でした。


さて、ロードスターが帰ってきてから先ず手を付けたのはシフトブーツと、エアコンパネルの交換でした。
シフトブーツはもう定番というか、御殿場からの帰途の時点で「なんかこれ妙に気の抜けたシフトフィールだなあ」と思っていました。帰ってきてバラしてすぐに「ああ、ダメだ」と諦めました。早速部品注文です。
車内ですぐに目に付く、明らかに古びを感じさせるパーツがエアコンパネルでした。麦球の光の透過が強く、明らかに色がはげている所もあります。これはいけません。交換です。

もう一点オーディオです。個人的には特にこだわりはない(車用に関しては)のですが、驚いた事に、こいつにはオリジナルの1.5DINのカセットステレオが装着されていました。
ただ、寄る年波に中の電子部品が耐え切れていない様子で、おそらくコンデンサーとかの部品の劣化でしょうけど、スイッチを入れた直後は音楽も拾うのですが、しばらくすると黙ってしまい、持久力が全然ない状態になってしまっていました。
せっかく帰り道にはiPodを聞きながら、と思っていたのにゴーゴー言うロードノイズをBGMに浜松まで帰ってきたのです。これは交換せざるを得ません。

そんなわけで早速センターコンソール周りの整備が始められました。と同時にオーディオ選びも開始いたしました。

もうひとつ。プロフィール写真に使われている写真が浜松に到着した直後の姿です。そして9/23のブログ「オイル交換」で使われた写真が、ある程度の整備を終えてからのロードスターです。
お気付きの方も多いとは思いますが、ホイールとタイヤを替えました。もちろん純正サイズ14インチです。
タイヤは悩みに悩んでミシュランの「エナジー3」にしました。ハナからウチではミシュラン装着車以外の車は存在しないキマリになっているので、ミシュランの何にするかで悩んでしたのです。ちなみに奥に写っていたセルボ君にも勿論ミシュランを履かせていました。履いてみた感想からすると「XM1」にしたほうがよかったなあ、とは今では思ってはいますけど。

ホイールは当初初期型の純正アルミを手配しようと思っていた(15インチの社外品に履き替えてあった為)のですが、モノの本によるとNA8になってからの純正ホイールは「1本で2キロ軽量化されている」なんて文章を目にしてしまいましたので感化されてしまいました。
さっそくNA8の純正ホイール探しです。やっと探し当てたNA8のホイールの色が黒い(ガンメタ)のは、おそらくホイールの前所有者が(缶スプレーで)塗ったものと思われます。
別にそのままでも、そういうことは気にならない性質なので黒いままです。本当かどうか確かめてはいませんが、2キロ軽いらしい純正ホイールなら、それはそれでいいのです。


さてさて。ロードスターの整備はまだまだ続きます(結局2ヶ月くらい?かかったかな?)。
Posted at 2009/09/25 13:04:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年09月24日 イイね!

zaku

zakuプロフィールにある生年月日を見ていただければ分かるとおり、私はもろガンダム世代です。初回放映も見ました。小学校6年生の時の林間学校の説明会をサボってシャア専用ズゴックも買いに行きました。親に怒られながら1/72メカニックガンダム(ほとんど動かないけど内部メカが一部再現されていたモデル)も買いました。

でも。

でもでも。




あのバリエーションは多すぎだろうと思います。
旧ザク(MS-05)からザクⅡ(MS-06)くらいは良いとしましょう。まあ、シャアの乗っていたというS型もまあ良しとしましょう。

でもねえ。ガンダムの戦争期間は1年しかないんです。生産ライン上での生産ロットナンバー何番以降はこの部品を使うようにするといった程度の生産改良程度の違いならともかく。


そんなにポコポコ新型が出来てきてたまるか。


クルマですらマイナーチェンジでも2年、(一応)フルモデルチェンジで4年もかかるってのに。第一そんなにポコポコ変えていたら、部品供給上でのバリエーションが多すぎて現地の整備が止まるってーの。
NA(初代)のロードスターからNB(2代目)に変わったときのように、部品の基本寸法をほとんど替えずにブラッシュアップ、という構成なら分からんでもないけど、ザクの場合は最終生産型から、局地戦仕様から、初期型から、エースパイロット仕様から。またそれらを基本仕様としてゲルググにも繋がっているみたいだし。

いつの間にやらガンダムも次から次へとバリエーションが増えて、V作戦の成果である初代アムロ機・RX-78-02から7年かけて新世代フレームを全面的に採用したガンダムマークⅡの誕生、というところまではまだ良いとしても、Zが早過ぎないかい?あれだけ新機軸の機体だったにしては。もとのガンダムにしても実戦期間は4ヶ月足らずだったわけだし。

そんなわけで、次から次へと生み出されてくる新バリエーション機には些かウンザリさせられている今日この頃です。まあ、「商売じゃけえ」といわれればその通りなんですがね。

ただ、アメリカ軍最新鋭戦闘機ラプター(Fー22)ですら初期の調達価格が1機200億円(1ドル100円換算で)近くするのに、ザクをはじめとするモビルスーツっていったい1機いくらするんだろう?500億?1000億?それを量産化し、あれだけのバリエーションや新鋭機を次々と試作しちゃったジオンってすげえなあ、とか。

まあ、初期には無敵だったろうし、戦艦一隻沈めるのに、そうした金額程度で数千億はくだらないだろう相手方の戦力を潰すという戦果が出るのならば(もちろんザク一機で平均何隻の撃墜率という数字の問題も含めて)、という計算も出るとは思います。
でも、ガンダム登場以後の負けっぷりというかガンダムのコストパフォーマンスの高さというか、逆にジオンのモビルスーツのあまりのコストパフォーマンスの低さ(撃墜のされやすさ)は大問題だったろうなあ。いとも簡単に国民の血税の結晶たるモビルスーツが簡単に撃墜されちゃうんだから。

またまた妄想に走ると、コロニーの落下作戦ってコストパフォーマンスが異様に良かったような気もします。



まあ、今のところはマンガの世界の話ですからどうでもいいんですけどね。ただ、あんまりお話の世界をイジリすぎると却って真実味がなくなるよな、ってだけの話なんですけどね。
Posted at 2009/09/24 20:01:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年09月24日 イイね!

R32 GT-R VS NA6CE ロードスター

R32 GT-R VS NA6CE ロードスター結局半年しか乗らなかったけど、R32GT-Rは大好きな車でした。今まで20台近くを乗り継いできましたが、おそらくこの車を買うときが一番興奮したのではないのかと思います。以前、またしてもニアミスをしたことがあり、その時は泣く泣く買うのを諦めました。白の最終型だったんですけどね。

Rの最大の特徴は「4WD」で「4WS」の「2600ccターボ車」というところだと思います。ボディそのものは非常にコンパクトで全長454cm、全幅175cm、全高134㎝というマスの大きさしかありません。
ノーマルでは遅いという声も耳にはしましたが、4000回転を超えてから効きはじめるターボの加速は「ほほう」と思ったものです。自分には十分すぎるパワーでした。

逆にそこに行くまでは他の車とたいした違いはありません。4000回転以下ならば、メカニズムの複雑さからくる重量が足かせとなって何だこんなものか、と思ったものです。
2568ccの6気筒ということはピストン1つあたりは428ccしかありません。同じピストン容量で4気筒モデルならば1712ccにしかならないのです。出始めのトルクとしてはそんなものという事です。しかも高回転時の過給を考えてもともとの圧縮比は低めですし(8.5)。

自分のRの車重は1430キロありました(初期モデルだったので)。重かった。勿論ヘボだった自分にもその責任はあります。ほとんどタービンを回した記憶がありません。ガス代も勿体無かったし。
また、自分がRに乗っていたときには既にVWでは、TSIなどに代表される新世代過給エンジンが登場していました。比較対象にふさわしくないかもしれませんが、それらと比べた場合、すでにRB26のコンセプトそのものが大時代的なものとなりつつあるんだな、と思ったものです。



さて、ロードスターは?
エンジンは1600ccしかありませんが、その分車重が950キロしかありません。軽いです。しかもすぐに思ったのは特に「フロントが軽い」こと。ハンドルを切ると同時に鼻先がスッと入る感じです。
ほぼ同排気量の車としてロータス エランがありますが、あちらは635キロという事ですから、もっと軽く走るんでしょうねえ。

トヨタスポーツ800という車があります。以前は「800ccの2気筒エンジンじゃあきついだろうなあ」と思っていたのですが、今にして思えば車重は580キロしかなかったそうですし、1ピストンあたりの排気量は400ccあるわけですから、けっこういい感じで走ったんだろうなあ、と今は思います。

昨年の北京のオリンピック、女子体操の部で、中国チームの選手の年齢詐称疑惑が報道されました。なんでも年齢の低い方が女子体操の世界ではより有利になるのだとか。
おそらく体が柔らかいということもあるでしょうけど、それ以上に体重が軽い事がより有利になるのでしょう。動きが柔らかく、軽くなるでしょうしね。
そういう意味でGT-Rはダイナミックな動きとパワー勝負の男子体操という感じに対して、ロードスターは動きの機敏さとキレで勝負の女子体操といった喩え方をしてもいいかもしれません。ミニ4駆で一生懸命肉抜きをされた経験をお持ちの方ならお分かりいただけるでしょうか?


この軽さ、という事に対して。安全基準等のこともあり、今、この車重で新車を作るというのは難しいようです。何せ、軽自動車ですらロードスターとほぼ同等か、あるいはそれ以上に重い車もあるのですから。
昨日のブログに添付した写真には以前仕事車として活躍してくれていたセルボ君(平成7年式)が写っています。
エアコンも効かない車でしたけど、マニュアルミッション車・車重700キロ台でしたので、踏めばソコソコ、でも高速はちょっときつい車でしたが元気よく走ってくれました。燃費も19~20キロ/ℓ(町乗り主体で)平均でしたしね。軽いってのはいいことです。
Posted at 2009/09/24 12:45:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年09月23日 イイね!

オイル交換

オイル交換今はサラリーマンじゃないので極力無駄な走行距離を重ねないようにしています。無駄な走行距離は無駄なガソリン消費でしかありませんから余計な経費でしかありませんから。用事の無い時には事務所にいるようにしています。

サラリーマンだった頃はそういうことに無頓着でしたから「走ってるほうがえらい」とばかりに無駄な距離も気にすることなく重ね、当時の平均年間走行距離は3.5~4万キロくらいでした。
このため、いくら新車に乗っていても3年目の初回車検前には10万キロを越えてしまっていたので、車検前にはタイミングベルトを交換時期を迎えていました。当時はゴム製タイミングベルトが全盛期でしたからね。

そうなると月に3000キロくらいは走行距離も伸びていくわけです。毎月100リットル分は営業用ガソリンとして会社支給があったのですが、それ以上は自腹です。
仮にリッター10キロの燃費だったとしても2000キロ分のガソリン代は自分持ちなわけですから、毎月の自腹分として2万円前後のガソリン代を支払っていた記憶があります。ガソリンスタンドとしてはいいお客だったでしょうねえ。もう潰れちゃったけど。

それはそれとして、走行距離が重なると、勿論メンテナンス費用も嵩むものです。大概の交換部品や油脂類が走行距離で以って、その痛み具合や劣化の進行を計っていきますから、特にオイル交換などはほぼ毎月のように行っていました。
メーカーとしては「推奨交換頻度1年もしくは1万キロのいずれか早い時期」と、当時は記載していましたが、早いほうが良いだろうということで個人としては3000キロくらいとしていたわけです。


さて、今現在は流石に当時のような走り方もしないのですが、それでも今現在の所有車は「ロードスター(ほとんど走っていない)」「ベンツC200(これもあんまり乗っていない)」「ヴィッツ(一番の働き者)」「イスト(嫁さんの車)」+「バイク ジレラ・サトルノ」となると、走行距離を台数でカバーしているようなものです。

凡そオイルの交換金額としてはリッター1,000円×必要量(ℓ)、というのが世間の感覚のようです。勿論グレードにもよりますが。
ただ、ちょこっと覗いて見た事のある人間としては、ディーラーで使う純正オイルの仕入原価って150円/ℓ程度(平成15年当時)という事を知っているので、リッター1,000円も払うのも馬鹿馬鹿しい、という思いもあります。
それだけオイル交換って儲かる商品なんですよね、ディーラーにとってもGSその他のお店にとっても。オイル交換専門店なんてものを見かけたときには思わず「おいおい」と思ってしまいました。
こないだまでは、定期点検・車検入庫時に同時にオイル交換を実施する場合には原価でオイル交換をしてくれる業者さんがあったのですが、その為だけに点検入庫をしても確実に5千円以上は元手がかかるので、それも如何なものかと。

それならばと、今考えているのは最初からオイルをまとめ買い(20リットルのペール缶で)したらどうだろう、というアイデアです。本当はローリー(給油装置を備えた貨物車)で来てもらってオイルのみを売ってもらう(オイル缶が不要になる)のが一番いいんでしょうけど。実際トヨタ共販(トヨタの部品専門の販売会社)は自社でローリーを導入して、各ディーラーにオイルだけを供給して回っています。昔あったオイルの入ったドラム缶なんてものは、今は無いんですね。


今見ている範囲でリッターあたり300円台で売っている所がありました(トヨタ純正のSMグレード)。200リットルのドラム缶ならもう少し安いんでしょうけど、そこまでは消費し切れませんし、使い切る前にオイルが劣化してしまいますし。あと考えなくちゃならないのは廃油をどうするか?ということですね。

そういえば、ベンツのオイル交換で感心した点があります。
今でこそトヨタ車もフィルター部分のみのオイルエレメントとしていますが、ベンツは自分のC(99年式)で既にフィルター本体部分のみの交換としていたことです。ケース部分はゴミでしかないので、本体だけ入れ替えるということですね。
それとC200は4気筒の2000ccエンジンです。日本車しか経験の無い自分からしたら、必要なオイル量はせいぜい3.5~3.8リットル程度と思って作業を見ていたら、何のことはない、5~6リットル飲み込んでしまうのですね。え?2リッターのエンジンでしょ?と思ったものです。
動力式(エンジン式)のエアコンなどもメンテナンスサイクルを長くするためにオイル容量を増やして劣化を遅らせるという方式をとっているそうですが、ベンツもその伝なのでしょう。4リットル近いオイルを年間2回も交換されて廃油を増やすくらいなら、オイル容量を増やして1回でも十分な交換サイクルとする、という発想なのでしょうね。
あの時は、ちょっと感心してしまいました。
Posted at 2009/09/23 15:10:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年09月22日 イイね!

ベンツ君を選んだ訳。

ベンツ君を選んだ訳。つい先日から「みんカラ」に参加させて貰って、チョコチョコと書き込みをしているのですが、どうもロードスターの記事よりもベンツ君の記事のほうが皆さんの反応がいいようです。
今までいただいたコメントは全てベンツ君の記事のほうばかりなので、ちょっとロードスターはお休みして、しばらくこちらにしようかしらん?とか思ったりしています。あんまりあの内容じゃあ面白くないのかな。



平成17年の初冬の事です。あるときひょんなことからクルマを買おうと思い立ちました。今から思えば魔がさしたとしか言いようがありません。

当初は、プリウスを買おうと思って探して(条件を絞って)いました。当時、既に2代目のプリウスが発売されていましたが、そんなものには目もくれず探していたのは初期型のマイナーチェンジ後のモデルです。
ある意味これはベンツ君を選んだことにも共通する選択なのですが、先ず何よりも先にクルマとして出来がいいクルマを条件にしていました。

プリウスはたしかにそのハイブリッド機構が、何よりも先ず先に採り上げられがちですが、それよりも、クルマの基本骨格として大人5人がきちんと座れる新世代の基本構造を持ったクルマであるということにその美点があります(初代は)。

それまでのクルマ達はアメ車的なプロポーションを範として「低く、長く」を基本として、5ナンバー枠で如何に伸びやかなプロポーションとするかに腐心していました。このため、多くのクルマ達は、その全高を140cm以下に抑えていました。おそらく5ナンバー枠の全幅170cmギリギリにボディを作ると140cmまでの身長、というサイズがギリギリ格好良く見せるためのボーダーラインだったのでしょう。
このため平成一桁までの車たちは、きちんと座面を起こして座れない車が多く、自分のように身長が190cmもあると天井の内張り材に抜けた髪の毛が絡んでいる、という事がよくあったものです。
そうしたしがらみを捨て、一気にクルマの身長を150cm台に持ってきて、クルマのプロポーション自体を変えてしまったのはヴィッツ・プリウス以降の事です。当初はハッチバックのみでしたが、FFセダンはビスタが、そしてFRセダンはゼロクラウンあたりがそのトップバッターだったかと思います。

そんなこんなで先ず初代プリウスが候補車トップバッターだったのですが、あるとき転機が訪れます。当初予算は100万円だったのですが、あるときふと「他の車はどうだろう?」と思ってしまったのです。
「たとえばベンツとかさ。Cなら大きさ的には大して変わんないし、どうせ買うなら初代C(w202)の最後期型あたりなら今いくらかな?」という感じでした。

で、蓋を開けてみると、あらまあなんと。高いものは150とか170万円くらいのものもありましたが(もちろんC280あたりのごく低走行キロ、左ハンドル車の黒とか白とか)、C200でみれば100万円前後のものがけっこうあるではありませんか。いくらベンツとはいえ、5年落ち6年落ちの、ごく普通のセダンとなれば随分お安くなるものです。

リセールバリューがあるからベンツやBMWは国産車と比べても維持費にそれほど差はない、とはよく耳にする話ですが、ほんとか、それ?と思っています。だって6年落ち店頭表示100万ということは、保証も含めて考えれば、おそらく仕入れ値はいいとこ70~80万強でしょう。オークション経由ならば買取金額はいいとこ60万前後かな。それで新車価格は400万円以上ですからお世辞にもリセールバリューは決して高いものではないと思うんですが。

それはともかくこの価格を見て
「ふーん。これなら買えんことはないじゃんか」。


これが魔の囁きでしたね。
その当時の同僚にも「プリウスなんて買ってもつまらんじゃん。いーよベンツ。それにしようよ。」なんて無責任なことを言われ、ついついその気になっちゃった所がまた馬鹿タレなところです。


で、後日。実車の前に立つこと40分。嫌がる業者に頼み込み試乗すること1時間弱。途中でボンネットを開け、下を覗き込み、透かして見たり遠くから眺めてみたり。トランクを開け、カーペットをめくり、パネルの継ぎ目を見てみたり、またもや下からのぞいてみたり。腕組みして悩んでみることしばらく。

「よし、きめた」

という事で決めてしまいました。御代はロードスターのときと同じく古物商許可証を見せびらかし、現状渡し80万円のプラス消費税とリサイクル費用ということに相成りました。勿論現金と引き換えで。
その日は「あー、とうとう買っちゃったよ」と、後ろめたさ半分、嬉しさ半分。不安もいっぱいでした。
その日、家に帰った時の心境は、「ばかでかいガンダムのプラモデルを買っちゃったのはいいけど、どうやって母親に見つからないようにして自分の部屋の中に持ち込もうか」とドキドキしながら箱を抱え込んで小さい頭を悩ませていたのとそっくりだったような。それだけ成長が無いとも言えますが。

こうして僕のCとの生活はスタートしたのです。もう少しで丸4年になりますね、そういえば。
Posted at 2009/09/22 14:22:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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