• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

h.shibataのブログ一覧

2009年10月04日 イイね!

ベンツの雨対策 雑記帳4

ベンツの雨対策 雑記帳4雑記帳4です。なんか今までのタイトルが硬かったので、ちょっと方の力を抜こうと思いまして変えました。

さて、よく言われるベンツの雨対策としては1本ワイパーとレインレールがあります。もう一つとしてワリカシどこにも書かれていない(見たことがない)ドアミラーについて少々。


一本ワイパーについては結構あちこちで採り上げられています。曰く「払拭面積を広く取るために敢えてワイパーを一本にし、タイミングを合わせてそのワイパーを伸縮させて拭取ることにより広大な払拭面積を得ることに成功した」などなど。うん。確かに拭取り面積は広い。開発姿勢も素晴らしいと思います。
私もこの文章を読んだときには「ほー、わざわざ金かけてこんな複雑そうな動きをするワイパーを作ることまでして拭取り面積を広くしているのか。確かに運転席はいいとしても2本式は助手席側の上端は拭取っていないしな。」と感心もし、自身がオーナーになったときには「おお、1本ワイパーだ、ベンツ様だ。さすが他の車とは違うわい」と喜んでいました。
買った時期は11月ごろでしたから、季節的に雨の多い時期というわけではなく、その活躍を日々実感するには時期を待つことになりました。


季節は春先。季節の変わり目を告げる春雷です。おそらくその時初めてワイパースイッチを3段階目に回したような気がしますが、このとき初めてこのワイパーの実力を目の当たりにしたのです。

「みえねー。」

スコールと表現してもいいような、ワイパースイッチの3段階目まで必要とするような豪雨に対して1本ワイパーは全くの無力だったのです。
まさに壊れんばかりの勢いで「ブオン、ブオン」と相変らず伸び縮みしながらワイパーはフロントガラスを健気に行き来しているのですが、拭取り面積よりも大事な拭取り速さを要求される(だって端っこがどうとかいう前に前が見えないんだもん)事態にはまったく非力であることを身に染みて実感いたしました。

私はまだ経験していませんが、実はこのワイパー。幾つかのサイト様からの情報による、自分では実地情報が未確認なのですが、某○ナセ様では「アッセンブリー交換で20万円くらい」と言われるそうです。それだけあったらクルマ買えちゃうよ、あんた。

このワイパー。オーバーホールが効くらしいのですが、外すのにえらく手間を喰いそうな気がして未だに手をつけていません。
中には伸縮しないワイパーに変造される方もあるようです。左右斜め45度の前後域で伸縮するようになっているので、この近辺になると伸縮にも力を費やす(つまりこのタイミングで力が掛かり壊れやすくなる)こととなり、その為に更にワイパーの動きが遅くなるようです。
元々1本ワイパーは、元の位置に来るまでに往復角度として360度の行程を要します。一般的な2本ワイパーは左右分割していることもあり1往復に180度しかかかりません。同じ回転数でモーターを回せば一つ箇所を拭取るのに倍の行程と時間がかかるわけですから豪雨には弱い訳です。

ちょっと弁護をするなら御当地ドイツでは、こういう温帯地域でのスコールのような雨の降り方はないんでしょうなあ。はたまたこういう雨の降った場合は危険なので運転を中止するように、という警告なのだと言われれば「ははあ」となってしまいますが。

この伸縮ワイパーを変造された方の記事を読むと、ワイパーゴムを上下入れ替えて根元方向に伸びたゴムを先端に向けて長さを調整(頃合を見てカットしてやる)してやると拭取り面積もある程度は取り戻せた上に、余計なフリクション(伸縮時の)もなく、非常にスムーズに動くようになるとのことです。



お次はレインレールです。
一応何かの話で聞いた限りだと、
「フロントガラスの両サイドに設けられた深い溝によってワイパーで拭われた雨水を受け、両サイドのガラスに雨水が流れて視界をさえぎることを防ぐ。両端にたまった雨水は走行時の力によって屋根の左右に設けられた雨どいを伝い、そのまま更にリアウインドウ左右にも設置されている溝を伝いトランクサイドの雨どいまで雨水を導き適切に排水される。」
といった感じの説明であったように思います。なかなか壮大なシステムです。確かに普通に走っている分にはサイドウインドウに雨水が流れていることは少ないように思います。

ガラスの立たせ方も雨水が流れやすいような角度で云々、という話も耳にした事はあります。でも雨が降ってから乗り始めたであるとか、巡航速度の遅い時にはあんまり効果がないので、出来れば「○インX」のようは撥水処理剤をサイドガラスに塗っておくと更に効果的かと思います。
フロントガラスへの塗布は個人的にはあんまり好きではないのでやっていません。定期的な塗布をサボると、ただ単に強力な油膜でしかないので、かえって剥がすのに多大な苦労をしますので。

ちなみに私のベンツ君はシリカスケール(雨染み)が気になっていたので先日ガラスコンパウンドを使い磨き上げてあります。これをやっておくと視界が晴ればれするのでお勧めです。でも注意してやらないと、ただ単にガラスを傷つけて終わりという事にもなりかねませんので失敗されても責任は取れません。あくまでも自己責任でやってみてください。
あ、そうそう。ガラスコンパウンドって、けっこうお高い(ボトル1本7~8000円位したような気がします)ので、これもお勧めしない理由です。
ディーラーなんかで撥水コーティングをしていますけど、あれは施工前にガラスコンパウンドで一応の磨き上げをしてから施工しているはずです。これを利用して「コーティングはしなくてもいいから磨き上げだけしてくれ」と頼んでみるといいかもしれません。確かガラスの撥水コーティングが2,000円くらいでしたから、「磨き上げだけで2,000円でいいから、その代わり徹底的に磨いてくれ」とかね。


ちなみにベンツのセダンにはリアワイパーを設定していないという話を聞きました。全部を確認した訳ではないので本当かどうかは知りませんが、その方が言う理由としては
「ベンツのリアガラスは、走行風によって雨水が流されやすい最適な角度で設置されている。このため、リアワイパーがなくとも良好な視界が得られるようになっている」なんだとか。へー。そんなに違うかなあ?

ただ、リアワイパーのユニットが後ろから追突された時に車内に飛び込んでくる、という事故例があるそうです。これを気にして極力リアワイパーを設置しなくともいいように努力してます、という事はあるかもしれません。というか、そのほうがベンツらしいという気もします。



最後のドアミラー編です。

冒頭の写真はドアミラーを横から状態です。
私は趣味も含めてクルマ磨き(電動ポリッシャーを使った総磨き)もするので気がついたのですが、ベンツのミラーは日本車に比べると非常に複雑な形をしています。日本車ならば精々つるんと丸いだけが関の山なのですが、ベンツの場合はあちこちにラインが入り、溝があり、角度がつき、となにやら曰くありげです。

大体雨の日に乗ると気に入らないのはドアミラーにかかった雨水が鏡面にかかって視界を妨げることです。
サイドガラスにかかる水滴は撥水コートで何とか処理できます。ただ、ドアミラーの鏡面は面積が狭いので処理し難いということがあります。日本車ならば鏡面そのものには「親水膜ドアミラー」などを採用して見やすくしてあるクルマもあるのですが。ただ、あれの寿命ってどのくらいなんでしょう?

私のCのドアミラーは少々濃い青色の着色が施され、ヒーターが入り、更に外側3センチ程度の部分の鏡面が角度を変えてあって、鏡面に映る角度を拡げてある、というものとなっています。これだけなら「二段階鏡面式ヒーテッドブルーミラー」などという名称で、日本車でも見られるものです。ベンツはそのミラーの風防も違うのです。

まず最初に気がついたのは鏡の風防のフチ周辺に掘り込まれた溝です。これがぐるっと下端を除く全周に掘り込まれています。おそらくこれは風防についた雨水を流すためのレインレールです。
風防本体は上下で角度が変えてあります。上半分のほうが倒れ方をきつくしてあるのです。おそらくこれは上半分に付いた雨滴をスムーズにレインレールに導く為の角度としてあるのでしょう。では下半分の角度は?
よく見ると風防の下のふちは下に垂らして拡げてあります。対して風防の下半分は丸く膨らませてあります。一旦流れ始めた雨滴が下まで来た時には勢いをつけて流れるようにとの配慮かと思われます。
勢いが付いた雨滴は下のヘリに当たって鏡面に付着することなくはじき落とされます。

上記の事は私がCを観察して想像したものです。
手元にあるW124の写真ではそこまでの風防の形に関するこだわりは感じませんが、それでも鏡面自体が随分奥まった位置に設置されており、風防のへりまで行った雨水が鏡面に飛沫となって付着しないようにするという配慮はしてあるように感じます。

こと風防の形に限って特段デザイン以外にこだわりを感じない日本車の場合、雨の際には風防のふちにあたった雨水はそこに溜まって飛沫となり鏡面に付着することが多いものです。今度よくご覧になってください。
おそらくドアミラーによってさえぎられた風が鏡面の前で内側に渦を巻いているのではないかと思われます。このため飛沫が余計に付着しやすいのでしょう。


ドアミラーについては書かれているのを見たことがないので、ここに書いたことは私の想像に過ぎません。でも形から察するにおそらくそんなに間違ったことは書いてはいないだろうと思います。でなければわざわざこんな金型作成に時間がかかる形にはしないだろう、と思うからです。
一回で抜けるように少なくとも3方向からのスライド金型は使うでしょうし、めんどうな箇所にディティールは入ってるし。

こうした深い配慮には脱帽いたします。



ただ、さすがベンツ様。このミラーも例に漏れず、よく壊れる、という話も耳にします。
なんでもミラー開閉用モーターの配線が、スレ防止のカバーを被せていない裸線らしく、あんまり頻繁にドアミラーを閉じたり開いたりしていると被覆が向けて銅線が裸になりショートしてしまう個体も少なからず、のようです。閉じたままで開かない、開いたままで閉じない、ということですね。

何でこういうところが抜けてるのかなあ。プランニングに時間を掛けているのはわかるけど、耐久試験の想定状況がどこか間抜けているんですよね。私達が使って良かったものだからこれでいいはずだ、みたいな。



随分長くなってしまいましたので、今日はこの辺でお開きです。
Posted at 2009/10/04 14:03:49 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月03日 イイね!

ロードスター 思いつくまま徒然記

ロードスター 思いつくまま徒然記トヨタのクルマを売っていた頃は正直な所、「重心位置の適正化を計るためにエンジンの搭載位置を極力後ろに持ってきた」だの、「ツインターボから、VVT-i+シングルタービンターボに変えた」だのと言われても「あ、そうなんだ」以上の変化は感じませんでした。
うるさく見れば確かに変ってはいるのですが、まあ、その程度といえばその程度。急激な変化を求めない層向けだと言えば、そうだったかもしれません。

ただ、1車種だけ。カルディナ(210系)のGT-Tと呼ばれる4WDのターボ車。あれは酷かった。打倒レガシイGTの心意気は買いますがね。たまーに街中で見かけますが、よく買ったなー、と逆の意味で感心してしまいます。あれ買えるだけのお金があれば「レガシイのほうがいいよ。それにしな。」ってトヨタの営業マンとは思えないことをそっと言ってましたしね。
当時1人だけ「欲しい」という人とお話をしましたが、全力でそれを止めたので、めでたく「GT-T」を世に送り出す手助けはしませんでした。
ただ、知っている中で1人だけ、あれに乗っている人がいます。当時、営業研修でメカニックから2年だけ営業職に職種変更されていた人の奥さんです。社員販売で350万くらいのローンを組んで買っていました。心の底から止めたのですが、カタログだけ見て買ってしまう人を止めるだけの力は無かったですねえ。いや、恐るべし、カタログ販売。



近頃の車たちはことごとく「肥大化」「大排気量化」「重量化」をしています。その際たる存在としてR35GT-Rなんてのもあったりします。確かに「メーカー純正・時速300キロカー」として最適化されたされた至れり尽くせりの内容であるとは思いますが、行き過ぎの感は否めませんし、実車を見る気も起こらないので見に行ったこともありません。見たら何か少しは気が変わるかもしれませんが。

バブル前後のパジェロを思い出しちゃうんですよね。初代パジェロってけっこうシンプルでタフですっぴん美人だったと思うのですが、売れるとなれば欲が出てスーパーエクシードのロングボディ、3.5ℓエンジンで、総額500万円払ったなんて人にもお目にかかりました。
でもスーパーラグジュアリー本格派4WDなんて訳の分からない売り文句のもとで仕立てられたクルマは「浜に行けば重過ぎるのとワイドタイヤなのとで砂を掻き揚げてしまい、もぐってしまい亀になる」「しかも重いので引き上げるのに一苦労する」「雪山に行けば重すぎる車重が災いして止まるに止まれず壁に突っ込む」「重いのでいくら排気量を大きくしても加速が悪く、このためにアクセルの踏み方が乱暴になり、走りそのものが乱暴になる」などなど。そうそう、買ったはいいが納車されてから駐車場に入らないことが分かった、なんて話も耳にしました、
ただ、一つだけ「バンパーも何もかも丈夫にゴツく出来ているので、乗用車と当ったくらいではキズ一つ付かない頑丈なクルマだ」と褒めている人がありました。おいおい、それじゃあ装甲車だよ。ぶつかる事を考える前にぶつけない事を考えて欲しいです。




ロードスターに魅かれたのは、取っつきとしてはもちろん、その流麗なボディラインに魅かれた事、個人的にはスーパーカーヘッドライト装備車である事が重大なポイントでした。もちろん個々にもリアテールライトのデザイン性の高さであったりと見るべきポイントはたくさんあるのですが。
ただそれだけではなく、そのスタイルから想像される期待を裏切らない「ライトウエイトスポーツ」を地で行く運動性能を併せ持っていたことも重要です。

雑誌なんかではいろいろと言われる事は多いですが、やはりロードスターの最大の武器はその体重の軽さだと思います。運動する物体である以上、慣性重量の違いは運動性能に直結します。ロータスエラン然り、トヨタスポーツ800然り。

ちなみにぜんぜん話は違いますが、つい最近までヨタハチの800ccエンジンって、冷凍車か何か、その辺のコンプレッサーの動力用として流用されていたらしくって、未だに部品が出るらしい、という話を聞きました。
また、エンジン式のフォークリフト車(近頃は工場の中が煤けないからという理由もあってバッテリー式フォークリフトが多い)のエンジンには未だに初代カローラ用のK型エンジンが使われており、部品が出る、というよりエンジンそのものがまだ生産されているようです。恐るべしトヨタ。使い回すねえ。


話を元に戻すと、その体重の軽さは乗ってすぐに体感できました。なんといっても鼻先が軽い。これにはびっくり。慣性重量を減らす為に、極力重心位置から遠い箇所にある重量物をそぎ落とす、という事も行われたと聞きます。
2代目以降はリトラクタブルヘッドライトが撤去されてしまいましたが、これも「フロント部分の慣性重量軽減のため」だそうですね。ドイツとかの北方に輸出されたロードスターの中にはヘッドライトが凍り付いて開かなくなってしまったのもあったようで、安全面での問題も考え合わされ、以後固定式に変更されたようです。

また軽いということは構造がシンプルという事でもありますから、整備性がいい、という事にも繋がります。いいことずくめですよね。

ただ、残念なことに代を重ねるにしたがってロードスターも重く、大きくなってきています。それに伴い排気量も僅かづつながらも拡大されてきました。仕方の無い部分も多いのでしょうけど、少々残念な気もしています。
ここらで一発、新規でボディ設計・開発でも出来れば、骨格の組み合わせから見直された軽量ボディも全く不可能という訳ではないでしょうけど、流石に予算がかかりすぎますから、この御時勢に、なかなかそれを望むのは厳しいんでしょうね。
となればより一層、初代を長く乗り続けられるようにメンテナンスを施すという意義も大きいわけです。ブッシュ交換もしておきたいし、幌も部品が出るうちに何とかしておきたいですねえ。やはりネックはゴム・プラ関係ですか。


そういえば、そういうもんだと思って気にもしていなかったんですが、私のロードスターはフロントの両サイドとリアの両サイドのマーカーが点灯するようになっています。ただ、考えてみれば日本車にこのような保安基準は無かったはずですから、これって先代オーナーが頑張って点くようにしたんでしょうね。
フロントのポジションランプの所に分岐コネクターが咬ましてあったので「なんだこれ?オリジナル状態でこんな部品を使っているのか」って思ってはいたのですが。今思えばサイドマーカーを点灯させるための電源線だったのか。

フロントのウインカーユニットの配線状態を知っているということで気が付かれた方もあったかもしれません。もちろん、あそこも外して掃除しました。ネジ穴の回りに赤黒く苔みたいなのも発生していましたしね。
ただ、何気なくランプのソケットを外そうと捻ったら「あっ」と思う間もなく電球ソケットとランプユニットとの結合部の一部が崩れ落ちました。プラの劣化って怖いです。あのコネクター部分を何とかしなくては....。

おじいちゃんの扱いを間違えると修理してんだか壊してるんだか分からない危うさもあったりして気が抜けません。
Posted at 2009/10/03 14:02:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月02日 イイね!

安全装備の昨今

安全装備の昨今変化が訪れたのは時代が平成になる前後の事です。この頃から日本車の指標が欧州車へとシフトし始めました。
快適装備と呼ばれる一通りの装備(エアコン・パワーステアリング・パワーウインドウ・オートマチックなど)は既に取り揃え済みでしたから、まずは3№税制の撤廃を機にボディの拡大が始まり、それまでの平べったいスタイルからボリューム感のあるスタイルを採り始めます。
そのしばらく後になって安全性を強調することが流行となりました。サイドインパクトバー、エアバック、ABS、衝突安全ボディなどなどです。特に平成7年ごろ日産が始めた「エアバック標準化キャンペーン」が大きなきっかけとなり、これを受けてトヨタは「運転席+助手席エアバックと4輪ABS」の全車標準装備化に乗り出します。それまではオプション設定はあったにせよ、現実的には付ける人はほとんどいない装備でした。

安全が売りになる、というよりは「あの車より安全性に劣る(装備の有無という分かりやすい部分で)」という風評が立つのを恐れたというのが真相でしょう。さらに、この時期以降の新型車には「衝突安全ボディ」なるボディ構造が喧伝され始めました。GOAしかり、ZONEボディ然り、TACT然り。
当時それらの車を売っていた人間からすると、センターピラーと呼ばれる前後のドアの間にある柱が太くなったな、とかずいぶんのドアが厚くなった、という印象はありました。
実際にはあんまり関係ないのですが、よく言われたのは「ドアの閉まり音」です。これが低く重い音であればあるほど各部が丈夫である証拠といわれました。「んー、いい音だ。丈夫そうだね。」とお客さんも喜んでいたものです。実は吸音材の配置換えだけでも随分と音を作ることができるらしいですが。

衝突安全の追求はボディデザインにも随分影響を与えました。それ以前と以後で顕著に違うのはボディ部分の上下幅が異様に厚くなり、サイドガラスの下端が搭乗者の肩くらいの位置までせりあがってきてボディのボリュームが肥大してきたことです。
室内の安全装備にも拍車がかかりエアバックは運転席、助手席、両方のサイド、カーテンシールドエアバック、運転席のニー(膝)エアバック後席用のエアバックなど全部で9個も10個もあったりすることが珍しくなくなってきました。

その他思いつくだけでも横滑り防止装置にきちんとブレーキすら踏めない人のためのブレーキアシスト、プリクラッシュセーフティといわれたレーダークルーズコントロールにミリ波レーダー。4輪独立制御ABSに駆動力左右配分4WDなんてのもありましたっけ?そうそう赤外線ナイトヴィジョンなんてのも出ましたねえ。ただ、本当にこんなんでいいの?という思いは拭えません。


道路を走れば前には高齢運転者マークをつけたクルマが怪しげな挙動を見せつつ走り、右を見ればこれでもかという数のぬいぐるみがダッシュボードを埋め尽くし、あれで前が見えているのかも疑わしいのにおねえちゃんが携帯片手に運転し、後ろには若葉マークつけ、ペタペタに車高を落とされたセルシオなんかがマンホールをよけつつ蛇行しながらくっついてくる風景もあったりして。
クルマの安全装置も大事なんだけど、それより先にやることがあるような気がしてならない今日この頃です。
Posted at 2009/10/02 22:14:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月02日 イイね!

ベンツC200 W202 というクルマの雑感 3

ベンツC200 W202 というクルマの雑感 3さて、今日は先日の続きです。

の前に。
仕事柄よく色々な車を乗るのですが、そこで思うのが「デッサン・クロッキーの欧州車に、浮世絵感覚の日本車」という印象について。

もちろん画材や気候条件(主に湿度の高低によるモノの見え方の違い)による差もあるのですが、西洋画は光と影、解剖学的に正確な骨格、絵的な配置などに全体的な注意が注がれているという印象を受けます。

それに比べ、昔の日本画は全てが実線で輪郭を表現されています。墨と紙いう画材のせいもあるでしょうけど、後から描き込みを足していくということはあっても、全体の描線は一発勝負。失敗しちゃったからソコだけ修正という訳にはいきません。
写楽の大首絵や春画などが特徴的かと思いますが、描きたいところ、印象的な部分というところがそのまま大きかったり、みょうにリアルで精緻な表現になっていたりと、まるで近代絵画のようなデフォルメがなされた表現もあったりします。

欧州車の全体的な印象も絵画に共通するものがあって、全体的なレイアウトやパッケージング、走りの印象など、クルマとしての全体骨格・基本設計・デザイン等には感心させられることが少なくありません。
が、ソコから息切れしてしまうのか、はたまたただ単に詰めが甘いだけなのか。プラ部品・ゴム部品・電装品関係の信頼性が意外なほど低かったり、外装仕上げが甘く、がっかりさせられたりという事が珍しくありません。
基本部分は丈夫と言えば聞えはいいのですが、プラ・ゴムもなければエンジンも成立しない訳ですからね。
日本車は、そのモデルチェンジのやり方にも問題があるというか、一度作っちゃったら、あんまりお金をかけたくないだけなのか。とにかく骨までしゃぶりつくすといったらいいでしょうか。延々と基本設計は変えずに使い続けるんですよね。
その代わり設計変更が効くところは随分変更が繰りかえされて信頼性や使い勝手はどんどん向上していく。「一所懸命」という言葉がありますが、まさに一点に集中する。
だから大本で基本設計が古くとも仕上がり品質は高く、機械としては壊れず故障せず、長期間の耐久性はともかく、10年15年という程度の期間であれば滅多に朽ちることはないという、それはそれで優秀な機械であると思います。全体的には幸せ、という感じでしょうか。


さてベンツ君です。
前回「北国の生まれ」という事を書きました。その寒いからなりの彼らの主張「こうあるべきだ・これがいいのだ」の部分について。

北国の車たちにとってバッテリーは、エンジンが目覚める前に使える唯一のエネルギー源です。このため温暖な日本ではバッテリーの存在が比較的に軽く見られがちですが、厳寒の地ではエンジンがかからなければソコに取り残されるだけです。最悪、待っているのは凍死、という笑えない事態もありえます。
携帯電話の雄、ノキアがフィンランド企業であることも偶然ではありません。彼の地では携帯電話を持っていること、繋がることが命綱だったようです。このことから携帯電話普及の当初から普及率は世界一だったため、それがノキアの成長の基にもなったそうで。

あちらは日本ほど人口密度が高くないですから運よく通りがかりの人が来た、という幸運に期待するより、何とか自力で脱出するべく頼みの綱のバッテリー様は特別扱いです。

基本的に電気は貯められません。バッテリーとは、化学反応の結果によって電気を発生させている化学プラントです。このためあんまり低い温度では化学反応が進みにくく、また、必要以上に加熱されてもバッテリーにとってはよろしくないようです。このため、ベンツ君の場合は日本車で一般的なエンジンルーム内への配置ではなく、特別室たるトランクルーム下のスペースに配置されています。しかもディーゼル用と見間違うばかりにデカイものが。
理由としてはエンジンルーム内への配置に比べ加熱される悪影響が少なく、しかも積載スペースの制限を受けにくいから、という理由でしょう。

バッテリーとは充電しすぎても放電しすぎてもよろしくない物のようですが、低温の時は元々発電反応が弱く、そこでひとふん張りさせると過放電となりがちです。これを防ぐには、もともとのバッテリーの容量自体に余裕を持たせるのが最良です。このため巨大バッテリーの登場と相成ったのだとか。未だに交換した事が無いのですが、あれ、いくらするんだろう?
ちなみにベンツのリモコンキーに使われている電池にはボタン電池が2個使われています。私が使い始めてからCは4年経ちますが、未だに電池交換はしていません。トヨタのリモコンキー(もちろん電池は1個)なら電池の寿命は2~3年位だったんですけどね。

さて、そんな特別室まで奢られたバッテリー様には、いざという時のことのために様々な配慮がなされています。

トランクルームにはもちろん作業灯があります。これくらいならベンツにもあるのです。トランクを開けると勝手にこの電灯が点くのですが、感心したのはこれを消灯するスイッチがあること。
もちろんトランクを開ける時間帯が明かりが必要な夜間ばかりとは限りませんし、あちらはミネラルウォーターの国ですから、しばらく開けっ放し、電灯をつけっぱなしになることもありえるのでしょう。だから必要ないときには消灯する。なんか見習いたくなります。

明かりつながりで室内灯です。ベンツには前と、後ろ用の2つ室内灯が設置されているのですが、スイッチが点灯のさせ方によって4つに分かれています。安全性も含めての事でしょうけど(走っている最中に室内を明るくすると外が見えにくくなる)、後ろ席用の明かりだけ点けるスイッチがついています。

空調で感心した点があります。
日本ではよくエンジンかけっぱなしで駐車場もしくは路肩で止まっている車を見かけます。夏は夏でクーラーをかけ、冬は冬でヒーターを入れるためにエンジンがかけっぱなしにされています。
ベンツの場合は「必要なければ、さっさとエンジンを切れ」という事なんでしょうけど、エンジンを止めた後でもラジエーターの余熱を使っての送風だけはできる、というスイッチがあります。もちろん鍵を抜いてあってもこのスイッチだけは作動します。
ちなみにオーディオも鍵を回さなくても作動するんですよね。おそらく全回路に電気を回して使うのがオーディオだけというより、使う可能性のあるところだけは繋いであるということなんでしょう。

笑ったのが、フロントのデフロスター(曇りとり)スイッチです。クーラーが作動している時だろうがヒーターが作動している時だろうが、とにかくデフロスターを作動させるとエアコンパネルの表示がいきなり「Hot」に切り替わり風量はMAXに。豪快に温風がフロントガラスに向けて噴出されます。最初に触った時には一瞬「何が起きたんだ?」と思いました。
まあ、曇り取りの効果自体は素早く現れますが、夏のときにこれはないだろう?日本車なら送風温度は変えずにひっそりと送風場所を切り替えるだけなのに。目的の為にはは手段を選ばないってことか?
ただ、たしかに北国の曇りとりとしては雪を溶かすということも考え併せてのシステムなのかもしれません。

ただ、エアコンの送風温度管理がけっこう杜撰なのが少々。日本車の場合は温度調整スイッチに敏感に反応して細かく送風温度が切り替わってくるのですが、ベンツ君は「暑いか、寒いか」の2通りはあるのですが、その中間のちょうどいいというポイントが非常に狭いようで、チョコチョコスイッチをいじくるよりはエアコンを切るか、窓を開けたほうが早い、という事が少なからずあります。
もしかしたら、それを狙っているのかもしれません。

そんなわけで今日はこの辺まで。
次回はベンツの雨対策について書くことにしましょうか。ちょうど雨続きですので。
Posted at 2009/10/02 15:33:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月01日 イイね!

ロードスター ポンコツからの復活2

ロードスター ポンコツからの復活2いかにもポンコツ然とした我がロードスターを前にして考えること数日。

「外装は後で磨いていくにしても、とりあえず室内を一度洗いたい。助手席は措くとしても運転席だけはレカロ(体格のこともあるし)にしておきたいし、喫煙車だったっぽいから一度室内のカーペットは丸洗いをしておきたい。ゆくゆくはフルノーマルに戻したい。」

とまあ、こんな感じでした。作業方針が決まれば、まずは室内清掃からです。シートを外し、センターコンソールは先のオーディオのことで外したまま。メーターの電球も暗いのでいっそのことと思いメーターフードも外しました。
意外な伏兵というのはいるもので、プラ製のメーターフードの爪は見事に折れました。仕方ないので歯科用レジンを買ってきて修復です。ここではプラリペアを使いました。何とか元に(?)もどって一安心です。
メーターフードを外し、メーターを止めていたネジを外し(4箇所だったかな)メーターユニットが外れると慎重にハーネス類を外します。この辺は何せ15年以上触った形跡がありませんからコード類も何気に硬くなっています。
寝ていたおじーちゃんをいきなり起こして、いきなりポッキリ折れて入院されてはたまりません。そーっと配線を伸ばし配線をレトラクリーンを吹きつけたウエスで吹き上げます。後はコネクターの接点に接点クリーナーを吹き付けておきました。もちろん組み付け前にも噴くのですけど。

あ、そうそう。ネジは外した場所ごとにひとまとめにして口にチャックの付いたポリ袋に区分けしておきます。ポリ袋にはどこのネジかをきちんと書いて。後で考えればポリ袋も再使用できるようにマスキングテープに外した場所を書いてポリ袋に貼ればよかったと思いました。直接書くと再使用時に迷うので。
こうしておくと組み付け時に大助かりになります。鈑金屋さんの作業は商売柄よく見てますが、あの人たちはそういう手間をかけません。この辺のネジやクリップはここにひとまとめ、といった程度です。よく分かるなあとも思いますが、こっそり聞いてみると「ヤマ勘」だそうです。後で足りなかったり余ったりは.........、言うだけ野暮ですね。

ちなみに以前「リアコンビネーションランプのブレーキランプが幾つか点かない」と言われたことがあります。電球のメンテパネルを開けてみたら、片方のレンズは、電球がはまるべきソケットごと付いていませんでした。もぬけのカラって奴です。よくよく観察してみると、どうもこの周辺を鈑金したクサいので、オーナーに確認した所、当りでした。おそらく鈑金をした際に以前のここのレンズは交換されたのでしょう。そこで電球の付いたソケットを外しておいて、そのまま新品のレンズに移し替えておけばいいものを、それをせずにそのまま捨てたんでしょう。無事鈑金が終わってレンズを組み付けた後も点灯試験すらしなかったんでしょうねえ。ちなみにディーラー仕事でした。何処とは言いませんが。

念のためメーターパネルにあった照明用のムギ球は全て新品に交換しておきました。めったに外す所じゃあないし、お年であることも事実ですから、組み付けたとたんに切れました、じゃあ気力が萎えること間違いありません。
でも今、当時のことを思うとムギ球じゃあなくてLEDでもよかったかなと、ちょっとだけ思います。
外したメーターには一つだけ不満がありました。私も元喫煙者ですので、すぐにそれと気が付いたのですが、どうも旧オーナー時代にタバコの火種を風で飛ばしたことがあるようです。カーペットに一箇所、メーターユニットの下端に一箇所、それらしき熱変形の跡があります。
さっさと他のものに換えてもいいのですが、途切れ途切れの記録簿から察するに、これがオリジナルのメーターであるようです。熱で変形しているので磨き落とせるものとも思えません。メーターユニットのカバーだけでも何れは交換したいな、と思っています。


ここまで来てやっとフロアカーペットを取り外す作業にかかりました。まずはシート背面の所から。ここはクリップで留まっているだけでしたが、ボディパネルに一部接着してある吸音材がべたついて嫌でした。あれって延びるんですよね。ビニョーッと。

そのままリアトレイ部分も剥がしにかかります。あまり無造作に触ると後がおっかないレインレールは、そのままそっとしていてもらいます。今回見た限りでは水漏れなどは無いようです。
ただ、バリバリに硬化変色変形(この部分を書いていてゲッターロボを思い出しました)を遂げたリアウインドウはどうしようもありません。いずれ幌はNBのガラス幌への換装を考えてはいますが、今、そこまで考えても焦るだけです。とりあえずはほっときます。今回は作業の邪魔になるだけのボロボロのリアウインドウの成れの果てを撤去するだけにしておきました。

ただ、それだけでは露天の作業ですし、季節も季節(8月)でしたから、いつ雨にやられるとも限りません。とりあえずの応急処置としてヤフオクで見つけた「ロードスター用のポリカーボネイト製リアウインドウ」を入れておきました。

今はどうだか知りませんが、当時は2人(千葉の出品者と九州の出品者)が同様のタイトルのものを出品していました。個人的な感想だと千葉モノは取り付けに非常に苦労しました。というより、あまりのメンドクサさに途中で投げ出しました。九州モノはまあ、はめ込むだけというか、屋根部分の幌とリアウインドウの幌部分の間にはさんでおくだけで十分(一応ビス2本で止めるようにはなっていますが)という代物です。とりあえずの代用にはなります。
これからそれを買おうとする人がいるかどうか知りませんが(これだけのセットでも8,000円程したように思います。)、一言忠告するなら、中にセットされていた100円ショップで売っている程度のベルクロテープは使わないほうが無難です。
この製品はポリカの特性を利用してリアウインドウを開けなくても、そのまま幌がたためる、というのが売りの一つなのですが、その後、幌をあげるとリアウインドウ下端の真ん中が妙にべロンと下唇が下がったようになってしまい、直後に雨が降ると室内に雨が進入してきそうで身の危険を感じます。幌を上げた後しばらく経てば元の張力を取り戻して大丈夫そうな雰囲気を取り戻します。
こんな具合なので「(下唇の垂れ下がり方が)心配な方はこれをどうぞ」という事でベルクロテープが付属品となっています。まあ、これが安物のサガか、3M製品ならよかったのかは今となっては不明ですが、糊がそれなりでしかない上に、いちばん日当たりのいい場所にくっつける為、糸を引いてはがれてきます、というか私の場合は剥がれました。しかも糊がまた取れないんだわ、これが。
結局千葉モノとあわせて3セットも投資してしまいました。あーあ。


さて、ここまで来て、一つ大きな障害が現れました。ロールバーです。メッキの鉄板を切り欠いてその下までパイプは延びています。うーん。どこで固定してるんだ?これ。
正直このロールバーは邪魔なのです。座高のこともあって、ちょうどルームミラーから後ろを見るとき、このバーが視界の上端に懸かって。しかもガラス幌に換えた時のことを考えても(NA幌とこのへんはちがうんですかね?知らないので。)、ロールバーが、リアウインドウを開ける時に手をかけるであろうジッパーのラインにちょうど重なっていてやりづらいことこの上なさそうです。やっぱり外したい。車体剛性が云々という人もいましたが、コの字型の4点ロールバーで斜めパイプもないので、純正のブレースバーのほうが効果はあるはず。ということでやはり撤去したい。
そんなわけで上から下から覗いてみると、これがまた随分と奥まったところで(ショックアブソーバーの取り付け箇所付近)、片側6角ナット4本(だったと思う)で止まっていました。上は何とか覗けましたが、その下の固定場所は結局その時は分からずじまい(後日確認済み)。
たまたま作業時期・時間がヤブ蚊の飛び交う時期だったこともあり、汗をかきつつヤブ蚊の襲来に身を任せつつ、集中力が途切れ途切れになりつつ。
という訳で諦めました、というかこの作業はまた後日にしました。だって、蚊が。


とまあ、こんな具合で今日のカーペット剥がし編はここまでです。リッチ編集のやり方がよく分からないので、またどこかで、この辺の画像はアップしておきましょう。

需要があるかどうかは分かりませんが、まだまだ格闘は続きます(した)。
Posted at 2009/10/01 13:27:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2009/10 >>

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

浜松市 歯科 オペラデンタルオフィス 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/06/10 09:35:08
 
しばた新聞 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2009/09/22 19:37:56
 

愛車一覧

トヨタ マークX トヨタ マークX
22年ぶりにセダンに戻ってきました。と、思ってたらC200がセダンだったからそうでもない ...
トヨタ ラッシュ トヨタ ラッシュ
平成30年7月15日 ハイゼットカーゴの後釜として登場です。アイ同様、4WDモデルを選び ...
トヨタ iQ チョロQ (トヨタ iQ)
Return of the Yellow これですね。 今年は妙に代車稼働率が高く、一 ...
スズキ アルト 赤アル (スズキ アルト)
アルトです。どノーマルです。CVTです。しかも人生、初赤。初ハイブリッド(エネチャージ) ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation