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h.shibataのブログ一覧

2011年03月26日 イイね!

時計における好みのパーツ形状

時計における好みのパーツ形状思いついては見ています。

以前であれば、そのメカニカルな表情が好きだったのでクロノグラフ一本槍で時計は選んでいました。でも、実際買ってみた感想では殆どストップウォッチ機能は使わないし、使っても見やすく使いやすいストップウォッチ機能なのは手持ちの中ではホイヤーになってしまいます。
ブライトニングはスモールセコンドの表示が小さくってわかりにくく、デイトナは防水性能第一の設計の為全てのリューズボタンが全てねじ込み式になっているので、いざ使うとなると前準備が面倒くさい。となると結局使わない。

だったら、今回もし買うとなれば普通の奴でいいかなあ、と。

そりゃあもちろん、パテックあたりが買えれば一番良いんでしょうけど、流石にあそこまで手を出す勇気はありません。パッと見、何でそこまで高いのかわかりにくいしねえ。
ああいう、所謂高額な時計の中で個人的に好きなのはブレゲです。でも私に似合うとは到底思えませんし高すぎて手が出ません。
そう思うと安くってキレイなのがモーリスラクロアなんですよねえ。




さて、写真のブツがちょっと気になっているロレックス・サンダーバードです。

付いていてほしいのは、見やすい日付け表示です。この点、ロレックスのサイクロップスレンズはうってつけの機能です。だから今のところロレックスばかり見ているんですが。

針の形状は、このタイプが好みです。通称ベンツ針と呼ばれる、スポーツモデルによく使われる単身の先端部にあるベンツマークのような丸いポイントは、長針と短針の区別とかを考えると視認性に優れるのでしょうけど、何だかおもちゃっぽくって。それよりはこういうスラリとした針のほうが好みです。ブレゲが好きなのも、あの青い焼き色をつけた細く繊細なブレゲ針の形状が大好きだからです。

文字盤の時刻表示も、写真のようなバーインデックスで十分。中にはローマンインデックスとかアラビアンインデックスと呼ばれる、数字表示をアラビア数字やローマ数字で表示するのもありますが、個々はスッキリ感を重視してバーインデックスが良いなあ。

風防の周りにあるベゼルですが、別にダイビングをして酸素の残り時間を計らなくてはならないような所に行くつもりは毛頭ありませんから、ここは回らなくても良いです。ただ、通常のデイジャストのような単なるギザギザだけだと以下にもロレックスのノーマルモデルの感じがわかりやすいので、ここはこういう感じになっていると大変好みです。

ただ一点。実用使いを考えると、できればリューズガードは欲しいところです。たしかにロレックスはねじ込み式のリューズとなっていますが、剥き出しのリューズはやはりちょと不安でもあります。カツンと当ててしまって飛ばしてしまう恐れも無くは無いですから。多分、サンダーバードだとないんだろうなあ。まあ、そういう作業をするときは面倒くさがらずに外せばいいんですけどねえ。


色合いとしてはコンビネーションモデルを今は考えています。まあ、派手なんで日本国内では敬遠されるようで、その分中古はお安いんですね。新品価格はけっこうなモンですけど。
このコンビネーションモデルに白い文字盤の取り合わせなんかが好きです。黒文字盤でもいいんですけど、黒文字盤だとコンビモデルを見かけないんですね。見ないだけかもしれませんが。


まだまだ迷走は続きます。
Posted at 2011/03/26 18:53:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月26日 イイね!

お金の行方

今日は日々目にした記事の雑感を幾つか。


義援金って総額で幾ら集まっているのか知らんけど、あれってどうなってるんでしょうね?

どの数字が正確なところなのかわかりませんが、仮に30万人が被災者として非難していると仮定して、しかも給食費みたいなレベルで食料が仮に配分できたとして。
1日分の合計金額が300円で調達できると仮定しても合計で9千万円もの金額が1日の食費分としてだけで消費されてしまう計算になります。
ちなみに昨日、私自身の入院費の請求書が送付されてきましたが、1週間分の食費合計が3,900円となっていました。入院に数で割れば560円/日ほどになりますが、入院初日は夜だけだし、翌日の手術日は丸一日食事を取っていません(点滴のみ)から、病院の食事ではもっと金額をかけている事になります。

入院の総請求金額(保険負担分を含む)は418,760円。内、手術代が130,420円。麻酔(全身麻酔)代が72,380円でした。
大雑把なところで手術関連のみで約20万という感じですから、入院そのものに関しては、やはり当初予想していた「1日あたり3万円程度」という皮算用で間違っていません。
もっとも、高額医療の上限額が実際の支払金額の上限になりますから、上限金額81,618円+食費分3,900円(その他の保険外自己負担費用は今回はなし)で、合計85,518円が今回の実請求金額になります。

恐らく今は災害出動という事で、赤十字社なんかは費用請求も出来ないでしょう。すると、満額ではないにせよ、これに近い金額は義援金からの持ち出しで賄っているであろうことを考えると、けっこう膨大な金額が医療費として費やされているんだろうなあ、とか。
仮に入院相当の重症患者が被災者の5%としても15000人となります。多少なりとも救援物資をあてにして1日1万円程度の持ち出しで済ますにしたってそれだけで1.5億円/日の費用が必要経費となる勘定です。
しかも、老人比率が高いことを思うと、完治ってどういう状態?となりますから、失礼な事を承知の上で言っちゃうと、恐らくいつまで経っても終わらない医療となるだろうな、とも想像します。
そうなると、食費と医療費だけでも最低2~3億円/日は掛かるのだろうなあ。

しかも同時並行で農産物への放射能被害もありますし、季節はもう春ですから次期としては夏や秋の収穫期に向けての種まきのシーズンです。つまり目に見えないところでの日々の被害額は着実に増加している、という事でもあるのでしょう。
いっその事、原発の周囲30キロとか50キロ圏内を太陽光発電プラントとして、一括買い上げをしてしまう方が良いんじゃあないかとも思ってみたり。


基本的には災害派遣を受けているアメリカ軍などは、本国の持ち出し・手弁当での出動が基本の筈です。でもこれなんかも、まともに請求を出すとしたら、とんでもない金額になるんだろうなあ。

ちなみに雪山遭難などで救援隊が山狩りをする光景がテレビなどで放送されますが、あれはボランティアではなく有償です。後でキッチリ請求が来るようです。
伝え聞くところによると隊員一人1日1万円程度みたい。つまり「述べ200人動員して.....」というときには多分200万円くらいの請求書が遭難者の手元に届けられているのでしょう。おお、怖。
ちなみにそうした「遭難時救援費用」とかいうものを補償する保険なんかもあったりします。あれも確か200万円程度の保障内容じゃあなかったかな?



仮設住宅というお話も出ていますが、あれは誰の費用負担なんでしょう?これも義援金から?それとも自治体の積立金とかから?それとも国が?またまた、それともチャッカリと入居された本人に請求が行くモンなんでしょうか。例えば家賃の免責日数10日とかそういう感じで。






被災された方々のところへ日付(既に3月もあと少しなんですよねえ)の事もあって、そろそろ東京電力から「電気料金の請求」のお知らせが届き始めている、という記事を目にしたんですが、笑いましたねえ。
曰く『検針にお伺いできませんでしたので、先月と同様の使用量とさせていただき、同額のご請求をさせていただきます』などという、これがブラックジョークだとすれば最高のセンスと称えてもいいくらいの文面が印刷されているようで。
もちろん東京電力の下っ端としては、時期的にやらなければならない通常のお仕事の一環なんでしょうけど、これはトップダウンで何がしかの経営判断を下すべきでしたねえ。どうも社長は過労で入院しちゃっているようですけど。


もちろん電力の安定供給は、ある程度国策として進めなくてはならないことだとは承知していますが、それはそれとしても「かかった経費すべてを合算した上に儲けとして4.4%分の利潤を加えた金額を電力料金収入としていいよ」という事が法律で定められている、なる文章も目にしました。総括原価方式というのだそうです。電気事業法という法律の中で定められていることなんだとか。

これを、なりは小さいにしても一企業の経営者の目で見た場合不思議でならないのが、電力会社は各営業地域における独占企業であるにもかかわらず、4.4%もの純益を法律で保障してしまうって良いの?って思ってしまいます。しかもあらかじめ従業員の給料なども経費として計上している訳ですから、やりたい放題じゃん。
まあ、成立時期の昭和39年という時代を考えれば、あの頃には必要な部分もあったのであろうことまで否定はし切れませんけど。

例えばこの御時勢に、完全に4.4%の利回りを保証してくれている銀行預金と思えば判り易いかもしれません。しかも元本を幾らかけても、きちんとその回収すら保障されているというわけです。
普通、営業をしていく上で請求・回収しきれない経費は常に出てくるし、人件費はあくまで粗利益の中から捻出するものですから、純益を圧迫することなど往々にしてあることです。設備投資なども丸々経費請求できる体制は幾ら国策企業だとしても、保護のしすぎではないでしょうか?と思えます。

何処まで電力会社の企業会計の中に国の監査が入っているのかは知りませんが、そこまで保護しているのであれば、別にことさら利益を出す必要も無い様に思ってしまいます。それよりも却って定率の国税負担を求められても良いくらいに思えるんですがね。


まあ、今回の原発事故に関してはいろいろ東京電力に対してあれこれと言われている訳ですが、施設復興にかかる経費分として「電気料金の値上げ」という文章も目にしたりしています。もちろんこれは上記の「総括原価方式」を基にした行為ではあるのでしょうけど、でも納得はされないでしょうねえ。
こういうところできちんと上の人間が全体を見た上での方針を打ち出すべきなんですけど、もうバラバラ。指揮系統も何もあったもんじゃあないなあ。


多分、文中失礼な表現や思い違いも少なからずあるでしょうけど、平に御容赦ください。
Posted at 2011/03/26 12:57:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月25日 イイね!

実は時計を探しています

実は時計を探しています今現在日常で使っている時計はブライトニングのクロノマットです。かれこれ10年以上使ってきたでしょうか。カーフの革ベルトも買ったときから既に何度か換えて今現在も使い続けています。
途中一度オーバーホールもしてはずみ車も替えました。別に普段使いをしている分については、これと言って不満はないのですが、強いて言えば長年使い続けてきたこともあり、文字盤が随分いい感じに剥げてきてしまっています。この手の時計の文字盤は加工性を考えて金地金を使うのが常道ですので、色の剥げた部分は地金の色が剥き出しになってしまっています。ついでに言うと最近は少々時間の遅れも目立つようになってきました。となればそろそろゼンマイも替えるべき時が来ているのかもしれません。


もう1つは他所行き用と言うか、見てくれ重視というか。まあ、そういう時にしか使わない見栄っ張り用としてのロレックス・デイトナのコンビモデルを持っています。どうせその時にしか使わないので、普段はケースの中で眠りっぱなしなし。
元々はこれをメインに使おうかと思って勢いにまかせて買ってしまった時計なんですが、流石に恥ずかしいのと、日付表示がない(領収書を書くときに不便すぎる)ので、お蔵入りモデルとなってしまいました。まあ、本来が一発勝負の時用ですからまあいいのでしょう。

もう2つ、たまに使う時計があって、一つはクォーツのタグホイヤーで、デイトナ、クロノマットと同じくクロノグラフ(ストップウォッチ機能のある三つ目のスモールセコンドのある時計)モデルです。もう1つが兄貴に貰ったSUNNTOというメーカーのデジタル時計。

基本的にはビジネス時(普段時ともいう)にデジタルは不似合いなので、ホイヤーかブライトリングを使うのですが、最近辛くなってきているのが、よる年波のせいか、細かい文字が見え難くなっていることです。いやマジで虫眼鏡を持ち歩くようにしようかな、と思うほど。特に、時計の日付表示が見え難くなってきていて仕方がありません。


まあ、これだけのために時計をあつらえるのもなんだとは思うのですが、やはり見難いものは見難い。


そういうときに「コレなんかはどうだろう?」と心惹かれるのが日付までも針で指し示しているモーリスラクロアのマスターピースシリーズ・ファイブハンドモデルです。これなら判りやすいかな、と。

もう1つ有力候補に挙げているのが、まあそろそろロレックスも厭味にならない年になってきたかな、という事でロレックス。あそこっちの時計は日付表示部にレンズを形成してあるのがいいんですよねえ。


じゃあ、どれにしようかと思い悩んでいる訳ですが、これがなかなかこれと思い定まらない訳です。


定番と言えばGMTマスター辺りになるんでしょうけど、私的には24時間表示は全く必要ありません。それでも黒文字盤のコンビモデルなどは惹かれるものはあるんですけどね。
ロレックスと言えばスポーツモデルも充実していますが、わかりやすいのがやはりサブマリナーでしょうか。でもさすがにいかにも感がアリアリで、アンちゃん連中でもしているのをたまに見かけることを思うと、ちょっと嫌だなあ、と。
じゃあ、シードウェラーか?とも考えますが、あれだと日付表示ありのモデルでもがレンズ付きでなくなるんです。これでは意味がない。まあ、それ以前にオーバースペック過ぎて却って恥ずかしくなってしまう、と言うこともあるんですけど。


そんな感じであれこれ迷って、これなんかどうよ?と気持ちが動いているのがヨットマスターの中の「ロレジウム」というモデル。白と銀の白系統一色の色彩の中で「ヨットマスター」の文字のみ赤文字のワンポイント、ベゼルはプラチナというモデルなんですが、わりあい近年に追加されたモデルであることもあってほとんど見かけません。

これなんかは清潔感あふれる感じでいいかも?写真はただのヨットマスターなんですが。

そのほかにはサブマリナーの中でも青サブと呼ばれる青文字盤のコンビモデルも好きには好きなんですが、これを選ぶようならよそ行き用のデイトナが既にあるしね。


オーソドックスな外観を求めるならもちろんでいジャストがいいのでしょうけど、あれは流石にわかり安すぎて面白くない。



買うかどうかは判りませんが「うーん、どれがいいかなあ」と妄想を膨らませるだけならタダですし、これほど面白い時間もないので、あれやこれやと妄想を膨らませているところです。これは、と思うモデルがありましたら御教示いただけたら幸いです。







Posted at 2011/03/25 20:06:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月25日 イイね!

ブルートゥースを買ってみた

ブルートゥースを買ってみた実は一度、携帯電話で捕まったことがあります。


よりによって以前から、ここは危ないと知っていたところで。

よりによって、本当にどうでもいい内容の電話で。

よりによって、かけ終ったばかりの時で。


.............。


確か7,000円位取られたはずです。



ハンズフリーにしておけば捕まることは無い、とは聞いてはいましたが、ハンズフリーであってもそれほど実質の安全性が向上するのかどうにも納得が行かない私としては、今までハンズフリーの器機を買うつもりになりませんでした。

そうこうしている内に、仕事で陸運局なんかで書類の出来上がりを待っていたりしていると、ブルートゥースのイヤホンとマイクを耳につけたまま闊歩しているおじさんやブラジル人達が妙に目に入るようになりました。しかも電話を取るまえふりの動作無しでいきなり話し出すものですから傍で見ていると気味が悪くて仕方がありません。
電話機を耳に当てているのならばまだ理解が及ぶのですが、ハンズフリーだと虚空に向って話しかけているわけですから、その光景はまるできち○いのようにも見えてしまいます。



さて、そんな偏見ばかりが大きく育っていた私ですが、ちょっと状況が変わりました。

本音としてはいまだにバッテリー容量の非常に大きいE03CAに後ろ髪を惹かれっぱなしなのですが、IS03に機種変更してしまった以上、まあそれはそれ。それでも、もうしばらくは使おうかな、と思っているのですが。

で、そのアンドロイド携帯。

着信時の受話も、画面上のアイコンをスライドさせることで受話操作としているため、必然的に両手で操作しなくてはならないという必要上、流石に運転中では注意もそれるは、手も疎かになるわで危なくって仕方がありません。まあ、これは半強制的にハンズフリーを使え、ということを強要されているようなものだなあ、と思ったわけです。
昨日も、なんだかんだいって電話があり、仕方なく今日から暫定的に仕事を始めている訳ですが、今日は今日はで運転中に2度3度、お電話もあって。

もう本格的にこの電話で仕事をしていくつもりである以上、ハンズフリーを買うしかないな、と。致し方なく。


しかし、ブルートゥースのハンズフリーってけっこうするモン(値段が高い)なんですねえ。骨伝道のうんたらとかいう奴が5,000円位する。うーん。


で、結局そこまで出す勇気も無く3,000円くらいのものを買ってみました。



でも買ってから今まででは1度しか電話がかかって来ませんでした。
でもその一回で試してみた感じでは、意外と聞こえるモンなんだなあ、と。相手がどのように感じていたのかはわかりませんけど。でも多分傍から見たらやはりものすごく違和感のある挙動で電話をしていたんだろうなあ。


そういえばやっと、アンドロイド携帯のカメラ操作にも慣れてきました。今回の写真がそれで撮った物なんですが、流石に今時のモノであるだけあってキレイに撮れているもんだなあ、と感心しました。あとは.........。



やはり電池容量ですかねえ。退院してからは殆どネットも見なくなりましたので、こういう状態が続くようならばネット回線の契約も不必要に思えるようにもなりました。

まだまだ迷走は続くなあ。


Posted at 2011/03/25 17:45:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月24日 イイね!

「お上のすることに間違いはない」という幻想と、それに振り回される庶民

今日のブログの元ネタはJI1Vさんの記事です。記事中にアップされている映像を見て思い出したのが、会社員時代のある出来事でした。


ある時、納車準備をしていたときの事です。ふと手元に来た車検証を見て「あれ?」と思ったのがきっかけでした。何と折角出来上がってきた車検証のお客さんの名前が間違っている(漢字が違っている)ではありませんか、という事態。おいおい、こんなんじゃあ納められないじゃあないの。知らない振りして納めるワケにもいきません。

先ずは一発、パートのオバちゃんにかましました。
「アンタ、書類のチェックが仕事のクセに、何でこういう事に気がつかないんだ。これが来たのは一昨日のはずだろうに今になってこれが発覚しているようじゃあ明日の納車に間に合わないだろうが。」
もちろんパートのオバちゃんは平謝りですが、謝ってもらったところで今更リカバリーは効きません。

その光景を横でみていた課長がパートのオバちゃんに助け舟を出します。ちなみに、このオバちゃんを採用することに決めたのはこの課長でした。何を言うかと思えば。

「柴田、お前が書類を書き間違えたということはないのか?」

この予想もしない応酬に簡単に引き下がるほど当時の私もお人好しではありません。「印鑑証明やら車庫証明もあって、それと付っきりで委任状を書き上げて。ここでもチェックし、地区(本部の登録管理セクション)でも書類チェックがあって、更に自販連でもチェックがあって。更に登録受付窓口のチェックもくぐり抜ける書き間違いがあるわけないだろ。何年この仕事やってるんだ?」

現実問題として、3重どころか5重くらいの書類チェックがある以上、少なくとも私の手元から出ている書類に間違いのあろう筈がありません。そうでなくとも現場のセールスが扱う程度までの書類で、私が提出書類をミスしたことなど一度も無く、仮に書損をしたとしてもリカバリーが即座に出来るよう、印鑑はあらかじめ2通り貰っておくことを徹底している私です。


つまり考えられるのは、

陸運局が車検証を作成する際のデータ入力が間違っていたのではないか?

というのが一番ありそうな理由です。今、これを書いている時点で思い返せば、地区本部で作成しているはずのコンピューター読み込み用の申請用紙(OCR用紙)の文字が間違っていた可能性も否定しきれませんけど。私はそれを見ていませんしね。


いずれにしても、誰が責任を取るにしても、とりもなおさず車検証を正しい文字で出し直してもらわない事には明日の納車ができません。言い争いをしている課長と私とのやりとりを見かねた所長が間に入ってきました。
「柴田、車検証を再作成してもらう手続をしてもらえ。ただ、これだけは1つ言っておくが、仮に陸運局が入力ミスでこういう車検証を出してきたのが事実だとしても、陸運局は絶対に認めない。そういうもんだ。
あそこは、
絶対に自分たちのやったことに間違いはない
と言い切ってくる。間違っているとしたら、お前達の出した申請書類が間違っていた、と自動的になる。仮に車検証がでてきたその場で漢字間違いを指摘すれば、その場でやり直してくれるが、一旦受け取りが済んだら間違いは無かった、と言うことになる。だから、お前は面白くないだろうが、申請書類の文面は『私の申請が間違っていましたのでごめんなさい。直してください。』という文面の書類を出すことになる。面白くないだろうが、そこにお前の署名・捺印が欲しくなる。すぐに取り掛かれ。」


と、まあこんな具合で面白くないながらも屈辱の文章を書き上げ、署名捺印をし、お客さんには「こんな事は滅多にないんですが......」と言い訳しつつ、とりあえず新車は約束の日に納めさせていただき、後日再作成した車検証をお届けする、という段取りでその場は納めました。




例えば同様の事と思えるものに、新車の型式申請があります。

おそらく新車の類別区分の番号を取得する数の分だけメーカーは完成車を国土交通省に持ち込み、お国としては「これならば基準を全てクリアーしているので、完成車として車を作ってもいいよ」というお墨付きを与えた上で「生産承認」を出す、という流れなのだろうと解釈しています。この申請には1台当たり数百万というお話も、漏れ聞こえてもきます。
つまり、それだけのお金を取っているからには、私に言わせれば「お墨付きを与えたからには、その責任だってあるはずだ」と思っています。



ところがリコールだって実際には頻発している現実もある。どの面下げて、リコールの届出を受けているんですかね?お墨付きを出した側の仕事の質だって問われてしかるべきだと思うんですが。


損害保険の資格として「損保マスター」なる区分けがあります。もちろん私も持っている資格ですが、その資格試験の中に「法律」「税務」という分野があります。
その法律分野の試験勉強をしていたときに気が付いたのですが、普通、一般企業に勤める人間が何事かやらかしてしまった時にはその当事者と共に管理責任者にその責が問われる、というのが普通です。ところが公務員は、何故かその個人が責任追及されることは無く、あくまでその雇用者たる地方公共団体なり、国なりが責任を負うだけ、なんだそうなんですね。早い話、誰も個人としては責任を取らない、という。





もちろん、個人に責任をおっかぶせるには大きすぎる話も時にはあるのは理解できますが、個人追求が無い様では、やりたい放題になる可能性は否定しきれるものではありません。
公務員たるもの、規律と責任感は人一倍あってしかるべし、というのが一般的な期待値だと思うのですが、やはり怠けたくなるのが人間である以上、きちんと責任の所在をハッキリさせるところから始める必要があるように思えてなりません。早い話が「給料分の仕事をしろよ」ってだけなんですけどね。



今回の大震災をいい方向に生かす心算がもしあるのならば、これをきっかけにすれば民主党の支持率だって変わってくるだろうに、とは思いますが。


無理だろうなあ........。
Posted at 2011/03/24 12:39:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   01/14 11:39
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